座考

気になるアレやコレや、ちょっと座って考えてみよう

カテゴリ: 大腸内視鏡検査体験談

神奈川県在住、40代女性です。40歳になる年のこと、会社の健康診断に申し込む時、節目年齢なので直腸診が無料だか割安だか(すみません、忘れてしまいました)で受けられると言われ、それならばモノは試しに、くらいの気持ちで検査項目に加えてもいらいました。私は昔からお腹を壊しやすく、便秘の経験はありませんが軟便は月の半分以上という日々絵を送っていましたので、なんとなく受けておくのもいいかなと思ったのです。 健診当日、担当医が今井翼似のイケメンであることに軽いショックを感じつつ診察台にあがると、途中からイケメン医師の声が曇り始めました。「うーん、はっきりとは言えないんですが、何か触れますねぇ…」指が届くか届かないかぎりぎりの辺りに、微かに触れる違和感があるのだそうです。40代になると腸にポリープの1つや2つあるのは珍しくないが、どういう性格のポリープかは触診だけではわからないので、出来ればちゃんと検査をと勧められ、その場で大腸カメラを予約、一週間後に再検査を受けることになりました。 ドキドキもやもやの一週間を過ごし、いよいよ検査の日です。前日丸一日普通の食事ではなく検査食を食し、指示に従って寝る前にラキソベロン液(液状の下剤)を服用した私は、病院に着く前に既にお腹が緩くなっていました。さらに追い打ちをかけるように、検査前にこれ全部飲んでねと渡された2リットルのニフレック(大腸洗浄液)はお世辞にも美味しいとは言えない苦くて酸っぱい味でした。うえ~、まずいと言いつつ必死で飲み、飲んではトイレへ行くことを何度繰り返したでしょうか。この時ばかりは下痢体質が幸いしたのか、1.2リットルほど飲んだところでOKが出たのはラッキーでした。 検査着と紙パンツに着換えて処置室に入ります。ついに内視鏡挿入です。一旦最深部まで入れて戻りながら詳しく診ていくとのことで、横行結腸に入るところの急カーブを通過する痛みは結構なものでした。モニターに映る画像を見ながらドクターがゆっくり内視鏡を動かしていきます。「あ、ここですね~」S字結腸の入り口あたりだそうです。「まだ小さいんですが、ちょっと嫌な顔なんですよね~」ポコッと飛び出しているポリープよりも、目立ちにくい扁平なポリープが質が悪いことが多く、私のは後者のごく初期のものに見えるとのことです。現時点で癌ということはおそらく無いけれど、将来悪性化する可能性のあるポリープである可能性は否定できないときうことで、そのまま内視鏡で摘出し、組織検査に回すことになりました。患部に生理食塩水を注入し、細い針金の輪っかのようなもので切り取ります。痛みもなく、一瞬でした。 結果、ポリープは「線種」という種類のものでした。やはり、今は良性ですが悪性化することもあり得るのだそうです。1つ出来ていたということはポリープが出来やすい体質の可能性もあるので、定期的に検査を受けたほうがいいと言われました。が、特に何の症状も無いので、結局何年も受けていません。とはいえ、そろそろ一度くらい受けたほうがいいのかなぁと思ってもいる今日この頃です。

