【付記】同じ出版社・著者の新刊の自作正誤表が完成 [2017/11/27]
Windows 10 パーフェクトマスター 正誤表(本編740ページ中、誤りは約600箇所
https://drive.google.com/file/d/1blVKqZ4o8wcaiorIgBgvwxqV9WjDxBhD/view?usp=sharing

最終更新:2014/11/14
書名:OSX & iOS パーフェクトマスター(Mac OSX 10.8 Mountain Lion / iOS6)
著者:野田ユウキ、アンカー・プロ
出版社:秀和システム
価格:3,200円(税別)、ページ数:1,103、版数:第一版-第一刷

パーフェクトマスターというより、インパーフェクトマスターではないか。
imperfect【形容詞】不完全な、不十分な; 欠陥のある

実はこの著者が誤謬魔なのは知っていた。それでもこの本を買ったのは、間違い探しを楽しむためと、見本・カタログとしてMacとiOSの機能や意匠を見て楽しむため。

この著者は秀和システムからMac OSXの解説本を多数出版している。最初の本はOS9(2000/5)、OSX系列は10.2-10.8の範囲で出版済み。ただし2013/10/22公開の10.9 Marvericksの本は未出版。もう書きたくなくなったのかな。2014/6/2公開の10.10 Yosemiteの本も現時点で未出版。いま年度内出版に向けて猛執筆中だったりして。Mac以外にもWindowsやMicrosoft Officeなどの本も執筆。Amazonで確認する限り執筆活動開始は1989年。

私が初めて読んだこの著者の本は、図書館で借りた2004/5発行の「Mac OSX v10.3 Panther パーフェクトマスター」だった。この本では目立った誤りはあまりなかったと思う。いつからこんな誤りだらけの本を書くようになってしまったのだ。年々誤りが酷くなっているように思われる。一般人が書くIT関連ブログの方がまだマシなレベル。この本はまだ一回しか通読していない。もう一度読めばもっとボロがでてくるはず。でも500個近く間違いを見つけたからもう十分か。きっと他の著書でも間違いを連発しているに違いない。Amazonの中古品に同著者のVista/Office/Nexusなどの本が安くなっているから、もしまた間違い探しをするとすればこれらを買うのもいいだろう。大作のWindows7/8はもっと安くなってから。

前作から訂正されていない誤りもある。/秀和システムのサイトで正誤表を確認できるが、多数ある誤りのごく一部しか掲載されていなかったり、または全く訂正されていなかったりする(本作10.8の本の正誤表は未発表)。
/扱っている主題は簡単でも、説明が冗長だったり、間違いがあったりで、悪文乱文を咀嚼するのに無駄に神経を使ってしまう。思いついたことを大急ぎでテキトーに書いて、ページ数を稼いだよう。体系的でない。あるチップスが関係ない章にあるなど茶飯事。

この著者は新しいバージョンのOSをいじりたいために「ボク、新版Macの解説書書くんで会社経費でMac買ってください!」という意図があるのではとも邪推した。/私はMacを持っていないので、怪しいと思った内容を確認するのにネット検索するしかなかった。Macがあれば楽に確認できたのに。/各ページの写真を撮るのは面倒なので、本書がGoogle Booksにあがったら作業を始めようとしていたが、なかなかあがらなかった。数か月前にやっとあがったが、そのスキャン画像があまりきれいではない。1,000ページ超で厚さが5cmもある本なので、スキャン担当者も力仕事だったと察する。結局携帯電話で撮ることにした。

Mac OSX 10.8 Mountain Lionが発売されたのは2012年7月25日。そしてこの本(初版)の発行日は同年12月8日。Mountain Lionの発売から本書発行まで5か月。執筆する時間は充分にあったはず。執筆と言っても何も一から書き上げるわけではなく、今までの著作を下地に、新機能や変更点を書き加えれば済む仕事。

ここで他書籍のレビューも紹介しておく。皆一様に低評価。一読の価値あり!
世界でいちばん簡単なAndroidプログラミングのe本(以下略):
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4798034479/ref=cm_cr_dp_see_all_btm?ie=UTF8&showViewpoints=1&sortBy=bySubmissionDateDescending

