2009年06月

2009年06月30日

ベルリン、ベルリン、ベルリン

3cf18f3e.JPG移動日なし。
怒涛のスケジュールになってしまって、嗚呼悲しい日本人、泣く泣くパリを去ってベルリン到着です。

パリでは、セールにも行けないし、郵便局は空いてないし、紹介してもらった清水くにおさんの作品も見れない、絶対お会いするつもりだった衣装家のmegmiさんにも会えないし、多忙過ぎました。

朝一番移動でやってきたベルリン、とってもいい町です。

東西に分かれていたので、なんでも2つずつあります。
写真は、その使わなくなった空港の、なんと滑走路!あたりまえですけど広い!

ここを歩ける日がくるなんて、ひとりGメンしてみました。

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2009年06月29日

ド・暑い

日本は梅雨だということを思えば、ありがたいことなのですけど、パリは思いっきり暑いです。 肉体労働的なこの月曜日、29度でした。

それでも、オープンカフェは快適で、気持ちいいです。鳩の襲撃さえなければ、ですけど・・・。

毎日、夕方になるとシャンパンが振舞われる恵まれた現場にいたので、調子に乗ってグイグイ呑んでいたんですけど、おかげで夕食がマックというわけにはいかない気分になってしまってました。

いつもは「ひとり上手」で単独行動しかできない奴なのですけど、今回はたくさんの人とお会いして、一緒に仕事させていただきました。なので、食事もせっかくなので、いろんなレストランに出かけて、食いだおれのフランスを満喫しました。

20年以上前、儚い若き想い出の、しかもいまだに冷静になれないかもしれない危険地帯なのですけど、小さなレストランに行ってみました。
見覚えがあるんだかないのだか、なんとか覚えていた道をたどりながら、狭い路地を通ってたどり着いたら、昔のままの瀟洒な建物がありました。
窓からの借景はだんだん暮れていくパリの街並み。外が暗くなると相対的に室内が明るくなります。 すっかりノスタルジック・センチメンタルの世界に入ってしまいました。

たぶん、自分はずいぶんと変わってしまったのですけど、自分の姿は見えないので、勝手にタイムスリップしてしまいました。
暑い日の夜に、思い出と一緒にすごすなって、なんだかお盆のようですけど、 人でもなんでも、戻って来ないもんは、どうやっても戻ってきませんね。

その代りに、たくさんの出会いある今があるんですね。



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2009年06月28日

携帯電話が壊れた

アンニュ〜イな感じの日曜日なんですけど、セール最初の週末ということもあって、少しはお店も開いていて、それなりに便利です。買い物している時間はないのですけど・・・。

携帯電話が充電不可能になってしまって、原因不明。これで写真の撮影もできなければ、メールの送受信もできません。メールの送信については、PCからいまだにうまくできません。そんな状態なので、完全に通信手段を断たれてしまった感があります。

まわりのパリっ子どもの雰囲気に同化したのか、どうでもよくなってきている気もするのですけど、それでも困るのでドコモの故障サービスに連絡したら、現地でのサポートセンターの電話番号と、パリ三越に設備があることを教えてもらいました。

が、

どちらも日曜日はお休みです。どうにもなりません。

どうにもならん上に、予約していたレストランの住所情報も、携帯電話に入っていたので、これも見ることができなくなって、僕の記憶にすべてがかかっていました。

20年ぶりくらいに行くお店なんですけど、ちょっと迷走した後、なんとかたどり着きました。 我ながら、えらいっ!