50歳になって受けた健康診断の検便で、出血があるとの検査結果が届き、再検査をすることになりました。近頃、お腹の調子が芳しくなかったのでさほど驚きもせず、やっぱりという感じでした。再検査は大腸の内視鏡検査をするということで、初めての体験なので非常に不安でした。検査をする日程を決めて、下剤のセットをもらいました。看護師さんから検査方法を丁寧に説明を受けましたが、聞けば聞くほど不安が増していきました。 検査の前日から食事制限があり、消化しやすいうどんなどを勧められました。当日は食事抜きで、ニフレックという下剤を水で薄め2リットル飲まなければなりませんでした。これは本当に地獄のようでした。レモン味でしたが私は苦手な味で、どうしても気持ちが悪く、看護師さんに相談したらお茶や水も一緒に飲んで構わないと言うので、下剤、お茶、下剤と交互に何とか飲みました。結果、2リットルの倍近く飲んだことになります。次にまた襲って来たトイレの地獄は忘れる事が出来ません。これでも気分が悪くなって、検査の前に処置室のベットで休む事になってしまいました。 そしていざ検査。病院着と紙で出来ているズボンを渡され着替えるように言われました。お尻に穴が開いているズボンは、以前同じ検査をした友人に聞いていたので、余り抵抗はありませんでした。こういった紙のズボンは、女性は助かりますね。促されて検査室に入る頃には、もう私はフラフラでした。横向きに検査ベットに寝て力を抜いて楽にするように言われましたが、緊張でどうしても力んでしまいます。そしてカメラが入って来ると、医師は手慣れた手付きで操作していきました。経験豊富な医師でしたので、痛みはさほどありませんでしたが、空気を送りながら検査するので、お腹が張ってかなり苦しかったです。 検査の結果は潰瘍性大腸炎との診断で、病状についての詳しい説明が医師からありました。この病気は現代病で、疾患患者数が年々増加していることを聞きました。食生活面が欧米化したことや、ストレスが大きな原因のようです。その頃私も仕事で悩んでいたので、不安定な精神状態が体に影響したのだと思いました。この病気は国の特定疾患に指定されている病気で、それを聞いて少々ショックでした。治療は投薬で、ペンタサという炎症を抑える錠剤と、ビオスリーという整腸剤が処方されました。現在は落ち着いていて特段の症状もありませんが、この病気は緩解と再燃を繰り返すそうで油断が出来ません。完治はないそうです。

東京在住の女性です。35歳を過ぎて初めて受診した人間ドックで便潜血反応か陽性となりました。その時点で大腸に関して全く自覚症状もなく、便通も正常でしたが、陽性となっている以上そのまま放置するのも気になり、後日ドクターから結果の説明を受けた際に精密検査を受けるべきか相談しました。年齢的におそらく問題はないと思われるものの、一応精密検査を薦めます、とのことで、約一週間後に同じ病院で大腸内視鏡検査を受けることになりました。 検査を受けるにあたり、前日から食事制限があり、また検査前の特別食及び下剤を薬局で購入するように言われました。検査前日は説明書に従い、水以外は規定の検査食のみを食します。検査食はいろいろ研究された上で作られているものでしょうから、食べられないほど不味いというものではありませんが、味気ない食事であることは確かです。基本的にはインスタント食品になります。この時点で、もし検査結果に問題がある場合の入院等のことを考え暗い気持ちになりました。 検査当日、いきなり検査が始まるわけではなく、まず下剤を飲み腸を完全にきれいな状態にすることを求められます。大腸内視鏡検査を受ける人たちばかりが集められた部屋で、多量の下剤(飲料)の入ったペットボトルを渡され、ゆっくり飲めるだけ飲みます。それ以外にすることはないので、みなさん本を読んだりしながら時間を潰していました。もちろん下剤を飲んでいるわけですから、しばらくすると便意をもよおしトイレに行きたくなります。便の色がほぼ透明になるまでこれを繰り返します。これはかなりつらい作業でした。 まず、のども乾いていないのに、多量の水分を摂取しなければならないのはかなりの苦痛です。終わることがないような気にもなってきます。準備が整い次第、看護師さんに声を掛け、内視鏡検査の行われる部屋に入ります。あとはお尻から内視鏡を入れて腸内を診てもらうことになります。結果的には何の異常もなく、綺麗な腸ですとのことでした。検査自体は多少屈辱的ですが、異常がないとわかったときの安心感は大きかったです。ちなみに私の年齢の場合、一度内視鏡検査で異常がなければおおよそ5年間は同検査はしなくても問題がないとのことでした。

