Eclipse初心者がAndroid開発する際に押さえるべきこと

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こんにちは! iPhone/Androidエンジニアのgaoohです!
好きなExceptionはUnsupportedOperationExceptionです!

みなさん、Android開発ではエディタは何をつかってますか?
やっぱJavaといえばEclipseですよね!
個人的にはEclipseが大好きっ子です。好きすぎてEclipseでPerlを書いてたらまわりから変な目でみられたけど、それにもめげずに今日もワークスペースを開きます。

そんなEclipse好きなので、Androidで開発するときに抑えておくべきことをまとめてYo! とリーダーにいわれたので、まとめてみました。

これだけはいれとけ! 必須plugin


ADT


当たり前ですが、これをいれないと話になりません。

EGit


Gitでソース管理をしている場合、連携のために必要です。subversionだとsubversiveが個人的におすすめです。

Pleiades


日本語化されます。趣味がわかれるところですが、個人的にはわかりやすいことにこしたことはないので、いれてます。

なおこの記事内でつかっているスクリーンショットはすべてPleiadesで日本語化されたものを使っているので、手元のEclipseと違う! という方は英語によみかえるか、Pleiadesを導入してみてください。

GotoFile


クラスが増えたり階層が複雑になると、「あのファイルどこだっけ?」ということがちょいちょいあります。そんなときにパターンマッチでファイルを探してそのまま開いてくれる便利pluginです。
ただ一つ欠点があって、扱うファイルが増えてくるとガンガン重くなっていきます。
Androidアプリ1つレベルではそうそう遅くなりませんが、うっかり複数プロジェクトをまたいで検索してしまうと、そこで固まってしまったりして、それはそれで大変。
そういう方のために軽量版!

q4e


外部ライブラリの管理や自動ビルドにもかかせないmaven2ちゃんと連携するために必要です。


忘れず設定するべし! 基本設定


地味ですが、設定するとしないとでは大きく使い勝手が違う点を2つほどあります。

Spotlightとのショートカットバッティングを解消(Mac OS X 10.4以降を利用している場合)


Windowsを利用していると問題ありませんが、大胆にもMac OS X 10.4以降だとSpotlightとEclipseからコード補完のショートカットがバッティングします。
コード補完が使えないEclipseなんて……

Spotlight側のショートカットを変更しても解消しますが、Eclipse側でショートカットも変更できます。

メニューから「Eclipse」→「環境設定」を開き「一般」→「キー」で設定画面が表示されます。

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コンテンツ・アシストの項目をクリックして、バインディングのところでキー入力して適用を押すだけです。


行番号と空白文字の表示をONに


超地味ですが、やってないと面倒さがボディブローのように効いてきます。

メニューから「Eclipse」→「環境設定」を開き「一般」→「エディター」→「テキスト・エディター」で設定画面が表示されます。

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使い倒せ! 便利機能


せっかく起動も普通のエディタより時間のかかるEclipseです。便利な機能は使い倒さないと意味がありません。

DDMS


EclipseというよりADTの便利機能ですが、デバック期間中は最も多く見ることになるでしょう。
この画面でエミュレターに対してアクションを送ったり、送られる位置情報をコントロールできたりもします。
またスクリーンショットを撮りたいときもここです。

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タスク管理


エンジニアなら // TODO あとでやる と書かれたまま放置されたコードを一度は見たことがあるかと思います。
本当に放置しようとしてあとでやると書くエンジニアは、たぶんいません!
書いたこと自体を忘れているのがほとんどです。でもEclipseなら安心。
ちゃんと // TODO と書いてある箇所を一覧化してくれます。

「ウィンドウ」→「ビューの表示」→「タスク」で表示でviewが追加されます。

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※開発・運用中のプロジェクトの表示という都合もあり実際のTODO内容は黒塗りさせてもらいましたが、実際は表示されます。

個人的にコンビニで弁当を買って、あっため中に忘れて帰ってしまい、店員さんに「お客さん! お弁当!」とおいかけられるくらい忘れん坊なので、とても重宝しています。

なお、キーワードはデフォルトで TODO、FIXME、XXX が設定されていますが、自分で追加することも可能ですし、優先度も3段階で設定できます。

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デバック


IDEの真骨頂の一つデバック機能です。ちゃんとAndroidの実機でも当然デバックできます。
単に特定の場所で止めるだけの機能と思ってもらっては困ります。デバックのブレイクポイントの条件設定ぐらい朝飯前です。

