トヨタ C-HRのドアのヘコミをデントリペアで修復します



IMG_1609



IMG_1610

運転席ドアの下のほうにヘコミがあります



IMG_1612

IMG_1613


ちょっと汚い形のヘコミです

こういうのはだいたい難しい修理となります
(私はアメリカ合衆国のデントリペアライセンスの最高クラスに合格していますので、大げさに言ってるわけではありません)



IMG_1615

何かがギューッとこすれた感じでできたヘコミです

塗装面にも深いキズがあります


IMG_1616

クリア層がだいぶ掘れてます

一見たいしたことない感じですが

パネルを押すと難しいことがすぐに理解できます

ギューッとこすられているので意外とパネルが伸びています

この伸びをいかにうまく収めるかが腕の差が出るところです

パテなどで埋めることは出来ない仕事なので、非常に繊細な作業を繰り返して形を作っていきます



修復後です
IMG_1619

キズは残ります

いかにフラットな面を作れるかが勝負です


IMG_1620

IMG_1621


ヘコミは押し出してキズのみ残す、、、

数センチの小さな世界ですが、ただ押すだけという作業でここまでキレイにするのは至難の業です

押しすぎてもだめ、押さな過ぎてもダメ、メーカー、車種によって違いますが、ちょうど良いところを感じ取り、パネルの反応を見て、パネルを動かしていきます

同じメーカーでも車種により違うのは当たり前、同一のクルマのなかでも、ドア、フェンダー、ルーフなどなど、またドアの中でも場所により違うので本当に本質的にこの仕事が理解できていないとキレイに直すことはできません。アメリカ合衆国の最高難度のライセンスも日本では10人程度しか合格していません。


IMG_1625

まわりの景色を映しても問題なしです

キズのところだけを残してキレイに仕上げてあります


大切なお車の修理のご依頼、ありがとうございました!!!

しっかりと仕上げました!