大阪在住の60代男性です。2年前の人間ドックで便潜血反応が陽性であるとの受診結果が出て要精密検査の指摘を受けました。しかし痛みなどの症状が無いことや億劫な感じで、その年は放置しました。そして昨年の人間ドックでも同じ指摘を受けましたので意を決して精密検査を受けることにしました。 検査は肛門から内視鏡を挿入して行うもので検査前日に下剤を服用します。検査当日は2リットルほどの腸内洗浄剤を渡され少しづつ飲むように指示されます。この洗浄剤にも下剤的な効果がありその都度排便します。そして便が透明に近くなるまで洗浄剤を飲み続けます。便が透明になったかどうかは看護師の方が確認されます。いよいよ検査となると専用の病衣を着て横向きに少し足を曲げて横たわります。この時、軽い麻酔薬を注射されます。 内視鏡の挿入に痛みを感じることはなく、医師は私に内視鏡のモニターで説明しながら検査を進めていきました。検査途中で2か所のポリープが見つかりましたが医師の説明では一つは問題ないほど小さく、もう一つのポリープから出血しているとのことでした。そしてこの出血しているポリープを熱線で切り取りますとの説明を受け、私はモニターでその一部始終を見ることができました。 内視鏡には自在に広げたり縮めたりできるU型の針金状のものが備わっておりこれでポリープを掴むのです。感覚的にはカーボーイが馬を捕まえる時の輪投げに似ています。このポリープを掴んだ輪を少し縮めて電気を通すと熱でポリープが見事に切り離されます。切り離されたポリープは腸内でフワフワと漂っていますが同じく内視鏡に備わっているタコ足のようなもので掴まれて吸引されます。つくづく良くできた内視鏡だと感心しました。 手術は約10分ほどであっけなく終わり当日から普通の生活に戻れました。後日、切り取ったポリープの検査結果を聞きましたが良性のポリープだったとのことで安心しました。 大腸の内視鏡検査には少し恥ずかしさを伴います。しかし、医師や看護師はそのことを認識しており最大限の気配りをしてくれます。健康診断で要再検査の指摘がある方は手遅れにならない内に精密検査を受けましょう。

東京都在住49歳女性です。会社の健康診断の中で45歳以上の人のみ、1年に一回便潜血の検査があります。一回につき2度の摂取が必要で大変面倒で煩わしい検査ですが毎年提出していました。昨年、こちらの検査結果で便潜血が+と判定され、外部の専門病院で大腸の内視鏡検診を受けなければならなくなりました。 会社の紹介するいくつかの病院の中から選ぶか、自分の行きたい病院にするかは選ぶことができましたが、大腸の内視鏡検診は初めてで、知っている病院もなかったため、紹介されている病院のうち、あまり大きな病院ではなく、見ていただく先生がはっきりしているクリニックを選びました。大きい病院のHPを見てみると、メインの先生のほかに何人かの顔写真が出ており、どの人にあたるかもわからないところよりも、キャリアのある専門医が行ってくれるほうがいいと考えたからです。またそのクリニックは、自宅からバスを一回乗り換えで行ける割と近い場所にあったということも選択の理由でした。 実際クリニックに行って、大腸内視鏡検診のお願いをすると、もし悪性の癌が発見された場合、本人に告知するかどうかにサインをさせられました。またそのときに、腸のレントゲンを撮り、癌が進行している場合、腸に内視鏡を入れられない人がいるためにレントゲンを撮るということを教えてもらいました。とりあえず内視鏡を入れられない状態ではないことが告げられ、内視鏡検診の日を予約し、検診の1日前からの食事の注意や水に溶く下剤のセットを渡されました。 大腸の内視鏡検診では、腸をからっぽにする必要があり、前日の食事は腸に残るものは禁止され、野菜や果物、脂の多い肉、魚は控えるようにし、うどんや豆腐などで済ませます。当日の朝から水に溶いた2リットルの下剤を家で少しずつ飲み、腸にあるものをすべて出していきます。体験された方は皆言っていますが、この作業が一番大変です。何回かに分けてトイレに駆け込み、透明な液体しかでなくなるまで2時間くらいかかり、またここから病院へ行くまでにトイレに行きたくなる可能性もあるため、自宅からある程度近いクリニックにして本当によかったです。 初めての腸の内視鏡検診は、麻酔もわからないうちに効いて、思っていたよりスムーズに終了しました。終わってすぐに、腸のどのあたりにポリープがあるかを写真と図で教えていただきました。私は2カ所あり、このポリープが良性か悪性かの組織検査は数日後に結果が出るということでした。各ポリープには5段階がつけられ、結果はひとつは問題なし、もうひとつは3ということで、悪性ではないという結果でした。また2年後にこれらのポリープがどうなっているかを見るために内視鏡検診してくださいとのことでした。 最近の内視鏡はとても発達していてすごい技術ですが、受けるための前処置が大変なので、そう頻繁にできる感じでもありません。しかしこれだけはっきりとわかるのであれば数年に一度は受けた方がよいと思われます。いいクリニックにあたってよかったと思いました。

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