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2009年06月27日

コメディ・フランセーズ

64de925b.JPG選び抜かれた国家公務員の俳優さんはさすがに何でもできるのか、歌がうまい。うまい。単品で十分食っていけそうなくらい、みんな上手。

午後8時半からという、日本ではありえない時間に始まるのも驚きですけど、おかげで仕事終えて、飯食って、それからボチボチ参戦できます。
ドン・キホーテを拝見いたしました。絶妙の席でした。感謝感謝。

公演そのものは、モリエールの時代からいいとこ60年くらい前までの様式って感じで、ちょっと刺激が足りませんでしたけど、(そもそも言葉の問題もあるんですけど)よき思い出になりました。快適な睡眠を覚悟していたんですけど、結構頑張ってしまいました。

事情により、今後はもうこんないい具合には来れないと思うので、マリヴォーさんと記念写真をとりました。

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2009年06月26日

暑い暑い

0b69b7ae.jpgヨーロッパではとにかく寒い寒い、悲惨な思い出しかないのですけど、ただいまフランスは、というか今日は暑い暑い。しかも、屋外も行ったり来たりでよく動きました。
夏至過ぎのおフランスは、時差の設定を間違っているんじゃないかともうくらい、遅くまで明るいです。午後9時で、やっと斜陽感があります。

写真は同行スタッフよしだちゃんのグッ・ジョブ。振舞われていたミントアイスを見事ゲットしました。

バーゲンの期間なので、ほんとうならそっちお熱くなりたいところですけど、いまのところショッピングの時間はございません。
というか、今はなんでもたぶん、日本のほうが安いんだな〜と思います。冷静に考えれば・・・。

コンビニのない暮らしをしてみると、見えてなかったコンビニの便利さがわかります。両替、貸しトイレ、コピー、涼む、などなど。
まだ行ってませんけど、ヨーロッパでは、なぜかマクドナルドに行きたくなる理由は、コンビニ代わりなんだなぁと悟りました。


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2009年06月25日

アラビアンナイト

fd9ce9c2.jpgパリに着きまして、ネットのWIFI接続に一晩かかってしまいましたけど、なんとか生活モードになりました。

ここでのアラビアンナイトのナイトは夜の方です。
初日は、劇場レクチャー(和風にいうとリーディング)のあと、オデオン座付近で、アラビアン料理ごちそうになりました。

クスクス笑って、クスクスをいただきました。

卒業の学生さんでしょうか、たくさん騒いでました。

写真左から、ピアニストのラヴォー・真知子さん、谷さん、わたし、演劇の文芸編集者のサンドリーヌさん、ラヴォーさんご主人。

フランス演劇の日本での現状についてあれこれ宇宙語で議論。
日本のお勧めの若手演出家を二名、勝手に推挙しておきました。
責任はもてませんけど・・・。

僕みたいなやつでも、海外での発言は思わぬ影響があったりするので、いい加減なことはやっちゃいけません。

明日から、早起きです。

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2009年06月24日

風船にのったピアノマンを想う

飛行機の窓際の席から、地上の町が小さくなっていく様子と、安定飛行中の雲海を見下ろしていると、なんだか世の中ちっぽけなことだらけに思えてきます。

そういえば一昨日、ピアノの調律ってのが、話題になったのですけど、かの『風船おじさん』って、やっぱり行方不明のままなんですかね…。

あの人、職業はピアノの調律師だったんです。奥さまはじめご家族もプロの音楽家。
なんで風船にのって飛び立ったかというと、『鳴き砂』の写しい音の保護を訴えるためだったんだそうです。

世間が受け取ったのは、自殺行為の迷惑な変わりモン、という印象だけでしたね。

明和電機さんが、飛行機を開発した人類をたたえて、『ロマンとテクノロジーがあれば、人間は空を飛べる』と、見事な指摘をされていましたが、風船いじさんは、ロマンだけで飛んで行ったんですね。

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2009年06月23日

小学生のプロファイル

快晴の火曜日は、都内小学校へワークショップ授業にお邪魔。

夏日の体育館は、悲惨な暑さで不快指数上がります。

着替え用意しといて正解。

有意義なワークと議論の一日でした。

しかし、愕然としたのは、やっぱりいろいろなクラスがあって、児童各自個性は違うのですけど、慣れ親しんだつもりの学校でも見事想定外。

だいたい『この地域の何年生の男の子はこんなだ』という傾向が、もう全然当てはまりません。

何事も、これはこういうもんだ、って固定概念はもっちゃいかんと悟りました。
世の中、例外と例外と例外で、傾向をつくっているにすぎません。

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2009年06月22日

魔女裁判

先日、久し振りにアーサー・ミラーの『クルーシブル』を読みました。

わざわざ文庫本を買って読み、本日パソコンのモニターと不要な衣料品と一緒に、ブックオフに再就職させました。

お話はもちろん、面白いのです。設定は1600年初め、日本では江戸時代の、まだ松坂もいない頃のマサチューセッツ州が舞台で、魔女裁判にまつわるお話、ラストはさながら「ソクラテスの死」。

