2014年12月05日

盲学校に「柔整科」


盲学校で初の「柔整科」

大阪府立視覚支援学校が「柔道整復科」新設


 11月11日付で文部科学省から柔道整復師養成施設の指定を受け、

 平成27年4月に高等部専攻科に「柔道整復科」を新設する。

 盲学校に柔道整復師養成課程が開設されるのは初めてで、

 公立校としても日本初。

 定員は10名。

 問い合わせは、大阪府立視覚支援学校(電話06-6693-3471)へ。

 鍼灸柔整新聞より

teamnagao at 23:09|PermalinkComments(0)

2014年11月03日

ほねつぎ




 我々、柔道整復師の昔からの呼び方で現在でも名称として許可されている「ほねつぎ」。

この名称に誇りと気概を持っている柔道整復師が全国にどれだけいるでしょう。

数十年前はどこの接骨院も「骨折」「脱臼」の患者さんは月に数名、

多いところは毎日新患が来院されていた。「骨折・脱臼は接骨院」が当たり前でした。

私事、恥ずかしい話ですが、難しい症例の場合、急いで師匠のもとに電話をしたり、

整復本を速読して整復法の再確認をして緊張感のある中、

慎重に整復操作や固定を行ったことを思い出します。

適切に骨折の整復を行い固定すると痛みは驚くほど軽減します。

患者さんの表情の変化は脱臼ではさらに顕著です。

患者さんの安堵の笑みを見たときが「ほねつぎ冥利」に尽きる時です。

整復後の確認も近隣の医療機関で行い担当医の先生にはその後の適切なアドバイスをいただき、

地域での患者さん第一のシステムはうまく稼働していました。

全国どこでもこのような状況であったと思います。

さて、話は現在に戻しますが、この1カ月間に骨折や脱臼の整復をされた先生方は

何名おいでになるのだろうか?

感覚的でいいので各都道府県の1カ月間の骨折・脱臼の数を推測していただきたい。

私の所属する公益社団法人京都府柔道整復師会の会員が1カ月間に診る患者さんは約五万人です。

骨折部位数は178部位(うち後療37)、不全骨折部位数は18部位(うち後療2)、

脱臼部位数は56部位、総計252部位です。各々重複しないとして全体に占める割合は0.5%です。

1%にも満たないのです。全国的にも同様な傾向です。

日本国内の骨折や脱臼の発生率が極端に減少したというわけでなく、

骨折や脱臼の患者さんが接骨院へ行かなくなったのです。来なくなったのです。何故か?

ひとつは、接骨院では画像診断(X線、MRIなど)が出来ないので行っても

医療機関に紹介されるので二度手間となること。

もうひとつは柔道整復師の「質の保証」が無くなりつつあるということ.

が骨折・脱臼の患者さんが減少した大きな理由としてあげられます。

この「質の保証」は今後、柔道整復師に係る各種制度が継続されるには非常に重要なものです。

「養成施設・柔道整復師の急増」の原因となった福岡裁判の平成10年から

柔道整復師の「質の保証」は徐々に侵食されてきたと思います。

昭和11年全国の柔道整復師会と都道府県との保険協定が結ばれた根柢にあるものは

「柔道整復師はきっちり治す」「柔道整復師は不正をしない」

という世間の評価があったからだということ。

「骨折や脱臼」の患者さんが今後、全体の1割2割を占めるようにするためには

十数年間かけて「質の保証」が侵食されたように

十数年間かけて「質の保証」を積み上げなくてはなりません。

昭和45年、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師等に

関する法律から分離して「柔道整復師法」が単独(行)法になったのは、

「その施術の対象がもっぱら骨折、脱臼の非観血的徒手整復を含めた打撲、捻挫など

新鮮なる負傷に限られており、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師とは

異なる独自の存在を有している」ことが理由であります。

現在、我々柔道整復師は他と異なる独自の存在を示していますか?

「ほねつぎ」という名称が死語とならないように、鑑別法、整復法、固定法を

柔道整復師が骨の髄まで沁み込ませ「骨折・脱臼は接骨院」を当たり前にする努力が必要です。

「骨折や脱臼」の取扱いが出来ることは柔道整復師が柔道整復師であるための

最後の「砦」です。絶対に死守すべきものです。

質の担保された非観血的徒手整復による保存療法を望む患者さんは多数おられます。

柔道整復師自身がその「砦」を守らなければ誰も守ってはくれません。

そのためにも「質の保証」は非常に重要です。

「ほねつぎ」これは日本伝統の「医療」であり日本の素晴らしい「文化」であります。

現在の柔道整復師が永劫的に継承していく責任があることを心しなければなりません。

これは全国の就業柔道整復師全員で行わなくてはならないことだと思います。


teamnagao at 19:51|PermalinkComments(0)

今年もあと二カ月・・・・・


 2014ももう二カ月足らずで終わります。

 歳をとると一日一日が早いと言われますが正にその通り。

 自分ではまだ登り坂だと思っているが

 年齢や時間的には下り坂。

 ゆっくりゆっくり地を踏みしめて下って活きたい。

 活かされていることに感謝して!!!

