2010年05月22日
永遠と須臾の罪人 蓬莱山輝夜 from東方Project(グリフォン)
グリフォンエンタープライズから発売された永遠と須臾の罪人
『蓬莱山輝夜』(ほうらいさんかぐや)
です。
<蓬莱山輝夜とは?>
サークル「東方Project」が制作した弾幕シューティングゲーム「東方永夜抄」の最終6面に登場するキャラ。
月の都に住む姫だったが、月の生活に飽きて地上(地球)に憧れるようになり永琳の作った秘薬「蓬莱の薬」を服用して八意永琳と共に地上へ追放となった。地上では竹取物語のように竹取の翁に拾われ育てられる。モデルは当然「かぐや姫」。
やがて罪が許され月からの使者が迎に来たがお世話になった人への恩と情とさらに地上生活の未練もあり月の使者を殺害して逃亡。やがて隠れて暮らす必要が無いことを知って東方の舞台である幻想郷に住むようになった。
肩書の「須臾(しゅゆ)」とは「しばらくの間」という意味で「輝夜は永遠の民であり過去は無限にやって来る、だから千年や万年よりも今の一瞬を大切にする」という設定に由来する。
ん〜〜なんだか難しい設定だ! なんだかんだと説明してきましたが、ようするに永夜抄のラスボスです!(お
<東方永夜抄 Normal/stage5〜6> stage6ボスが蓬莱山輝夜。(動画は八意永琳と同じものです)
続きはコチラから>
『箱の外観』
箱はグリフォンの東方シリーズとしては大きめ。
設定が「かぐや姫」なので蒔絵のようなデザインが施されています。
『ブリスターの状態』
今回はオプションパーツがいっぱい。グリフォン東方シリーズ初のパーツの付け替え用の腕も付属します。
『全体像』
名前が輝夜というだけあって、モロにかぐや姫ですwおっとりした表情に日本人形のようなサラリとした髪。なによりゲームでの曲が「竹取飛翔」ですw
【東方原曲】 永夜抄「竹取飛翔 〜 Lunatic Princess」
『後ろ姿』
見事な黒髪!ヤマトナデシコってやつですな。(戦艦じゃないよ)
『お顔のアップ』
目がくりっとしておっとりした感じ。今回も原型製作は「あきやまあきお」氏です。
『斜めから』
こう見るとおっとりしていてトロそうなんだけど、ゲームでは可愛くない攻撃をしてきます!w イージーモードでも辛い・・・
黒髪はストレートで下にむかって広がる感じに。
持っているのは「蓬莱の玉の枝」(蓬莱山にある銀の根と金の茎をしていて、白い玉の実がなる木の枝)
昔話「竹取物語」においてかぐや姫が「これらのモノを持ってくることが出来た者と結婚する」と言って5人の公達に要求した宝の一つ。
ゲーム中では武器の一つだけど、宝というだけあって綺麗な木の枝です。ひのきの棒とは違うのだよ!ひのきとはっ!(お
本来は白い実なんだけど、神主ZUN氏の元絵では5色の綺麗な玉になってます。
上は着物を着て真ん中で腕を合わせる形になってるので袖の柄しか見えません。袖もなんの柄か不明。
着物なんだけど、ブラウスとリボンのようなモノが見えます。
下は十二単を思わせるような長い袴(スカート?)。赤い袴に梅、竹、もみじの柄がプリントされています。
後ろ側も同じ模様ですが、桜も見えます。最初はそれぞれ春夏秋冬の季語でも表しているのかと思ったけど、桜と梅は同じ季節の季語だから違うね。あとは〜〜松竹梅?
袴の中はなんとタイトスカート!あれぇ〜?純和風なイメージがあったけど意外と中は洋服でした。
下着は白いパンツが辛うじて見える程度。
袴が完全に台に付く造形なので単体で自立します。
一応台座に乗せてみました。こんな感じになるけど、この姿で飾るなら台座はいらないね。
お決まりのプレート。
さて、台座が楕円形に広いのは理由があって、ブリスター状態で見た付け替えパーツを立てる事ができます。輝夜の腕も交換できるので付け替えてみました。
こちらが宝を飾した状態の蓬莱山輝夜。パーツ付け替えはこのシリーズ初ですね。
周りの宝は竹取物語で5人の婚約者に出した課題の宝を表しています。
上>『仏の御石の鉢』(ほとけのみいしのはち)
石作皇子に出された難題。ブッダが悟りを開いたときに授けられた4つの鉢を1つに合わせた鉢。
下>『燕の子安貝』(つばくらめのこやすがい)
納言石上麻呂足に出された難題。ツバメが卵を産むときにだけツバメの体内にあらわれて出すという。
上>『火鼠の皮衣』(ひねずみのかわごろも)
右大臣阿倍御主人に出された難題。火の中に入れても燃えない衣。
下>『龍の頸の玉』(たつのくびのたま)
大納言大伴御行に出された難題。龍の首元にあるという五色に光る宝玉。
最初に持っていた『蓬莱の玉の枝』(ほうらいさんのたまのえだ)で5人の公達に出された難題の宝となります。
腕のパーツを変えて手を広げた格好になります。なんか宝を見せつけている感じ?
ちなみに、ワンフェスの時に先行発売されたカラバリには蓬莱山の玉の枝を差し込む場所があったのですが、こちらにはその穴がありませんでした。
「ワンフェス展示のカラバリ蓬莱山輝夜」
腕を広げた状態になったので服が見えるようになりました。上着は着物と言うよりは襟とリボンとボタンがあって洋服に近い感じ。
袖の柄は雲の柄。袖は着物の形なので洋服と和服が融合した感じですね。
上から見た全体の様子。このポーズが宝を見せつけるポーズなのか、宝を使用しているポーズなのか・・・?
グリフォンから発売された『蓬莱山輝夜』でした。
おっとりしたキャラだと思ったら、竹取物語のお宝が付いていたり、差し替えでポーズが変わったりとレビューするのが大変でした。
ゲームもフィギュアも見た目で判断してはイケないという見本。
フィギュア自体は輝夜をよく表現していてなかなかの出来だと思います。東方のキャラは近年フィギュア化の波が来てますが蓬莱山輝夜とかはどっちかというとマイナーキャラなのでグリフォン以外ではフィギュア化はしないでしょうね・・・。
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