座考

気になるアレやコレや、ちょっと座って考えてみよう

2016年07月

30代に入ったばかりの頃に逆流性食道炎を患いました。当時の私は仕事上で大変なストレスを抱えていました。直属の上司と折り合いが悪く、組織自体にも不満を持っていて、転職を考えるほどでした。またプライベートでも悩みを抱えていて、いわば悩みまみれの状態でした。そんなとき夕食をとっている際に、急に胃酸が上がってくる感覚がして、吐き気を催したのです。そのときのメニューは普段食べているごく普通のもので、体調が悪かったわけでもなく、不思議に思いました。ホルモンバランスが崩れているのかななどと思い、さほど気にはしませんでした。 しかし一度そのように吐き気を催して以来、夕飯の数回に一回は吐き気を催し、トイレに駆け込むという事態に陥ってしまいました。特に前兆があるわけではなく、食べている途中に急にくるのです。それでも吐いてしまえばすっきりするし、体に痛みがあるわけでもなかったので、病院には行きませんでした。 そんなある日、産業医さんが会社に来るということで、それならばと症状を相談しに行きました。そしてそこで逆流性食道炎だろうと言われ、病院を紹介されました。後日その病院を受診し、逆流性食道炎だと診断されました。服用することになった薬はセルベックスだったと思います。よく、鎮痛剤と一緒にもらう薬だと思った記憶があります。いずれにせよその薬と休肝日を作ること、そしてストレスをなるべく減らしていくことで治療するということになりました。 しかし症状はなかなか改善しません。病院に通う時間もなかったので、もらった薬がなくなると、市販の胃腸薬を買って服用することにしました。この間最も困ったのが、同僚との昼食時に急に吐き気を催すことが怖かったことです。確か一度、一人での昼食時に急に吐き気を催し、その際は飲み込むことで事なきを得たのですが、以後怖くてなるべく一人で食べるように努めました。それでもどうしてもそういうわけにいかず、複数人で食べていた際に急に催して、つわり疑惑をかけられたこともあります。 この病気が治ったのは、職場環境の変化がきっかけでした。私にとってのストレス源が軽減されてほっとしているうちに、吐かなくなった自分に気がつきました。胃酸が上がってくる感覚もなくなりました。ストレスは恐ろしいと感じる病体験でした。

群馬県在住41歳主婦です。子どもが生まれて、2年ほどたったころ、逆流性食道炎と診断されました。 始めは、気のせいかと思うくらいの小さな違和感でした。食べたものを飲み込む時、食道を通っていくのがよくわかったのです。以前にも冷たいものを飲んだ時など、飲みものが食道を通って胃に入っていくのがわかるということはよくありましたが、その時は、何を食べても、何を飲んでもわかりました。意識しているから、そう感じるんじゃないかと思ったのですが、食道の違和感は日に日に増していき、軽い痛みまで覚えるようになりました。普段は痛みもないのですが、食べるたびに痛みがあるので、次第に食事がストレスになっていきました。そこで、思い切って近くの胃腸科クリニックを受診することにしたのです。 医師の診断は、逆流性食道炎でした。逆流性食道炎という言葉は聞いたことがありましたが、自分がそれだとは思いもしませんでした。逆流性食道炎の症状は胸やけだと聞いていたからです。胃酸の分泌を抑える薬が処方されて、2週間ほど飲みました。すると、症状が治まっていきました。これで、このまま治るかも知れない、と喜んでいたのですが、カレーを食べた直後、再びあの違和感と痛みが……。また、クリニックへ行き、医師に話すと、人によって再発しやすい食べ物があるのだとか。私の場合はカレーだったようです。その時も、同じ薬と、さらに痛みを抑える薬が処方されたのですが、今度は1ヶ月近く飲んでもよくなりませんでした。 念のため、胃カメラで検査することになりました。人生で初めての胃カメラです。胃カメラは、苦しいと聞いていたのですが、鼻から入れるタイプのもので、麻酔もするので、思ったほどつらいものではありませんでした。検査の結果、逆流性食道炎になった痕はあるものの、きれいになっている、と言われました。薬を服用している間に、症状がよくなっていたようです。 子どもが生まれて、毎日が育児で慌ただしく、自分の食事はよく噛まないで早く済ませていましたから、それが原因だったようです。とにかく早食いはよくないと言われました。それからは、食べる時は、よく噛むように気をつけています。逆流性食道炎と診断されてから、2年がたちますが、胸やけは起きやすいものの、今のところ再発はしていないようです。

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