 

teamnagao at 18:43|PermalinkComments(0)

2014年09月02日

アインシュタインが残した11の教え


    アインシュタインが残した11の教え

  アインシュタインは相対性理論や「E=mc2」だけでなく、多くのことを私たちに教えてくれました。

  勤勉であること、失敗をすることなどを通して不可能も可能になるということを、

  身をもって教えてくれたのです。科学者でなくても、人生の教訓として学べることは多大です。

   



    (1) シンプルであること

    「もし6歳の子に説明できないのであれば、それは自分でも理解できていないということである。」





     (2) 創造性    

    「創造性は伝染する。周囲に移してしまおう。」





    (3) 挑戦と失敗

    「失敗を避ける唯一の方法は、新しいアイデアを持たないことである。」
    「挑戦をやめるまでは、失敗ではない。」





    (4) 今を生きる

    「私は未来のことは考えない。考えなくても未来はやってくるからね。」





    (5) 型にはまらない

    「これまでの私の発見は、合理的な思考から得られたものではない。」





    (6) 想像力

    「想像とは、研究の最高形態である。」
    「想像力は知識よりも重要である。なぜなら想像力には世界を取り巻く力があるが、
     知識には限界があるからだ。」





    (7) 不可能に立ち向かう

    「バカを試みる者だけが、不可能を可能にできる。」





    (8) 人を大切にする
 
    「私たちは他人のために存在している。なぜなら、私たちが幸せなのは、
     周囲の人が笑顔で幸せにいてくれるからである。」
    「人生とは、誰か他の人のために生きられない限り、価値のないものとなる。」





    (9) 共有

    「生徒とは、教師が知識を流し込む容器ではなく、
     火を付けてあげるべき【たいまつ】なのである。」





    (10) 学びを受け入れる

    「学びは経験である。それ以外は情報でしかない。」





    (11) 正しいことをする

     「常に正しいことをしよう。何人かは喜び、何人かは驚くであろう。」





     参照:Lifehack



teamnagao at 13:04|PermalinkComments(0)

2014年09月01日

9月です。さらに勉強です。

おはようございます。

9月になりました。

気候も今日は秋らしく夏の強い日差しもないようです。

柔道整復師の業界も学会など多く開催され

秋は勉学の季節です。

6万人近い柔道整復師全員が患者さんの

附託に応えられるようにいなければなりません。

安心安全で確実な治療のためには

学と技術の研鑽が必要です。

学会や研究会、研修会、勉強会に参加しましょう。



teamnagao at 07:06|PermalinkComments(0)

2014年07月11日

レジデントマニュアル


 柔道整復師の国家試験に合格して

 厚生労働省の柔道整復師名簿いわゆる試験財団の台帳に

 登録されてはじめて「柔道整復師」となる。

 今年も多くの柔道整復師が誕生し、現場で活躍していることでしょう。

 新人は4月から働き始めて3か月が過ぎ、臨床の怖さと面白さ、

 己の未熟さと柔道整復の奥の深さがわかってきた頃だと思います。

 ベテラン柔道整復師の「観る」「視る」「診る」「看る」のすごさを知ったことでしょう。

 業界もそろそろ「診療ガイドライン」と「レジデントマニュアル」を作成する準備に

 入るべきである。

 無知からくるインシデント、アクシデントが一番怖い。

teamnagao at 01:37|PermalinkComments(0)

2014年06月19日

なんと2カ月以上も・・・・・



4月から更新していなかった・・・・・・

あっという間の2カ月。

歳が行くと日々が過ぎるのははやいと言うが・・・・

自分なりに充実した日々を過ごしている。

接骨院においでになる患者さんが保険者や行政からの

受診に関する様々な問い合わせの

ストレスから解放されることを第一義に動いている。

これは患者さんが動くことではなく「柔道整復師」が動くべきことである。

保険者や行政から「柔道整復師」が信用されなくなったことが原因だからだ。

患者さん一人に対して一枚の支給申請書に書かれている情報により

審査会を経て、保険者から療養費が支払われる。

公的審査会の審査を経ても保険者は外部委託会社を使い

患者さんに書面、電話での執拗な問い合わせを行う。

患者本人でない被保険者や世帯主に聞き

確認が取れなければ「返戻」。

最近は「不支給」。

「不支給通知」の事務的手続きすら知らず、不支給にする保険者もいる。

お互いに膝を突き合わせ、30年前のような良好な関係を構築したい。

それがいまの柔道整復師の責務だと思うのだが・・・・・

teamnagao at 22:12|PermalinkComments(0)

2014年04月14日

顎関節脱臼

 午前診33名の患者さんを順調に診させていただき

 昼休みにふと

 骨折拘縮後療の患者さんは、病院から退院して

 多くおいでになっているが 

 新鮮な骨折や脱臼の患者さんは来ないなあー

 と考えていた。

 少し早めに午後診の準備に接骨院に行くと

 スタッフの皆さんもはやい出勤。

 お疲れ様!!

