座考

気になるアレやコレや、ちょっと座って考えてみよう

2016年06月

初めて長引く胃腸の不調に苦しんだのは18歳の頃でした。それ以後およそ30年間、ほとんどの期間は定期的に通院して山の様に薬を処方してもらっていました。でも、それにもかかわらず20代、30代は十二指腸潰瘍、40代からは胃潰瘍になり、その度にひどい思いをしました。特に辛かったのは胃カメラの検査です。北海道では一番腕が良いというクリニックを紹介してもらいましたが辛さは変わりませんでした。ピロリ菌のことは知っていましたが、最初に聞いた時は内視鏡を入れて胃壁の一部を取って検査するという話でした。きっと感染していると思いましたが内視鏡と聞いただけで避けていました。 その後、同じ北海道内ながらも引越しをしたのでかかりつけ医を変更しました。専門は循環器科のクリニックでしたが胃腸薬も処方してくれるので通い始め、そこでピロリ菌の検査を勧められました。よくよく説明を聞いてみると今は呼気を吹き込むだけで苦痛無しに検査ができるとわかり驚きました。嫌だ嫌だと思って避けて通っているうちに科学は進歩していたのです。もちろんすぐにお願いして検査しましたが、本当にどんな検査よりも苦痛が無く楽でした。 結果は予想通りでピロリ菌にガッツリ感染していました。除菌薬は必ず決められた通りに服用すること、一度の除菌で成功しなければ薬剤を変えて再度除菌することなどを説明され、最後に除菌薬は高額であることも告げられました。普段の胃腸薬は院内処方でしたが除菌薬は院外処方だったので、クリニックでの支払い後は財布の中には1万円しか残っていなくて不安でした。処方された薬はランサップで1週間分がわかりやすく包装されていました。心配した料金は2000円ほどで拍子抜けしましたが、最初に高額だと聞かされていたからそう感じたのでしょう。 薬はもちろん神経質なほど気をつけて朝晩、キッチリ飲みました。そして除菌ができたかどうかは再度、呼気による検査で判明します。除菌ができないこともあると知人から聞いていたのでドキドキでしたが私は1度で成功しました。 30年もの間、食事のたびに6種類もの胃腸薬を服用していたので、急に止めるのが不安で処方だけはしていただきました。でも、2ヶ月後には調子が良いので薬を飲み忘れることが増え、思い切って止めてみても快調だったのでそれ以後は胃腸薬ともクリニックとも縁が切れました。 ずっと長い間、食事は食べないと死ぬから食べるだけで、常にお腹や背中が苦しくてお腹が空くという感覚を忘れていました。除菌後は食欲も人並みになり、体重もガリ痩せから標準体重になりました。もっと早く決断すれば良かったと悔やむ気持ちもありますが、ご縁が無かったということなのでしょう。今では胃腸薬が手放せない友人にも検査をお勧めしています。

私は岡山県在住の30歳男性です。ヘリコバクターピロリの除菌は1年前に行いました。 まず除菌をすることになったきっかけに関してですが、私は26歳の時に父親を亡くしており、それ以来毎年人間ドックを受けるようにしています。それまで人間ドックで胃X線検査をしており毎年異常なしという結果が出ていましたが、胃がむかむかするのが以前から気になっていました。人間ドックのオプション検査でヘリコバクターピロリの検査があって、以前からテレビで話題になっているのを気にしていたので昨年初めて検査をしました。その検査は血液検査でしたが、その結果で陽性反応が出てしまいました。精密検査をするようにという指示があったため近所の診療所で胃カメラの検査をしました。結果、ピロリ菌感染の診断を受けました。 そこで薬による治療を受けることとなったのですが、まず最初にもらった薬が、クラリスロマイシン、パセトシン、タケキャブという薬でした。これらを1週間継続して服用しました。ちなみに服用を始めて2日目から下痢をするようになりました。そのことを医師に相談したらおそらく薬のせいだが飲み続けるようにという指示がありました。1週間服用し、その2週間後にもう一度検査をしました。すると残念ながら除菌ができていないという診断を受けました 。 そこで私は2度目の薬の治療を受けることとなりました。その時の薬がパセトシン、フラジール、タケキャブの3種類でした。1回目の時と同様に1週間継続して服用するように指示がありました。またこの時の薬はお酒と一緒に服用するとよくないのでお酒を控えるように指示がありました。やはり1回目の時と同様に飲み始めて数日後に下痢をするようになりました。1回目の薬の治療の際に下痢のことを医師に電話で聞いたので、この時は前もって下痢をしても薬を飲み続けるように言われていました。ですから1週間は我慢して薬を服用し続けました。そして1回目の時と同様に2週間後にもう一度除菌が上手くいっているかどうか検査がありました。2回目の治療で除菌は上手くいったようで、そこで薬による治療は終了しました。 ヘリコバクターピロリの除菌治療が終わってからは胃のむかむかが以前よりも少なくなったような気がします。またピロリ菌を放置しておくと将来胃がんになるリスクが高まると聞いていたので気持ち的にもすっきりした気がします。日頃から胃の調子が悪い方は、ぜひ、検査を受けてみて下さい。

