September 05, 2009
Number ノート特集
雑誌Numberに、ノート特集記事が掲載されていたので、買ってみた。この雑誌、スポーツ系のコーナーに置いてある雑誌で、日頃はまったく縁がない。
ただ、この日は、書店で「変なの」が、気持ちよさそうに手も当てずに大きなクシャミをしていたのを避けるため、いつもは近づきもしないスポーツコーナを通り抜けていた時に、目に入ってきたのだった。
たぶん、ノートというキーワードが、視覚の片隅に引っかかったのであろう。
◇
学生時代、よく、体育会系か文化系かというカテゴリに分けられることがあった。
しかし、なぜか私だけは「反体育会系」という第三のカテゴリに分類されていた。
なので、スポーツには全く興味がなく、プロ野球のチームも区別が付くのは、広島カープと、あとは巨人と阪神くらい。
野球も細かいルールは全く知らないし、サッカーやバレーなどは全く未知の世界。
学生時代、家庭教師先の子供から、社会人になったら野球の話題くらいできないと困るよと諭されたことがある。
なので、子供に付き合って、有名球団名を覚えたのだが、卒業する頃には全部忘れてしまった。
それでも、これまで生きてきて、一度も困ったことなどない。
ただ、一度だけピンチに陥ったことはあった。
社会人になりたての頃、その頃つきあっていた彼女の家に食事に招かれたことがあった。
そこには彼女の父親も同席していたのだが、自己紹介のあと、軽い話題を交わしていたら、
「野球は、どこのチームのファンかね?」
と、いきなり尋ねられたのだ。
その当時、ファンとか何とか以前に、知っている唯一の野球チームということで、「カープです」と答えた。
この時点で、私の持ちうる、プロ野球の全ての知識を出し切ってしまった状態だ。
ネクスト質問が出たらどうしようと思っていたら、「やはり、広島出身だからかな?」ということで、話が終わってしまった。
というより、私のピンチに気が付いた彼女が、別の話題を振ってくれたのでたすかったのだ。
スポーツネタついでに思い出したことだが、新入社員の頃、唯一、1度だけ参加してしまった職場のスポーツ大会で、バレーの審判を頼まれたことがあった。
たのんできた幹事の先輩に、ルールを知らないからできないと断ると、スポーツ大好き野郎なその先輩は、本気で怒り出してしまった。
たぶん、私が面倒くさいから断ったと、単細胞の思考回路で結論付けたのだろう。
それ以来、その先輩は、私の中では「バカ」というカテゴリに分類されてしまった。
◇
そんな私が、このNumberという雑誌にめぐり合ったのは、奇跡のような気がする。
ちなみに、スポーツには全く興味がないが、スポーツ界の人間には興味がある。
突出したスキルに対する、その報酬額についてだ。
スポーツ選手のうち、稼いでいそうな人は、顔と名前の区別が付く。
わたしの中では、稼ぎのいい有名個人事業主みたいな感覚だろうか。
なので、今回登場している、中村俊輔や野村監督などは顔と名前が一致するし、織田幹雄は広島出身者というより、もっとローカルな私の住んでいた海田町出身者なので知っていた。
内容はよく分からなかったが、野村監督のノートの言葉には琴線に引っかかるものがあった。
○人の模倣から入るのだが、模倣だけであってはならない。あくまで自分に直した自分流を作り出せ!
○人間というのは、人の評価で決まる。
タイトルにつられて買ったが、立ち読みでもよかったかもしれない。