うーけけです。
前回言った通り、先日行われたGP静岡に出場してきました。

今回のフォーマットはチームシールド。
3人1組のチームで12パックを開封し、それを用いて3人分のデッキを構築するという形式のものです。

宗旨替えする以前に行っていた遊戯王では、チーム戦の大会が主体であった為、懐かしさを感じると共に
一層気合が入ります。

今回は28番、どみなんとがチームを組んでくれました。
両名とも、遊戯王をプレイしていた時はずっとチームを組んで活動した仲で、気心の知れたチームメイトです。

途中でどみなんとがマジックへ転向してから、ずっと言っていた「またチームを組みたいね」の言葉がついに実現した大会でもあり、本当に楽しみにしていたグランプリでありました。


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チームの役割の分担は以下の通りでした。

A席:28番
・担当【ランプ系統】【海賊】
勝負どころの一点を中心にしたプランの立て方が兎に角正確な男です。
プレッシャーにも強く、強力なレアを的確に運用できることが期待されるので、ミッドレンジ以降の速度帯の海賊デッキを担当してもらいました。
また、彼を除いたチームの他二人が極度のランプ嫌いであったので、緑のランプデッキを組むことが妥当であろう場合には引き取り手になって貰っていました。
好きな食べ物は砂肝です。




B席:うーけけ
・担当【白黒吸血鬼】【青緑マーフォーク】
ぼくです。
細いカードが好きで、ゴミを食わされてもあまり文句を言わないので、3rdデッキ寄りの物を扱っていました。
吸血鬼は強力なアーキタイプですが、宝物トークンを用いて強力なレアをタッチすることができ、1stデッキになりがちな海賊デッキに黒いスペルを譲ることが多かったので僕の担当になっています。
マーフォークは必要なパーツが多く、構築可能なプールが限られています。
練習では強力なマーフォークを構築できるプールにであったことがなかったので、ポテンシャルを3rd寄りのものだと見誤っていました。
グランプリより一週間前のプレリリースでマーフォークを何度か構築した自分が一応担当...なのかなぁ...といった認識で一応担当としていました。
好きな食べ物はおでんです。



C席:どみなんと
・担当【赤白】【赤緑恐竜】【海賊】
三人で最もコンバットに長けた男です。
プレイの指針を最もぶらさずにすれ違いの戦闘をこなせるので、アグロデッキを担当してもらいました。
レアが出ず、アグロ気味になる場合の海賊は彼が担当しています。
また、プレイのスピードが最も速いのが彼なので、試合が長く複雑になりがちな吸血鬼デッキのコンバット補助役として、一番早くに試合が終わるアグロを担当したという背景もありました。
好きな食べ物はケンタッキーフライドチキンです。


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グランプリ前日

朝9時に新宿を出発し、4時間ほどの高速バスの旅です。
あほな話に花を咲かせているとあっと言う間に静岡へ。

静岡駅の景色もすっかり見慣れたものになりました。
そこそこ近いし良いところなのですが、観光的な意味ではもう少し別のところで開催しても....


チェックインには時間があったので、一先ず会場に向かって前日チームシールドに参加しました。

この日は自分のプレイがぼろぼろで不安になりながらも、チーム的にはとりあえず2-1。
ランプ気味のデッキに吸血鬼が厳しいね、などと反省をしながら引き上げます。

金曜ロードショーのラピュタを視ながら眠りに落ちました。



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グランプリ当日

待ちに待った本番の日。
練習期間は短いながらも、与えられた時間が少ないのは会場の全員が同じです。

今日一日の運命を左右する12パックを、祈るように開封しました。

自分のデッキはレアの《軍団の上陸 / 一番砦、アダント》を初め、吸血鬼デッキの核となる《不死の古き者》、《血潮隊の司教》、《饗宴への招集》が含まれたかなり強力な吸血鬼となりました。

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チームシールドでの吸血鬼デッキは個人シールドよりも広いプールから吸血鬼たちをかき集めて作成できるので、コモンだけでもある程度妥当な見た目になりがちです。

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実際優良コモンの《血潮隊の聖騎士》《選定された助祭》辺りのシナジーである程度は戦えてしまうのですが、特に同系戦において、強力なフライヤーであり除去耐性のある《不死の古き者》や、《女王の任命》と《饗宴の招集》の性能差などは勝敗を大きく左右します。

良くも悪くも【白黒吸血鬼】は組みやすく、チームに一人は居ることが想定されるので、強力な吸血鬼デッキが組めたのはかなり大きいです。


チームメイトのデッキは、《鉄面提督、ベケット》と《人質取り》を有する28番の【海賊】

《轟く声、ティシャーナ》と低コストのマーフォークを集めたどみなんとの【青緑マーフォーク】となりました。

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練習で殆どトライできていなかった【青緑マーフォーク】の扱いに戸惑いながらも、なんとか形にして、消去法でどみなんとに運用してもらうことになりました。

プレイアブルかつ強力なレアが多く、二日目進出が十分現実的なプールです。

デッキの候補として赤白の前のめりアグロも組むことができたので、前日シールドでランプ相手に不安が残ることが判明した吸血鬼(の僕)に色替えサイドプランとして75分のデッキ構築時間をギリギリまで使用して本選に臨みました。