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ループ内で特定の条件のときだけストップするなどもできます。ループ内でエラーになるまで「再開」ボタンを押すなんて無駄無駄無駄。

コードのブックマーク


わりとよく見るクラスや、メソッドなんてものが開発・運用を重ねていくとだいぶ偏ってきます。そんなときそんなクラスやメソッドがブックマークされていると一発で飛べて楽チンですね。

ブックマークの追加はコード左端のフレーム上で右クリック。

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一覧表示は「ウィンドウ」→「ビューの表示」→「その他」から「ブックマーク」を選択

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ちなみにいろんな理由で肥大化してしまったクラスやプロジェクトなんかでは特に有効ですよ!


スニペット管理


Androidだとわりと「ダイアログを表示する」、「メニューを表示する」など定型的に書くコードが多いと思います。
それらをスニペットとして管理することが出来ます。なおimport/exportもできるのである程度共有ってことも可能です。注意点としてはEclipseを再インストールするとごっそり消えてしまうのでexportしてバックアップをとっておくことをお忘れなく。

一覧表示は「ウィンドウ」→「ビューの表示」→「その他」から「スニペット」を選択

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コードを選択して、右クリックで新規スニペットを追加できます。

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重いとあきらめる前に試せ! メモリ設定


Eclipseは嫌いだ使いたくない人100人にアンケートを取ったら絶対上位にはいるであろう意見、「重い、遅い」。
確かに速くはない。でも、ギリギリ許容できるぐらいには改善できます。

起動メモリ設定


最近はそもそも開発マシンにメモリも多く積まれている時代です。贅沢にEclipseに与えてあげてください。

Windowsであればショートカットを右クリックして、オプションに以下の内容を追加してください。
Macであれば「アプリケーション」→「Eclipse」→「Eclipse」を右クリックして「パッケージ内容を表示」→「Contents」→「Mac OS」→「eclipse.ini」を編集します。

-vmargs
-XX:MaxPermSize=256m
-Xss2m
-Xms256m
-Xmx1024m


そんなメモリ積んでない! っていう人は上司なり家計を握っている人なりに泣きついてください。


自動ビルドをoffにする


Androidアプリぐらいの規模ではあまり効果は薄いですが、デフォルトではコードを修正するたびにビルド処理がされるので多少体感速度はあがります。

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ヒープステータスを表示して定期的にクリーン


ずっと起動しっぱなしでいると徐々に遅くなったりとかわりとあります。
多くの場合の理由はメモリの使用状況に由来します。それを視覚化し、場合によってはGCさせてすっきりさせることができます。

「Eclipse」→「環境設定」の「一般」で設定できます。

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ONにするとEclipse画面の一番右下に表示されます。

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とりあえず絶対覚えておくべき! ショートカット



コード補完(コンテンツアシスタント)


たぶん一番よく使います。

Win

ctrl + space


Mac

command + space


Javadocのひな形生成


Win/Mac

shift + alt + j


import宣言を整理


使ってないimport宣言の警告でEclipseの警告リストが埋まるのはかっこわるいのでやめましょう。

Win

ctrl + shift + o


Mac

command + shift + o


フォーマット


コードを保存したらこのショートカットを押す癖をつけるぐらいがちょうどいいです。

Win

ctrl + shift + f


Mac

command + shift + f


問題点の即時修正


ちょっとした構文エラー程度なら、このショートカットを押すだけで解決できちゃったりします。

Win

ctrl + 1


Mac

command + 1


クラス宣言へ移動


あるクラスを生成したときに、あれこれってどういう仕様だっけ? なんて思うことがよくあるかと思います。そういうときに一気に宣言されているクラスに飛べるのでいろいろと楽です。

Win/Mac

F3


以上です。
他にもリファクタリング機能やJUnitとの連携とか一記事では紹介しきれないのが残念ですが、その辺りは実際に使い始めて開発をしながら徐々にいろんな機能を開拓していくのも一つの楽しみです。

ではではEclipseで快適なAndroid開発を楽しんでください!!