 福西先生が玄関に行くと脱臼・骨折の患者さんがいつも来るジンクス。

 3時半に女性の患者さん来られる。

 新患さんで顎を指差しアピール。

 顎の脱臼である。

 妙に落ち着いておられる。

 聞くと十年前から数回外れて自分で整復できるらしい。

 この2−3年間は外れず、今回は3時20分に大きなあくびをした時外れた。

 どうゆう風に整復しようと悩んだが患者さんがチョコンとベッドに腰掛けられたので

 ヒポクラテス口内法を選択。

 術者:福西。助手:長尾 とした。

 私が患者さんの後方に位置し顎の位置を確認し、頭部を固定した。

 福西先生は口内に母指を挿入するので清潔な小タオルに母指を乗せ

 患者さんの大臼歯にあてがい、他の四指は口外より下顎を掴む。

 教科書的には助手は頭部を把持するが、今回私は後頭部下部を固定し

 顎関節部を指で裂隙を観察していた。

 術者が下方に牽引したときに裂隙は開き関節頭の動きも感覚的にわかる。

 福西先生が「少し動きました」というと患者さんもリラックスし

 左側の関節頭がカクンと整復された。

 初検時、弾発性固定は感じられず

 下顎歯列は上顎歯列の前に出て、開口のままであった。

 整復後の確認として

 前歯のかみ合わせをみた。普通にしゃべられている。

 okである。

 投石帯をすべきか迷ったが

 アイシングや開口の注意などをして終わった。

 カンファレンスで福西先生が

 「患者さんは両方外れていると言われたが

  整復の感覚では左が大きく外れていた」

 と言った。

 術者でしかわからない貴重な意見である。

 このような経験をして

 「ほねつぎ」の誇りを培ってほしい。







 どの関節脱臼においても同様であるが

 目をつぶり

 関節窩と関節頭の位置関係を思い出し

 関節頭がどのような軌跡・軌道を辿り、正常位・整復位に戻るかを

イメージングして整復動作に入ると成功する確率は高くなる。

 昨年の肩関節鎖骨下脱臼やスキー実習時の肘関節後方脱臼、

 肩関節脱臼と上腕骨頸部骨折の合併など

 イメージングできていたかというと????である。


 数人のスタッフがいてくれるからできる。

 一人でできるかというと努力はできても???である。

 昔のほねつぎは皆、工夫苦労をして業を為していたのだろう。

 いい経験をさせていただいた。

 今日の整復感覚を福西先生は一生忘れず頑張って欲しい。




 骨折・脱臼は「長尾接骨院」へ 

 


teamnagao at 22:51|PermalinkComments(0)

2014年04月09日

Le CODE MORAL Du JUDO



 フランス柔道八つの心得


 国際武道大学の石井先生のおはなしによると


 フランスでは柔道は教育的価値の高いスポーツと認識されている。

 柔道場は「人生の学校」と認識されていると言う。

 国別の柔道人口でいうと日本は16万人で世界第三位らしい。

 第一位は日本の三倍半の56万7千人のフランス。

 第二位はドイツ。


 「人生の学校」での心得




 礼儀

 勇気

 友情

 自制

 誠実

 謙虚

 名誉

 尊敬



 柔道整復の世界でも大切な八つの心得である。

teamnagao at 22:54|PermalinkComments(0)

2014年04月07日

二極化


 柔道整復だけではないが

 経営的にも技術的にも勝ち負けがはっきりしてきた。

 少し経済的に我慢すれば、営業が継続できるということは無理となっている。

 国試合格即開業の未熟者にも厳しい状況となっている。

 「接骨院廃業」がこの3月末、全国的に多く届けられている。

 治せない。信頼がない。ところは淘汰されていく。

 経営者としての才覚のないものも淘汰される。

 飽和状態の接骨院業界。

 骨を継ぎ、外れた関節を整復し、

 捻挫・打撲・挫傷を治療するのが我々の仕事である。

 療養費といえども保険を使う以上、それを使うだけの技術と倫理観を

 持ち合わせていないといけない。

 厳しい時代に突入しても

 「ほねつぎ」は無くならない。

 患者さんのために学術的にも技術的にも研鑽をしなければなりません。

 もう一度「地域密着」という意味をよく考えて「接骨院」の背骨を鍛え直そう。

teamnagao at 01:15|PermalinkComments(0)