前回渡英した時に、ストラトフォードでRSCが上演してたのを拝見しました。 ホテルに戻れなくなって、悲惨な思いをしました。それは忘れたい思い出なんですけど。

日本でも是非是非見てみたいもの、やってみたいもの、なんですけど、魔女狩りというと、マッカーシズムとか信仰についての理解がないので、けっこうおとぎ話っぽっくなってしまうのではないかと、思ったりもしてました。

すると、実は今日別件の調べ物をしていて、英語世界の俗諺を読んでいて知ったのですけど、これ、なんと実話だったんですね。

アメリカも、この頃はこんな、だったんですね。

今は、あんな、だけど・・・。


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2009年06月21日

泥棒の動機

とあるイベント会場で、置引き被害者になりました。 私じゃないですけど。

現金性のものよりも、いろんな、ささやかなパーソナルヒストリーを含んだものが、無くなってしまうのが残念でかわいそう。

かつて帝王ジャック・ニクラスは、来日した時に愛用のパターを盗まれました。世界的な大事件なわけで、かけがえのない道具であり、モナリザ以上に価値あるものなわけです。その時にニクラスのコメント―

「盗まれたパターより、盗んだ人の将来が心配だ」

しびれました。

奇麗ごとを言うつもりはありませんけど、やっぱり盗んだヤツのことが気になります。 憐れむというよりは腹立ちます。どんな奴か知りませんけど。

子供が遊日道具欲しさにやったのなら、盗んだ道具で遊んで楽しいのか、そう思いますし、たしかに将来が心配になります。
でも、最近の問題は、子供の遊ぶ道具も、そのまま大学生や大人が遊んでいて、しかも欲しがっていること。
さらには、それらを取引する業者がいて、仕入れ目的で盗むことがあるということ。これが気になります。

そいつらは、将来が心配などころか、もう将来なわけです。
すると、そんな子供文化にぶら下がっている情けない大人がつくる社会そのものが心配になります。

お子様ランチは、子どもだけにしようよ。

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2009年06月20日

初台奉行

新国立劇場の企画はいつも良いです。うまくいっていると思えるのです。これ前提。

さて、言論が抹殺されているのではないかというくらい、世間(一般的な)では話題にならない、その新国立劇場の芸術監督問題について、今日は、理事の永井愛さんがとうとう辞任したということで、よい新聞にはニュース扱いになっていたみたいです。

劇場ですから、芸術畑の人も理事として参加しています。
しかし、トップの理事長はお得意の天下り。文部省出身のお役人。元文相。桜吹雪はなし。

芸術監督の人事も、理事長の下に置くわけですから、劇場であっても芸術は管理下に扱われるわけです。
新国立劇場は、劇場である前に国立なのです。芸術である前に官製品なわけです。

そんなところで、官製の運営の、責任逃れの方法として、芸術家の「理事」を置き、芸術家に追認させた格好を取るというものだと思います。 実際、そういう類の芸術家の利用法が非常に多いと、実感します。 大学の先生や財界人のような、知識人も同じです。顧問のような形にしておいて、結局は追認させるための道具。ある意味、裁判んもおなじよな意図があるのかもしれません。

しかし、今や演劇人代表は、そんなにヤワでもなければ、媚びてもいない。永井愛さんはじめ劇作家協会など関係者は、これまでその発言や行動で、徹底抗議してきました。
教育と演劇というテーマについていえば、文部省が上位にいて芸術が従っている関係を認めてしまうと、これはやっかいなことになります。