私が20代の後半にさしかかるかどうかという頃、今から3~4年ほど前のことです。ある日を境に、原因不明の腹痛と吐き気に襲われるようになりました。夏だったので、周りの人から「熱中症なんじゃないの」と言われ、自分でも「きっとそうだろう。すぐに治るはず」と思い、放置していました。 しかし、あまりにも頻繁に症状が出てきたため、仕事にも支障をきたすようになったのです。さすがにおかしいと思い、親が紹介してくれた病院の内科を受診しました。レントゲンやCTを撮りましたが、異常は見られません。おそらく精神的なものでしょう。とのことで、精神安定剤と胃腸薬を処方されました。胃腸薬を飲むと一時的に症状が緩和するのですが、痛みの原因がわからないため、状況はさほど変わりませんでした。 そこで自分で評判のよい病院を探し、そこでも内科を受診しました。しかし、ここでも同じように精神安定剤と胃腸薬の処方がされました。胃腸薬が前の病院でもらったものとは違っていましたが、正直薬を変えただけで治るわけがないと思っていました。ところが、薬があっていたのか、症状はだんだん軽くなっていったのです。 そうして通院を続けて1年くらいたったある日、胃カメラ検査をしてみようということになりました。胃カメラは盲点でした。前の病院で受けていなかったのです。口からカメラを入れましたが、局部麻酔をしているにも関わらず苦しかったです。とにかく早く終わらないかな、とただそれだけしか考えられませんでした。 地獄のような検査も終わり、検査結果はというと胃の粘膜が炎症をおこしてただれていました。どうやらこの炎症が腹痛をおこした原因のようなのです。つまり、この炎症を治さなければいけないということになりました。 それから同じ薬を服薬しながら、通院をすること1年後。再び胃カメラ検査をすることになりました。前回口からの挿入が辛かったので今回は鼻から入れることに。…気が付いたらベッドの上にいました。全く痛みがない!一体いつ終わったのか。という程記憶がありません。 こうして2回目の胃カメラ検査を終えましたが、衝撃の事実が発覚します。それは…ピロリ菌が潜伏しているというのです。 私の胃の中にピロリ菌が…?ショックを受けました。下手すると胃がんをも引き起こす悪魔が私の体に棲んでいる。つまり、炎症が引き起こされた根本的な原因はピロリ菌によるものだったのです!前回の胃カメラでは見つからなかったのですが、どうやら隠れていたようだとのこと。じゃあ運が悪ければ今回も見つかっていなかったのかも…と思うとぞっとします。 この日からピロリ菌を駆除する薬を飲むことになりました。どうか、頼む!ピロリよ死んでくれ!と願いながら飲み続けました。 そして、3度目の胃カメラ。再び鼻から注入して、検査開始です。何事もなく終わり、あとは結果を待つだけです。これで駆除できていれば、炎症が鎮まっていれば長かった通院生活に幕を下ろすことができます。果たして結果はいかに…。 …無事に駆除が完了しました!炎症もきれいになくなっており、全く問題なしとのこと。これで、腹痛も再発することはないだろうとのことで、ようやく平穏な生活が戻ってきたのです。駆除完了から1年以上経っていますが今のところ再発していません。 今思うと、もし最初の病院で胃カメラを受けていればもっと早く治療することが出来たのかもしれません。皆さんも、少しでも胃の調子がおかしいと思ったらすぐに胃カメラを受けてみるといいですよ!

40代・男性です。 私が逆流性食道炎になったのはまだ30代のころでしたがあの時の事はまだ鮮明に覚えています。初めは食後に妙にげっぷが出たり、なんとなく胸のつかえ感のような症状があったものの仕事も忙しい時期だったのでしばらくは放置していたのですが、胃の痛みも出るようになったのでかかりつけの内科に行って症状を話すととりあえず検査の予約という事で上部内視鏡検査の予約とそれまでの間の胃の酸を抑える薬が処方されました。 その時の症状としては酸っぱい酸が胃から上がってくるのがわかり胸焼けもひどく、特に夜の睡眠時に突然胃酸が逆流してくるのがわかるくらいの勢いで逆流してくるのでひどい胸焼けや食事のつかえ感などもひどくなっていました。 内視鏡検査で自分でもわかるような炎症を起こしたような胃の状態や胃の上部付近の画像でしたので何か良くないものという感じでした。念のために細胞検査なども行いましたが、胃炎と逆流性食道炎との診断になりましたが、潰瘍の後などもあったようでとりあえず、禁煙と禁酒は絶対と言われ、夕食も野菜スープや温野菜を少々くらいでしばらく食事療法とガスター20などの処方薬で様子を見る事になりました。当時は今ほど逆流性食道炎という病名は知られていませんでしたがたまたま医師が消化器専門医と内視鏡専門医だったので診断から治療までの流れがスムーズになりました。 しばらくは、通院をしながら治療にあたっていましたが、この病気はあくまでも食事療法や生活習慣の改善が大切で、薬によるものは治療というよりはあくまでも対処療法になるので比較的長期間の通院になると言われました。 半年後に久々の内視鏡検査でしたが、あきらかに前回とは違う胃や食道の様子で検査中に医師もだいぶ良くなっているようだとの診断をしてくれました。ただ逆流性食道炎も胃炎も薬をやめるとすぐに症状が出てしまうので完全に状態が良くなるまでは薬を飲み続けなくてはならないと言われ少々落ち込んだ記憶があります。 完治と言えるかはわかりませんが、薬を処方されなくなり定期的な検査になるまでは2年半くらいかかりましたが、それまでは薬による対処療法と生活習慣や食事内容の改善などで治療を続けてようやく薬を飲まなくでも大丈夫な状態になっても夜の食事は控えめでできるだけ少量で野菜中心という食生活が続いています。禁酒と禁煙をしたのも良かったのだと思いますが、やはり夜中に症状が出やすい病気なだけに就寝前や就寝時の対応は特に気を使う事が多かった記憶があります。 逆流性食道炎は元々は胃酸の多さが問題になるケースが多いので胃炎などがあると当然良くありません。禁酒禁煙はもちろんですが、コーヒーやカレーなどの刺激物も控えめにすることで症状が軽減されるので自分の生活改善が最も重要な対処方法になると言えます。

