Chiller (U) (Unl)
今回はけっこう珍しいNESのゲームをレビュー。
先日、カリフォルニアであったSoCal Retro Video Gaming Expoでの発掘品Chillerです。
NESのゲームではありますが、ライセンス品ではありません。
まぁ任天堂のライセンスが下りなかった理由が勿論ありまして、
今作、当時のビデオゲームしてはちょっぴり過激すぎ...?(笑)
グロテスクな表現が苦手な人はあまり見ないほうが良いかもです。

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非常に残虐性が高いプレイ画面。
今作はザッパーを使って人を撃っていくというゲームです。
ちなみにザッパーが無くても通常コントローラーでもプレイ可能という親切設計。
基本的にはどの画面でも拷問などを受けている人がそこら中にいて、
さらにそこからプレイヤーに攻撃させるのだから残酷極まりないです。
子供向けゲーム機に発売されたゲームとは思えないゲーム。
ゲームはどれだけ早く拷問を受けている人間などを全員殺せるかという内容。
単純に物を正確に早く打つだけを競うゲームならば、標的はもっと別の物でも良かったのでは...?
画面の人を撃つと出てくるのはもちろん血しぶき
ステージクリア前には画面が血まみれになっています。
また、単純に撃つだけでは死なない人間も存在し、
拷問器具などを使って、いかに上手に殺せるかも考えなければいけないゲームです。
ただ、打ち殺すだけでなく殺す方法まで教えてくれるサイコパス製造ゲームですね。(笑)

ただ今作はコンセプトに問題があるだけで、ゲームとしては上場の出来。
普通にシューティングゲームとして遊べます。
むしろ仕掛けなども細かく作られていて面白いシューティングです。
あと標的は人間だけでなくオバケなんかもいます。(基本は人間。)
ステージも雰囲気もホラーシューティングと考えるとよく作られていると思います。
本当に人間を撃って血しぶきが出まくる以外はまともで悪くないゲーム。

今作Chillerは一応アーケードもありましたが、まったく売れなかった様ですね。
まぁそりゃゲーム屋のオーナーも当時の自分の店に置きたくないわ、こんな残酷ゲーム。
特に80,90年代のアメリカは特にこの手の表現方法に厳しかったですからね。
NES版も同じ理由であまり売れなかったため、今ではちょっぴりレアソフト
まぁ流石に自分が親でも自分の子供にはこのゲームは買ってあげれないなぁ。
流通量が少ないのも納得のゲームです。
こんな印象の強いゲームなのに知らない人も結構多かったり。
でも、非常にレトロゲームとしては興味深いゲームなので、
ぜひとも手元に持っておきたいゲームの1本ですよね。話題にもできますし。
おそらく最初で最後のNESの残酷ゲームのレビューです。(笑)
レトロゲームでダメなゲームっても色々種類がありますが、この手のダメなゲームは珍しいですからね。

Chiller ★★★☆☆