どんなに立派なハコと予算を作ってくれても、それじゃ筋がちょい違う。筋がちょい違っても、我慢してありがたがっていればいいのだけど、このところの演劇人は格好よいです。少々、地位とギャラらったくらいでは、魂は曲げません。

取扱テーマであるところの、『社会と芸術』の関係から、その縮図として『教育と演劇』は考えることができると思っていましが、その際、『演劇は芸術か?』という意地悪な自問に、さてどう答えようかと考えていましたが、『社会と教育(の元締めとしての文部省)』のほうが、かい離していちゃ仕方ありません。

そんなんなら、「お願いだから放っておいてくれ!」と叫びたくなるのは、お台場国立マンガ喫茶のアニメ業界と同じな気がします。

良きも悪きも、人生棒に振る連中が、血をにじませて作ってきた芸術ですから、ご立派な方々は、関わりあいたければまずは目線を、目線を同じにしてから始めてください。

そもそも、おかみの文部省に何かをさせていただいているのではなく、文部省に協力してしてやっているんだと思わにゃ。

理事長なくても、『畳二枚と情熱』があれば、なんとかなるのが、演劇人の出発点。

文部省は訪問先。

トップの人たちが、遠路わざわざ訪ねてきてるんだから、お茶くらい出してもらわんと・・。

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2009年06月19日

華麗なる討論よりも

あんまり新鮮味のない党首討論なんてやってる場合か、と思うのです。
というか、ニュースはそっちか、と思うのです。

臓器移植法案の方が、個人的には気になって仕方ありません。

A案なるものが通ってしまうと、お金が必要になったバカ親父が、息子の頭を殴って気絶している好きに臓器を売ってしまえるわけです。

お爺さんが総理だったり、お父さんが党首だったり、名誉ある社長だったりする『華麗なる』一族の子供に臓器が必要になったら、お医者さんさえ協力したら合法的に生命の売買ができてしまいます。

そんなわけはないやろ、いくらなんでも。

とも思うのですけど、将来のことは分かりません。貧富の格差も分かりません。想定していたように運用されないのが、法律の歴史です。

じゃ、どうしろというんや。

と言われると、人工臓器の開発を期待するしかないのですけど・・。

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2009年06月18日

破局寸前・・・。

どうも相性が悪いのです。

この2年我慢していたのですけど、毎度何かとイライラしてストレスなんです。

なにかというとカシオの電子辞書。

以前使っていたものが、とても馴染んでいたので、同じメーカーのものにしたんですけど、たぶん進化したんでしょうけど、使う側にとっては不便になっただけ。

Windows VISTA も同じです。

というか、もしかして私が老朽化したのか・・・。

さておき、ここまで使い勝手が悪いと、ちょっと我慢できない感じです。

以前の愛用品、液晶割れのために買い替えたんですけど、修理しようかなと本気で思います。相性は使ってみないとわからないものです。

「修理代が、最新版への新調とほとんど変わらない」

という殺し文句の商品群は、たいていダメやね。

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2009年06月17日

ユーリンタウン(祥)

このところモヤモヤな日々ゆえに、最高に愉快でした。

座・高円寺『ユーリンタウン』
ブロードウェイミュージカル但し流山児版。

長いこと無駄に生きてて良かった。真面目に生きててたら、この面白さは受け取れないっての満載。

しかし平成になって20年以上経っても、まだやるかってネタを、しかも公共劇場の柿落としでやるのがまたオツでした。
闘う相手はもうそんなにパワーないんですけど。

後説で流山児さんが客引きしてたので、個人的にもお勧めします。月末あたりまでやってます。

自分も再度、借金してでも観たいけど、そもそも不在。渡欧しているときに東京がオモロイってのは何事や。プロペラも僕が英国に行ってる日に池袋に来てるし、ルーブルは東京に来てるし、そういえば昔パリに行った時にオランジェリー美術館は上野に行ってたし、そんなんばかりです。