私は神奈川県川崎市在住の41歳男性です。私が患っている逆流性食道炎について記します。 私は転職してから毎年12~1月頃に会社の定期健康診断を受診しています。転職したのが30代の前半ですが、希望すれば胃カメラによる胃の検査を受けることが出来るため、胃の状態が不安である私は毎年受けています。 初めて逆流性食道炎と診断されたのは転職前だった気がしますが、明確に持病として自覚するようになったのは昨年1月と今年の1月とで連続して指摘されたためです。しかも今年の状況の方が昨年よりも良くないとのことでショックを受けています。去年はそこまで自覚症状は無かったのですが、今年に入ってから顕著に感じる症状は食後1時間くらい経過してから起こる胸焼けです。胃のすぐ上のあたりに不快な感じが長時間続きます。この不快な感じが続くのが精神的に不安になり辛いです。 私がこの病気で不安になる要素は他にもあります。昨年から同時に「食道裂孔ヘルニア」と「バレット食道」と診断を受けていることです。「食道裂孔ヘルニア」は胃の上部の弁が老化などにより開いてしまって、胃酸が逆流しやすい状況にあるとのことでした。実際に胃カメラを飲んだときの撮影写真では確かに胃と食道のつなぎ目がやや不自然なようにも見えました。そして「バレット食道」については食道が胃酸の攻撃を守るためか胃の粘膜と同じ成分に変質してしまった状態を指すらしく、食道がんのリスクを高めてしまうそうです。昨年、逆流性食道炎と同時にいきなり「バレット食道」と診断され、しかも一度なってしまうと治ることが無いと医師から告げられたため、将来のがんのリスクが飛躍的に高まったものと悲観的に捉えています。 治療法については色々と調べましたが、西洋の薬であればプロトンポンプ阻害薬を服用すると胃酸の分泌を抑えることが出来るとのことでした。しかし、今現在まだ手を付けていません。私は薬自体が決して体に良いものだと思っていないのと、この病気はその薬を飲んでも単に胃酸を出さないように抑えているだけで、根治にはつながらないと判断しているためです。つまり服用を一生続けることに踏み切るだけの気持ちが持てません。 今の私の治療方法はたまたま旅行先でご縁の有った老舗の店の漢方薬を毎日服用することです。胃炎や咽頭炎には効果あるということで食道炎は効能に記載されていませんが、販売員が食道炎にも利くということで購入して半年以上飲んでいます。しかしながら胃酸の逆流自体を抑えることができないため、多めに飲まないと効果は弱いとのことでした。この薬は価格が高いため、あまりたくさんを飲むことは経済的にできません。今のところ劇的な症状の改善を感じ取ることはできていませんが、寝る前に飲むと、少し胸焼けの症状が緩和されます。 あとは私が試しているのは生活療法です。ストレスが非常に良くないそうですが、私は気が短い性格で、仕事でもプライベートでも強いストレスを覚えることがここ数年続いています。逆流性食道炎になった主因はストレスかもしれないので出来るだけ怒らないように努めています。また、夕食後は出来るだけ3時間以上空けて寝ることを心掛けていますが、仕事の帰りが遅く、睡眠時間が不足気味なので却ってよくないかもしれないと考えています。また、運動が大切なことは自覚していますがもう少し必要です。おなか周りがメタボだと腹圧が高まって胃酸が逆流しやすいそうです。 今年に入ってから食後の胸焼けがずっと続いているため、いよいよ本格的に西洋の薬を飲み始めなければならないのかと逡巡しています。その前に逆流性食道炎に最も利く漢方薬が無いかどうかを消化器系の病気の漢方を扱う専門医を探してヒアリングしてみたいと今は考えています。

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