図2













6-1でRound 8を迎えたときはベスト4か~?と思っていたのですが、そこからコロコロと転げ落ちて個人5-3-1、チーム6-2-1で初日は終了。

オポネントが極端に高ければ、二日目全勝でベスト4に滑り込めるかも、という位置でした。


赤白にスイッチするサイドを渡されていましたが、うまく乗りこなせていませんでした。
Round 8の緑白相手に2ゲーム目でスイッチして意表を突く形で一本を返したのですが、後手番となる3ゲーム目も愚直に赤白の形のままであったのが良くなかったです。

どちらにせよ先手である相手に攻めの主導権があるので、こちらが攻め切る前にファッティ達へ辿り着かれてしまいます。
実際に1ターン目マナクリーチャーから2ターン目に恐竜と動かれてそのまま戦線を抑え込まれてしまいました。
サイド後の後手はじっくりとゲームを進めることのできる白黒で除去のかみ合うことを期待するのが現実的であったと思います。


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二日目


僕にとっては初めてとなるグランプリ二日目の風景です。
すっかり少なくなったライバルチームの姿を見ながら、何はともあれ初日の九回戦を勝ち抜いた実感が湧いてきます。

初日とは違い、運営スタッフによってチェック済みのプールを広げ、デッキ構築を始めました。

幸いにして、自分は初日と殆ど同じ吸血鬼が組めました。《軍団の上陸》が《残骸の漂着》に変わった程度ですね。
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どみなんとは【赤黒海賊】
28番がこの日一番苦しいデッキで、悩みながらも【青緑ランプ】を構築。
《征服者のガレオン船 / 征服者の橋頭堡》《探査の探検 / 失われた谷間》を中心に、優良アンコモンであるフィニッシャーの《轟く棘背びれ》に繋げる形です。
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デッキパワーは僕とどみなんとの2トップで、勝ちきれるときに28番に勝ちをかみ合わせてもらえればチーム全勝も見えてくるかな、といったプールでした。

図3









ん~~~~~勝ちきらん~~~~~!!!
個人3-2, チーム3-2です。

エースだった自分がこけてチームもこけてますね。
Round 4は覚前プロ率いるチームで、先手ダブルマリガンと色事故に見舞われ、見事に壁に跳ね返された形になりました。

プロ相手だから負けた!というつもりは毛頭ありませんが、彼らのレベルになると相手のプレイや構築の綻びを突くことへの期待値が極端に低くなってきます。
これに勝つ為に僕たちができるアプローチは、こちら側の綻びを無くしていくことだと思うのですが、今回はこちらのメインの土地の配分が間違っていおり、この部分がこの大事なゲームで表れてしまったのかなぁと反省しています。

(先手ダブルマリガン土地2でストップは不運で片付けてしまえますが、2ゲーム目の色事故、黒ダブルが捻出できないことはデッキの沼の枚数が誤っていたな、ということが後の一人回しで判明しました。)

Round 5は相手が明らかに不利なライフレースを敢行してきて、《川の叱責》の存在を十分に予感していたのですが、肉ばかりのハンドでしたのでフルパンするしか特段手だてが無く、そのまま打たれて負けてしまいました。
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何かなかったのかなぁ...
分かっているカードでそのまま負けるのは馬鹿らしくて悔しいですね。
何かできなかったかなぁ...

最終的なチーム順位は38位で終了。
最後のマッチに勝っていれば、なんとか賞金圏内だったのに...と、なんとも悔しい結果となりました。

しかし、結果としては何も残らなかったとはいえ、個人的には満足のいくグランプリだったな、とも思ったり。
賞金すら圏外なのに、満足とか言ってたら怒られちゃうかな?

やはりチーム戦は楽しいですね。
何回も何回も言いますが、組みたかったチームで戦えて、こんなにうれしいことはありません。
まして、遊戯王では碌な結果を出せなかったこのチームが、結果として何も残らなかったとは言え、グランプリの二日目に残ることができたのです。
個々のレベルが目に見えて上がったことが実感できました。

参加は怪しいかなぁと思っていた3月のGP京都も行きたいな~と、心に火も付き、やる気十分です。
次こそは入賞を目指して!


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最後に


サラッと流しましたが、前日チームシールドでプレイがぼろぼろだった...というのは結構大事な問題で、これは概ねプレイヤーのメンタルの問題だと思います。

マジックのチーム戦は両隣のチームメイトと相談が自由なので、難しい盤面の行動をつい隣に相談したくなってしまいますが、あまり多くを求めすぎると自分のプレイへの自信を失わせるものとなってしまいます。

ゲームの流れを最初から見ていて、最終意思決定をするのは常に自分なのですから、過剰に横を意識しすぎない!という当たり前の事実を肝に銘じておくきっかけになった金曜日でした。

そのおかげで本番では気持ちを切り替えて適切なプレイをできていた...はずです。
ミスってたらごめんなさい。

勿論横に相談すべき場面も多くあり、実際本番でも横からの三人の意見を合わせてベストプレイを導き出せた盤面が多くありました。


個と集団の強みのバランスを上手くとるのがチーム力なのかなぁ。

チームへの貢献という点に関しては、プレイヤーとしてまだまだ精進しなければならないので、頑張りたいところです。

チームである意味が「楽しい」だけでなく、「この三人だから勝てる」となりますように....




長い文章となってしまいましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。
このGP静岡の地で、プロツアーへの切符を掴みかけたある人の記事が温まりつつあるので、そちらもどうぞお楽しみに。

ではまた。


うーけけ