座考

気になるアレやコレや、ちょっと座って考えてみよう

2016年04月

京都府在住の55歳・女性です。ヘリコバクターピロリ菌という名前を初めて聞いたのは数年前に見たテレビの健康番組でした。それはピロリ菌が体内にいると胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃がん等になる確率が何倍にも上がり、また日本では戦後の衛生状態があまり良くない頃に生まれ育った50歳以上の人に感染の確率が高いという内容でした。そして保菌者の親から幼い頃に口移しで食べ物を貰ったりしていた子供にもピロリ菌がいる可能性があると聞いて、対象年齢である私と夫は「絶対いる」と思い込んでいたのです。でもピロリ菌がいた場合は除菌が出来るとも聞いたので検査を受けたいと思っていたのですが、胃痛などの症状もないのにどこに相談したら良いか分からないまま過ごしていました。 ところが今年の特定健診のオプションにピロリ菌検査があるのを見つけたのです。これはチャンスだと思って健診にピロリ菌検査をつける事にしました。夫は胃カメラ検査をいつも受けているのでその時にお願いできるらしいのですが、私は胃の検査はバリュウムを飲んで行うレントゲン検査だったので、血液検査でのチェックになるようでした。オプションの料金はどちらも2000円(税別)で、当日申し込めばいいという事なので事前にする事は何もありません。ただ受けると決めたものの血液検査の精度など不安な事もあって、検査を受ける前にピロリ菌の血液検査についてネットで検索してみました。採血をして血液中の抗体を検査して高い値が出たら陽性の疑いが高いという事で、検査の精度は高くなっていると書いてありました。ただ、高い値が出て除菌をしたいと思ってもすぐできるわけでは無くて、内視鏡検査などをして胃に悪性の病気が無いか調べてから除菌をするらしいのです。「それじゃあ二度手間じゃあない」と思ったのですが、考えていても前に進まないので、とりあえず検査を受ける事にしました。 わたしが健診を受けたのは何度かお世話になった事のある健診センターで三年ぶりの健診でした。受付でピロリ菌検査のオプションを申し込む事を伝えて健診料を払い、いつも通り着替えて健診を受けたのですが、血液検査でのピロリ菌検査だったので、結局いつもと同じ身体計測や血圧測定、胸部X線検査などの健診が行われただけでした。 三週間ほどして結果が送られてきましたが、今回の検査では抗体は基準値以下で判定は「A」、異常は認められないとの事でした。色々調べたり思い悩んだりしましたが、今は受けて良かったなと思っています。

25歳の頃に埼玉県で仕事をしていたときのことです。職場で実施されている定期的な健康診断で、心電図の項目のところだけが不整脈の疑いで再検査となってしまいました。 指定された医療機関へ電話し、予約をした際「心電図、心臓のエコーと、24時間つけていただくホルタ―心電図の検査が必要になります」と言われました。ひっかかった項目が心臓だったことと、心電図以外どれも未経験の検査だったこともあり、非常に不安でいっぱいでした。再検査の日までずっと「もし心臓病だったらどうしよう」と不安いっぱいの生活を送りました。 再検査の日になり、医療機関に着いて一番初めに「血圧測定」がありました。循環器の再検査は必ず血圧測定をしてから行うためだそうです。あまりに緊張しすぎて手は汗でびっしょりになりました。普段の血圧は下が60、上が90だったのに対し、測ってみると下が70、上が150までに上がっていました。血圧測定を終え待合室で待っていると、私のように若めの女性が一切おらず、ほとんどが50代60代くらいの方ばかりでした。 通常の心電図を取り、心臓エコーで血流の流れをチェックしました。心臓エコーで初めて自分の心臓の鼓動をモニターで見ました。いい気分にはなれず、とても複雑な気持ちでした。その後24時間のホルタ―心電図を取り付けました。取り付ける機材は非常にスマートで、体にシール状の測定器をつけ、お腹の左わきのところに本体を取り付けました。あまり不快にはなりませんでした。この機械をつけている際、お風呂には入れませんがいつも通り日常生活をするよう言われました。言われた通り日常生活を送り、翌日また病院へ行って心電図を外しました。 一か月後に診断結果が出たとの連絡があり、取りに行きました。「上室性期外収縮で、誰にでもある不整脈だったので心配いりません」との診断でした。不整脈があるという事実自体はショックでしたが、問題のない種類の不整脈で良かったです。