私はコマンドには詳しくないので、13章「ターミナル」は精査していない。追々コマンドのことを調べながら、間違い探しをしようと思う。もしかすると全ユーザデータを消し去るような誤ったコマンド表記があるかも…!? でも本書の冒頭に免責事項が明記してあるから責任は追及できないね(下記画像2と3)。「本書は内容について万全を期して作成いたしました」って…校正していないなら正直にこの一文は削除した方がいい。

caution


正誤表を作った。間違いは500個近くあった
docs.google.com/spreadsheets


なお、Google Booksで一部内容が見られるので、どれだけ間違いが多いかご覧あれ。

books.google.co.jp


◆前作を下地に最新作を書くのはいいが、前作との相違点を更新しないのはよくない。
例えば、下のページで撮画(スクショ)と指示文の内容が相違しているのは、新旧のOSでUIが変わっているのに、前作の内容を確認せずにそのまま最新作に写し貼り(コピペ)したから。
↓最新作 10.8 Mountain Lion
884
↓前作 10.5 Leopard
accessibility

↓これもそう。
819
820

==============
140
188
233
275
328
329
330
↓バーがあったのは旧版でのこと。↑の最新作では前作の写し貼りで誤り。
widgets

369
423

424

426
429

↓下側の画像が模範的。
532
532c


538
538zoom

543

554


669

731

733

736
736c

759

765
772

782
783

790

807

815
816

上記P.815のOnepointは↓前作の内容の写し貼りで誤り。
815old

868

↓ホームボタンを示すのに一番目の画像を使わず、なぜ下半分のiPhone画像を新たに設けたのか。三番目のDock画像もまた然り。
912

925
926

929

952
953

984
985

DVC00044

↓③の記述がよくわからない。
imihu

↓「パスワードは複雑なものにしよう」(上)、と言いつつ「シンプルなあいさつ」(下)
password
password2

↓必要な部分のみ拡大すれば見やすいのに、なぜか画面全体を撮画していたりする。
toosmall
toosmall2

↓更新の重要性について相違
up60
up472

978
589

change
上記内容の改変: 読者はこの先、一体いくつの誤表記や説明不足を目にしなければいけないのでしょうか。単にカタログや紹介誌、ソフト見本としてこの書籍を読んでいるわけではなく、実際に職場や家庭での作業に使用したり、学校の授業で使う参考書として利用したりしています。1000ページ以上の分厚い本を安く買わせてやっているのだからという、著者・出版社側の理屈は通らないと思います。著者への印税や出版費用として代金を払っているからです。読者が安心して継続的に実用できるハウツー本を提供する第一歩は、一にも二にも情報の正確性だと思うのですが。

著者「マウスの動きに人が合わせるのではなく、人に合わせてマウス調節することが重要です。」
→著者自身の書き方に読者を合わせるのではなく、読者に合わせて内容を推敲することが重要で

す。

↓著者渾身のネタ。こんなの考える暇があったら校正せい、校正!
1037

1030:「簡単な会話もできるので、暇なときは、世界の中心でSiriを相手に愛を叫んでみてはいかがでしょう。」これも著者のネタ。

865:「中には、初心者がむやみに行うと危険なカスタマイズも含まれています。(中略)くれぐれも注意して行ってください。」
それなら誤表記だらけの著者がこんな章を書くなよ…

542

572

661

534:リモートログインをオフにしたのに、リモートマネジメントのチェックボックスが枠で囲われている。
1053:[位置情報サービス]のスダを[オフ]にする→オフになっていない。
917/919 why ipad

・統一性のなさ:
●項目を圧縮、()枚の写真を読み込む、キーチェーン“○ ○”の設定、パスワード・パスフレーズ、アプリ・ソフト、スクリーンセーバー・スクリーンエフェクト、ビジュアライザ・ビジュアルエフェクト

389 「書類を作成、編集するほとんどのアプリケーションでは、プリンタで印刷する機能が備

わっています。そして、そのためのメニューは頻度の高い方にランクされているはずです。つま

り、多くはファイルメニューにあります。」→冗長。最初に結論・要約を言え。
「印刷は一般的にファイルメニューにあります。これは、印刷はよく使う代表的な機能なので、

このメニュー内に配置して目につきやすくするためです。」

799 FileVaultを設定するには、ユーザごとに設定するログインパスワードと、登録されている

アカウントすべてのFileVaultを解除するための復旧キーを設定できます。
→FileVaultを設定するには、対象ユーザのパスワードが必要です。設定すると、パスワードを忘

れた場合に使用する復旧キーが発行されます。復旧キーは登録されているアカウントすべての

FileVaultを解除できます。

436 「ちなみに、ローマ字入力は覚えるキーの数は少ないのですが、かな入力に比べてキーを

押す回数が多くなります。」→「ローマ字入力は位置を覚えるべきキーの数は少ない」
かな入力で位置を覚えるべきキーの数は 44 個。一方、ローマ字入力は母音(a,i,u,e,o:5)と子音

(k,s,t,n,m,h,y,r,w:9)および{q,p,d,f,g,j,l,z,x,c,v,b,n:13}で合計27個。{q,c,x/l,f}んーはてどやろか?