ともあれ、ユーリンタウン(祥)は傑作。言いたいこと満載。
「あの時代」を生きていない僕も、とってもシェアできます。今や、闘うべき相手はずいぶんとパワーが無くなっていると思いますけど、たしかに「9番」だけじゃなくて、「25番」と「32番」も怪しくなっていますね。

劇場のスタッフのみなさんともお話しなきゃならなかったんですけど、個人的事情により逃げました。(笑)

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2009年06月16日

早起き小学校

早起き、といっても普通の時間なのですけど、身支度の必要な朝は、怠けものには辛いです。 終電帰宅の翌日たとなおさらです。

それでも今日は、都内の小学校でのワークショップ授業へのお邪魔だったので、遅刻するのは御法度。ちゃんと間に合いまして、無事「邪魔」してきました。

朝からいっぱい動くと(動かされると)体は痛いのですけど、爽快です。

色々と新発見させていただきました。今の小学生の『ツボ』はどこにあるのか、なんとなく分かってきました。
「今の」、というのが去年と今年で全然変わってしまうわけです。子供を取り巻くカルチャー・サイクルが早いです。僕らのころは、なんでも「王選手が」といっておけば済んだようなもんですけどね・・

それにしても、本当に人それぞれ、学校も団体もそれぞれ特徴があります。国や地域によっても、季節によっても違います。

気を付けないといけないと思うのは、こうやって事例を重ねていると、自分の見たものが加絵が真実だと思ってしまうがちです。
実体験って恐いもので、インパクトが強い分、事例が少ないと間違った固定概念になってしまいますね。

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2009年06月15日

暴力描写と表現

変質者奇怪な行動をおこして、それが取り返しのつかない行動だったりすると、やれゲームが悪いのだとか、テレビや漫画がいかんのだとか、カルチャー攻撃されてしまいます。

アホらしいことは間違いないのですけど、伝え方、ピックアップするデータや情報のテクニックによっては、そんな結論つけもできたりするわけです。

そういう意見によれば、『あばれはっちゃく』は、DVのテレビドラマでしかなくなってしまうわけです。

しかし、『あばれはっちゃく』を見て育ったら、DVの親になることはたぶんありません。むしろ逆ですよね。細部を捕まえて、作品全体のテーマを見逃してしまってはいけませんし、DVらしき描写を削除したら、あの作品のテーマも良さも伝わりませんし、今の時代にあの番組を見せても、DVの番組だなんて誰も思いません。

実写ドラマにかぎらず、目が口より大きく描かれるアニメの世界だって同じことです。架空の世界で起きていることは、架空の世界の出来事として、ちゃんととらえることができます。

僕らは、スポ根ものアニメで育ちましたから、その「ごっこ」遊びをすることは多かったわけですけど、そこでアニメと現実のおおきなギャップが生じることは、簡単にわかるわけです。
その上で、エッセンスを抽出して、遊びや生活に取り入れて生きているのだと思います。

アニメ『タイガーマスク』で描かれたプロレスの世界は、大変な肉体攻撃で、これならノックアウトするのも無理はない、と思わせるものです。これをそのままやったら、人間死んじゃうよってのは誰でもわかるくらい、激しい描写が行われます。

さらにプロレスの場合は、現実の試合の興業も、おなじように激しい攻撃が行われます。それを生身の身体でやるのだから、すごいものです。 こりゃ、たまらん。と思わせる大技も、普段のトレーニングと相手との信頼関係で成り立ちます。

そんなことは、「ごっこ」で真似する子どもたちもよく知っていて、おんなに危険なプロレスごっこをしても、ちゃんとどこかで手加減ができていたわけです。それが出来ないと、本当に危ないことになってしまします。

悲報・三沢光晴さんは大きな教訓を残してくれたと思います。 プロ中のプロでも、基本的な技でも、命を落としてしまうリスクがあります。

それでも、プロレスごっこは禁止されるものではありません。
何事も、危険を承知で上手く遊ぶこと、取り入れることが大事です。 「架空の世界」を遊びから排除して、はじめからやらないことじゃないと思うのです。