東京在住の女性です。35歳を過ぎて初めて受診した人間ドックで便潜血反応か陽性となりました。その時点で大腸に関して全く自覚症状もなく、便通も正常でしたが、陽性となっている以上そのまま放置するのも気になり、後日ドクターから結果の説明を受けた際に精密検査を受けるべきか相談しました。年齢的におそらく問題はないと思われるものの、一応精密検査を薦めます、とのことで、約一週間後に同じ病院で大腸内視鏡検査を受けることになりました。 検査を受けるにあたり、前日から食事制限があり、また検査前の特別食及び下剤を薬局で購入するように言われました。検査前日は説明書に従い、水以外は規定の検査食のみを食します。検査食はいろいろ研究された上で作られているものでしょうから、食べられないほど不味いというものではありませんが、味気ない食事であることは確かです。基本的にはインスタント食品になります。この時点で、もし検査結果に問題がある場合の入院等のことを考え暗い気持ちになりました。 検査当日、いきなり検査が始まるわけではなく、まず下剤を飲み腸を完全にきれいな状態にすることを求められます。大腸内視鏡検査を受ける人たちばかりが集められた部屋で、多量の下剤(飲料)の入ったペットボトルを渡され、ゆっくり飲めるだけ飲みます。それ以外にすることはないので、みなさん本を読んだりしながら時間を潰していました。もちろん下剤を飲んでいるわけですから、しばらくすると便意をもよおしトイレに行きたくなります。便の色がほぼ透明になるまでこれを繰り返します。これはかなりつらい作業でした。 まず、のども乾いていないのに、多量の水分を摂取しなければならないのはかなりの苦痛です。終わることがないような気にもなってきます。準備が整い次第、看護師さんに声を掛け、内視鏡検査の行われる部屋に入ります。あとはお尻から内視鏡を入れて腸内を診てもらうことになります。結果的には何の異常もなく、綺麗な腸ですとのことでした。検査自体は多少屈辱的ですが、異常がないとわかったときの安心感は大きかったです。ちなみに私の年齢の場合、一度内視鏡検査で異常がなければおおよそ5年間は同検査はしなくても問題がないとのことでした。

東京都在住の40代女性です。40歳になって、初めて健康診断の際にマンモグラフィーによる乳がん検診を受けました。今まで自分でしこりなど異常を感じたことはなく、医師の触診による検査でもしこりはありませんね、と言われていたので心配することなく気軽に受診しました。 そして、健康診断の検査結果が送られてきてびっくりしました。いつもよりかさばる書類に嫌な予感がしました。ざっと見ると今まで総合評価AだったのにいきなりCになっていました。詳細を読んでいくとマンモグラフィでひっかかっていました。石灰化が認められるので乳腺外来で再検査を受けるようにと書かれていました。これは乳がんということだろうか、と検査結果を持っている手が震えました。今まで自分の健康に自信を持っていて、家族や親族にも乳がんを患った人はいないので、すっかり他人事だと思っていたのです。その日からネットで乳がんを検索して、症状や治療法、乳がんと戦っている方のブログをあさるように読んでいました。 そして乳腺外来に予約をとり、健康診断を受けたところでマンモグラフィのX線写真を貸出してもらって持ってくるようにと言われました。自分でそのX線写真を見てみたのですが、やはり、素人なので全然分かりませんでしたが、白く浮き上がっている乳腺がなにやら恐ろしく見えました。 乳腺外来での検査当日はかなり緊張していました。まず、エコーで超音波写真をとり、その後医師の触診でした。石灰化が集中しているほうの乳首を押すと透明の液体がでたので、その液体を生体検査をするということでした。腫瘍などはエコー写真で見た限りないので大丈夫ということでしたが、石灰化が一部集中しているところが今後どうなるか分からないとのことで、とりあえず生体検査の結果を待つということになりました。 その後、生体検査の結果はよかったとのことでほっとしました。石灰化を様子見するということになり、3か月後と6か月後にマンモグラフィ、エコー、触診の検査を受けました。石灰化が集中している部分も、石灰化が増えていたり、ガン化している兆候はないから大丈夫とのことで、それから1年に1度乳がん検診をしています。

私は岡山県岡山市在住の30歳男性です。26歳から毎年人間ドックを受けています。私は26歳で父親を脳幹出血で亡くしており、それがきっかけとなり母親と人間ドックを毎年受けるようになりました。 初めて人間ドックを受けた際に、「肝血管腫の疑い」と診断され、再検査を受けるように指示がありました。この肝血管腫は腹部の超音波エコー検査の結果から指摘されました。最初、「腫」という文字をみてがんを頭の中に思い浮かべましたが、この肝血管腫はがんというわけではないようで、肝臓の中の毛細血管が一部異常増殖を起こし、過形成となった良性腫瘍のようです。これをインターネットで調べて多少安心しましたが、それでも実は肝臓がんだったらどうしようという不安もありました。 再検査は人間ドックを受けて約1か月後に受けました。この時の検査は人間ドックを受けた病院で受けました。別に他の病院で再検査を受けてもよかったようですが、その病院で再検査を受けた理由は、肝血管腫があるのではないかと見立てた医師にとりあえず診てもらいたかったからです。人間ドックの時は前述の通り腹部超音波エコー検査を受けました。これは5分程度という比較的短時間で済みました。しかし再検査の際にはMRI検査を行いました。このMRI検査では20分から30分程度の検査時間を要しました。また狭い筒状の機械に入れられました。そして機械の大きな音がするため耳栓をして機械の中に入りました。この検査中は機械の音が大きく周りの音が完全にシャットダウンされていたので眠りそうになっていて、あっという間に検査は終了した印象です。 そして検査結果は異常なしとのことでした。良性腫瘍とはいえ腫瘍があると思うと嫌な思いがありましたが、実際には異常はなく安心しました。また当時26歳とはいえ体の中で病が進行していることもあるのだと危機感を覚え、それからは毎年人間ドックを受けるようになりましたし、これからもそうしようと思います。

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