TeamMUSASHIプロジェクト副リーダー兼海外部門長の堀江です。
昨日までの3日間、TeamMUSASHIのメンバーは
”2015年 JAF全日本ラリー選手権 第5戦2015年 JAF東日本ラリー選手権 第5戦がんばろう!福島MSCCラリー2015”
に運営スタッフとして参加してきました。
じつは、これはTeamMUSASHIにとって初めて学生のみで行った対外活動であって、先生方の同伴は全くありませんでした。
そんなイベントで当チーム参加メンバーのリーダーとして僕は参加したのですが、最後の最後までトラブルが起きないかほんとに気が気ではなかったです。炎天下の中、熱中症で倒れるメンバーがでないかとか、電波の届かない場所で連絡がとりあえなくなったりしないかとか、心配が続く数週間だったのですがなんとか無事に東京まで戻ることができ、すごく安心しました。
さっそくこの場で活動の総括をしたいと思います。
まず、参加することになった経緯まで遡ると、もともとがんばろう!福島MSCCラリーは最初から参加すると決まっていたイベントではありませんでした。
運営協力のお話をMSCC代表の西井様から頂いたときは、大会期間が大学の試験期間中のしかも平日にかぶっていることや、ツールド東北への参加が決定していることもあって、いったんは参加をお断りしようとなったイベントでした。
しかしどうしても行きたいと草加先生に話したところ、土日だけの参加でもいいのではないかという意見をもらい、MSCCの方に相談し、その方向でスケジュールを調整して頂くことができました。
そういう経緯で無理をいって参加させて頂けたイベントだったのですが、最終的に12名ものメンバーをお呼び頂けて、がんばろう!福島MSCCラリーの方には大変感謝しております。
その上、ラリーの運営の方がどんな仕事をしているのかについて、福島に向かう前に運営の方に大学までお越し頂き説明の場を設けて頂けました。こうして様々な方にご協力頂けたことで、参加したメンバーは、より具体的なラリー大会のイメージを得ることができました。
大会競技中、参加したメンバーは各々異なる仕事をしたのですが、僕は競技車の走行時間を速報に載せるための計時チェックという役割を担いました。2日間で合計5つのSS区間を担当したのですが、中でも最後のSS区間であるSS15は大会順位にそのまま影響するということで、現場のピリピリした感じは凄まじかったです。
大会競技が終了したあとは、HQといわれる大会運営本部の片付けなどを行いましたが、運営に必要であった機材などを様々見ることができ、大変勉強になりました。
また、話は変わりますが、運営スタッフの解散ミーティングのときの広報担当の方のお話によると、今回のこの大会には想定人数の数倍にも及ぶ観戦ギャラリーが集まったのだそうです。ほかにもメディアからのアプローチも予想以上にあったそうです。
これはすごいことだと思いました。震災から4年以上経過しましたが、まだ日本を元気にしたいという想いに賛同してくれる方が多くいらっしゃるということの証拠だと思います。そして、その想いを発信するということに、自動車の大会が貢献できるということを強く実感しました。
ほかにもいろいろ僕自身今回のイベントを省みて思ったところはあるのですが、大変貴重な体験ができたことにとても満足しています。
最後に一つうれしかったことを言わせてもらうと、今回参加したメンバーは「がんばろう福島」と書かれた今大会のバッジを全員もらうことができました。すごくかっこいいバッジです。
偶然かもしれないですが、モナコ公国の国旗に似ていますね。
今は「がんばろう福島」の文字を身につけて、モンテカルロの表彰台に登ることが僕の目標です。
堀江