まず、下記URLにアクセスします。(Firefox, Google Chrome, Safari, Opera限定で、IEは対象外です。)
http://www.tea-partners.com/teaos/00.00.01.10/windows.html

メニューから「Application」→「Editor」→「Canvas Editor」を選択すると、canvasアプリケーションが起動します。


canvas

起動したアプリの右側の4段目あたりにある、「none」をクリックして、好きな描画ツールを選択します。
描画ツールは「直線」、「曲線」、「閉曲線」、「矩形」、「円」、「テキスト」、「グラデーション」から選べます。
「閉曲線」、「矩形」、「円」を選択した場合は、その下のコントロールから「枠」、「領域」、「枠+領域」のいずれかを選択することで、内部を塗潰すかどうかを決めることができます。
(「テキスト」、「グラデーション」は使い方が特殊なので、また別途機会を設けて説明します。)
ツールを選択したら適切な属性値を設定して、マウスでキャンバスに描画します。
設定できる属性値には、「線の幅」、「線の色」、「塗潰色」、「グリッド」があります。
「線の色」や「塗潰色」には、「rgba(0,100,0,0.6)」形式、「#ff0080」形式などCSS3と同様の記法が利用できます。
「グリッド」を指定すると、グリッド点上にしか制御点を置くことが出来なくなります。
(※グリッド線は表示されません)

一通り描画を終えたらfilenameフィールドに適当なファイルパス(英数字のみ。拡張子は自動的に付加される。)を指定して、「saveAs」ボタンで保存します。

----------------------------------
このアプリケーションはフラッシュを使っていません。HTML5のcanvasという仕様を使って実装しています。
なので、iPadなどの携帯端末でタブレットを使って何かを書くという用途に向いているかと思います。
例えば、病院の中で、看護婦さんが患者さんのところに巡回しながら患者さんの様子を記録するなんて用途とか、
オンラインで繋がった人同士がタブレットでコミュニケーションをとるなんて用途に使えるのではないかと思います。
(ツールは洗練させないといけないですけどね)
こういう部品アプリケーションを増やしていくことで、様々な用途に向けて有用なサービスを提供することができるようになると考えています。