東京ディズニーランドで公演中のナイトエンターテイメント「ワンス・アポン・ア・タイム」。
当ブログでは何度か取り上げさせてもらっていますが、現時点での今後の展望を考えてみたいと思う、GW特別企画第三弾! 
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fig.1 公演中のワンス・アポン・ア・タイム。

2014年5月より公演されているキャッスルプロジェクション「ワンス・アポン・ア・タイム」。
現在では東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツや花火と並ぶ夜を代表するエンターテイメントとして公演されています。

またキャッスルにプロジェクションマッピングを行うエンターテインメントは城がシンボルであるディズニーパークすべてで公演されています。

・Celebrate The Magic(ウォルト・ディズニー・ワールド-マジックキングダム[アメリカ-フロリダ])
・Disney Dreams!(ディズニーランド・パリ-ディズニーランド・パーク[フランス])
・ワンス・アポン・ア・タイム(東京ディズニーリゾート-東京ディズニーランド[日本])
・Disneyland Forever(ディズニーランド・リゾート-ディズニーランド[アメリカ-カリフォルニア])
・Disney in the Stars(香港ディズニーランド・リゾート-香港ディズニーランド[香港])
※現在実施されているエンターテイメントを導入された順で記載

 ウォルト・ディズニー・ワールドで公演中の「Celebrate The Magic」はプロジェクションマッピングを中心としたエンターテイメントでパイロの数が少ないのが特徴です。
また定期的にアップデートされており、シーズンでも違う場合があるショーです。
またディズニーランド・パリで公演している「Disney Dreams!」もクリスマスイベント中で「Disney Dreams of Christmas」を公演していてメインテーマは「Christmas Wishes」で東京ディズニーシーのクリスマスイベントのテーマソングを使っています。
Disneyland Foreverはディズニーランド・リゾート60周年を祝して始まったプロジェクションマッピングと花火を使用したエンターテイメントで眠れる森の美女の城だけでなく、メインストリートUSAやマッターホルン、イッツ・ア・スモールワールドにもプロジェクションマッピングを行っているのが特徴です。
また香港ディズニーランド・リゾートのDisney in the Starsも香港ディズニーランド・リゾート10周年を記念して、従来花火だけだったエンターテイメントをプロジェクションマッピングを追加したショーです。

東京ディズニーリゾートのワンス・アポン・ア・タイムもアナとエルサのフローズンファンタジー期間中は特別バージョンを行っています。


ワンス・アポン・ア・タイムは開始当初は1日2回、全抽選を実施してきましたが去年の7月より平日+日曜は1日1回に、そして今年の4月より土曜日を含めて1日1回、平日抽選なしとなりました。

ワンス・アポン・ア・タイムの人気が収まってきましたが今後はどうなっていくのでしょうか?

1.シーズンイベントに連動していく
当ブログでは何度か掲載していますが、シーズンイベントに連動していくと考えられます。
特に去年のクリスマスイベントは絵本がテーマのため構成しやすいと思われます。
ウォルト・ディズニー・ワールドではサマーシーズンではスティッチのパートに一部差し替えられています。
しかし導入には新たにプロジェクションマッピングを書き起こす必要があり導入費用もかかります。

2.ワンス・アポン・ア・タイムを2017年度で終了させる
今後さらに収束していけば1日1回を常に抽選無しで行わせ、2017年度に終了させるということも考えられます。
2018年には東京ディズニーリゾート35周年が控えており、例年の通りであればシンデレラ城のデコレーションもあるためワンス・アポン・ア・タイムを終了させる可能性もあります。
またワンス・アポン・ア・タイムが終了すればキャッスルショーの導入もしやすくなるといった点もあります。
また新たなキャッスルプロジェクションを導入するということも考えられます。

3.ワンス・アポン・ア・タイムをひたすら続ける
シーズンイベントに連動させずただただ公演し続けるということも考えられます。
というか結構確率高いと思われます。
現在の東京ディズニーリゾートは今後の開発をゲストのキャッシュフローでまかなっているため不必要の費用をかけず人気のあるショーは続けるという考えが見受けられます。

4.花火に連動する新キャッスルプロジェクションを導入する
これは2番の続きでもありますが、ワンス・アポン・ア・タイムを終了させ、Disneyland ForeverやDiseny in the Starsのような花火とキャッスルプロジェクションのショーを新規導入する可能性もあります。
ワンス・アポン・ア・タイムが始まって以来初めてのレギュラー花火として先日よりスタートした「スカイハイ・ウィッシュ」。
東京ディズニーランド版では今ではワンス・アポン・ア・タイムでしか使用していない後方のサーチライトを使用しており、もしかしたら35周年の花火ではプロジェクションマッピングを導入するかもしれません。
その際にはワンス・アポン・ア・タイムは終了すると考えられます。

ワンス・アポン・ア・タイムは東京ディズニーランドで非常に重要な立場にあります。
このエンターテイメントが続く、変わる、終わるという変化でパーク内のエンターテイメントに変化がもたらされます。

今後の動向に注目されるレギュラーショーです。