2007年01月10日

問題点の抽出

こんにちは。今週は丹澤が担当しております。

今日は昨日に引き続いて、ファイナンシャルプランニングにおける
「問題点の抽出」についてお話を差し上げたいと思います。

キャッシュフロー表を作成し、家計を分析していくと年間収支の金額と
その推移を把握することが出来ます。またキャッシュフロー表作成の
際に色々な費目の数字を細かく入れていけば、それらの費目の推移と
家計に及ぼす影響を包括的に見ることも出来ます。

「問題点の抽出」はキャッシュフロー表の推移を確認しながら行います。
単年度の年間収支が黒字か赤字か、大きな支出(自動車購入や住宅ローンの
繰上げ返済など)が無ければ一定レベルで推移するかなどを確認します。
そして発生した黒字はそれぞれのご家庭の金融資産に組み入れられるわけです。
ただ一連の流れの推移を追っていくと、この金融資産の金額が減少する時期が
あることが見えてきます。この時期がお子さんの大学進学や、ご夫婦のセカンド
ライフなどです。そしてこうした時期に、金融資産残高がゼロやマイナスに
なってしまうキャッシュフローでは問題があるということになります。

したがって「問題点の抽出」の最初のステップは、現状のキャッシュフロー表
から年間収支や金融資産の残高推移を把握することになります。
そして次のステップで金融資産残高がゼロからマイナスになるであろう時期に
どのような資金準備を行うかを考えます。
あとは家計の細かいところにメスを入れ、具体的な問題点を抽出していくこと
になります。

多くの家計は把握しきれていない「使途不明金」があったり、保険などの
金融商品へのコスト負担が大きいなどの問題を抱えているようですね。