土曜日に徳永が1週間ぶりに退院。私はこの週末も書類や資料作りに追われていました。
月曜日は区内企業の新プロジェクト担当者達に「ブランドコンセプト立案」についてのレクチャー。
その後新入居者ヒアリング、早くも2回目になった者がいます。初回のヒアリングで自分のやりたいことと強みについて見直しを図り、今回事業コンセプトをさらに煮詰めて提案してくれました。
区役所でTASK(台東・荒川・足立・墨田・葛飾区合同)プロジェクト推進委員会。昨年度の報告と今年度の事業内容について、各区から報告。TASKと芸大の連携は解消で、各区が必要に応じて連携申し込みをすることに。TASKものづくり大賞は参加者のモチベーションを高めるので、もっと告知して参加者を増やすべき。ハンズとのコラボは消費者や売場担当者との交流が図れて好評。など。
私からは、昨年度から足立区が加わったので、5区横断での交流ができないか提案しました。事務局の仕事が増えるのですが、人のつながりが新しいビジネスを生み出します。
戻ってすぐに、シモジマさんでデザビレ施設公開にあわせた地域連携イベントの相談。
さて、本日経済産業省から、
「今後の繊維・ファッション産業のあり方に関する研究会」報告書が公表されました。
内容としては、日本の繊維・ファッション産業については、平成19年度繊維特別対策が終了していることもあり国としては産業としての生き残りは諦めた、という印象です。前半では支援を打ち切る理由としての繊維産業の衰退ぶりがデータで明確にされています。
また、中小零細企業中心のファッション用途から、大企業中心の資材用途への転換という表現が目立ちます。
ファッションについてはデザインや感性での成長の可能性を示唆するに留まっていますが、そもそものSWOT分析による前提が甘く、一般論として語られていて、実効性のある具体策には言及されていません。(以下長くなるので注意)