座考

気になるアレやコレや、ちょっと座って考えてみよう

カテゴリ: 胃潰瘍

40歳で新しい部署を任され、試行錯誤で仕事の組み立てや新人教育に明け暮れていた時期の事です。なかなか思うような成果が上がらず、胃の痛い日々を暮していました。胃が痛いのは初めてではなく軽い胃潰瘍だろうと市販の胃薬で済ましていました。42歳になって、会社の健康診断を受けた時の事です。しばらくして結果が出たという事で、資料を見ると再検査。指定医院に行きバリュウムを飲み、レントゲン検査を受けました。健康診断の時よりもいろいろな角度を指定され枚数も多かったと思います。 何日か経って医者から連絡があり結果の説明があるといわれました。ちょっと不安を抱えながら病院に向かいました。決して気持ちの良いものではありません。年配の医師が真面目な顔でレントゲン写真を示して、胃の真ん中あたりに大きな影があると言っていました。胃潰瘍で小さな影ができることはあるが、ちょっと大きいので心配なので最寄りの病院で精密検査を受けてくださいと指示されました。一瞬頭が真っ白になりました。健康には自信があったのですが、精密検査は初めての事なので不安は募るばかりです。 自宅の近くに胃カメラを得意とする医院があると聞き、そこへも申し込みを行いました。1日休みを取り、さいたま市の自宅の近くの医院に向かいました。ますます胃が痛くなるような気がしました。その日のうちに1回目の胃カメラを飲むことになりました。麻酔薬で喉を麻痺させ胃カメラを飲み込みましたが、初めての経験で苦しくて、何度も吐き出しそうになりました。なんとか患部にカメラが到達し、患部を見ていた医師は胃潰瘍が長引き、その傷が治りかけたとき大きなポリープになったようだ。ポリープは2つあるので次回、その組織を切り取って検査して良性、悪性を検査するという事になりました。 夏だったのでお盆休みを挟んで3週間後に再度胃カメラを飲んで、そのままワイヤーを出して切り取ることになりました。不安な3週間を過ごしたので、早く白黒はっきりさせてほしいというのが本音でした。無事検体を取り出して結果は良性でした。本当にほっとしましたが悪性だったら早期発見が出来た健康診断は本当に大事だと痛感しました。

65歳、男性、大阪市在住、5年前会社の定期健康診断の要検査で指摘された事を放っておいて、大変な事になってしまいました。 胃部X線検査で異常が見つかり、再検査となって胃カメラ検査を行ったところ、胃の下部の方に小さな潰瘍が見つかったのとヘリコバクターピロリ菌が存在するので、消化器内科のある病院で潰瘍の治療とピロリ菌の除去をして貰った方がいいと言われていました。 実は25歳の時、精神的苦痛が原因で胃潰瘍と十二指腸潰瘍を同時に発症し、その時は通院で一応完治しました。その後の健康診断でいつも異常ありとの指摘がありましたが、自分では当時の傷跡だとばかり思っていたので、特に再検査もせずそのままにしていました。それでも特に体が不調になる事も無く、高をくくっていたところがあります。 今回もそうでした。ピロリ菌は多分幼少時の飲料水から保菌するに至ったものでもう数十年もなるし、胃の潰瘍と言っても小さいもので痛みや不快感も無いのでと病院に行かずそのままにしていました。 ところがある時、突然食べ物の味がしなくなり、何を食べても不味くて何も食べられなくなりました。体力が弱って目まいがし歩くのがやっとの状態になって、「こりゃえらい事」と子供に付き添ってもらって近くの病院を受診。そうしたら、胃潰瘍による出血が原因の貧血で即入院、このままもう少し放っておいたら死んでいたかも知れないと医師に告げられました。健康な男子の血液中のヘモグロビンの数値は14以上なのに私は6しか無く、心臓、脳に障害が発生するところだったのですよと言われました。 そしてその日から早速治療が始まりました。取りあえず輸血によってヘモグロビンの数値を上げないといけないとの事で2パック800ccを輸血、血液増殖の為の鉄分摂取。食べ物は当分無しの為栄養分の点滴とそれを1週間程度続けて数値を計ったところ、8まで回復していましたがまだまだ不足です。 その後は少しずつ食事を摂りはじめ、鉄分摂取、潰瘍治療の抗生剤投与を続けて約3週間でようやく数値が12まで回復し、退院の運びとなりました。退院後は1週間かけてピロリ菌除去の為の投薬を続けました。それも何とか終了しやっと健康な体を取り戻しましたが、たかが健康診断と高をくくって放っていた結果がとんでも無い事態を招いてしまい、反省してその後は何事にも注意するようにしています。

このページのトップヘ