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2009年06月14日

レクチャー

昨日は、有難いことに声をかけていただいた、とあるTVのお仕事
専門用語が思いっきり必要な設定なので、その場で「本職」の方からレクチャーを受けます。
聞いたことのないカタカナを、毎日毎日何年も使っていたかのようなイントネーションにするわけです。口頭伝授なので、落語みたいでしたけど、慣らすのに結構必死。

せっかくなのに、このあとしばらく不在になるので、習得技能の使用機会がなくなって、いろんな面で痛いところ・・・。


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2009年06月13日

継承の警鐘

鴎座のベケット・カフェの客層には、驚き感心しました。

「もしも東京が100人の村だったら」というくらい、老若男女の配分がバッチリで、これはやはりたぶん、プロデューサーとしての信さんの凄さなんだろうなぁと、そんなことを思いました。

この一年くらい、「客層」をよく考えます。
観客は切り離せない構成要素です。 質的にもビジネス的にもです。
しかし、繁盛している大手や、歴史ある老舗でも、「お客さんと一緒に歳をとっている」ケースが非常の多いように思います。

よい意味では安定飛行。しかし様々な意味での警鐘。
英国の人気作家のA.エイクボーンの最近の出版のあとがきに、やっぱり自分と客層がいっしょに歳とっていることに警戒したとありました。それで、意識して多少の作風を変えたらしいのです。それでも面白いものは面白いわけですけど。

一旦ヒットして、成功すると、だんだん余計な権威がついて、下手をすれば「裸の王さま」か信者を集めた宗教、あるいは「骨董品」みたいになってしまうわけです。

批判を刺激に変えるためにも、ありとあらゆるものを積極的に受け入れる、採用する器が必要なんだと思います。

市場が狭くなっているのではなくて、視野が狭くなってるんだ、ということを考えないと行けないわけです。視野広く作られたプロダクツは、いろんな層の人を吸引してくる力が出てくるわけですね。

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2009年06月12日

押してます

この12日の金曜日は、はじめから一日やること満載だったのです。

早起きして、午前中にメールチェックと原稿のチェック。
買い物のお遣いを済ませて、移動の時間の間隙をついての美容院は予約済。
それから都心を通り越して、コピーして、事務作業して、申請書を作って、頑張って説明して、申請書を提出して、よるは娯楽。

の予定でしたのですけど、夜明けに早起きして、作業中断してソファに座っていたら、気がついたときには、!あ・・。

とりあえず、美容院はキャンセルして、時間がないので、とりあえず書きっぱなしでチェックできてない文字の羅列を、とにかくコピー、「紙」に申し訳ない限りです。

そのまま、自分の舌が自分の意思とは別の行動をとってしまって、喋りすぎ。支離滅裂。おおいに大反省。

今後ソファには絶対にすわりません。

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2009年06月10日

南アフリカW杯

日本代表が本選出場一番のりを決めました。試合時間の関係で、オーストラリア代表より2時間早く決まったわけです。

ボジョレー・ヌーボーじゃあるまいし・・。

ま、おめでとうございます。

地元ジェフ千葉が、サッカー協会に貸ししたにもかかわらず、ちゃんとお返しいただけなかったオシムさんも、喜んでいると思います。

こうなったら、サッカー協会も、オシムさんの代償に、ジェフにしばらくの間強制的に代表選手を派遣させてもらいたいもんです。

さておき、W杯に出場することは早々と決まったわけで、僕らがヨーロッパでサッカーを見ていた80年代から考えたら信じられないことですけど、なんか、あたりまえのように日本がW杯に出場するようになりましたね。

もちろん、当時は(ドーハのときまでは)、参加24カ国だったので、今よりは狭き門だったわけで、アジアも2枠。ですから、今はハードルが下がったことは間違いありません。最大でアジアから5国出られますしね。

ところが、ヨーロッパ予選を見てみると、これでいいのかというくらい大変な激戦です。8ブロックに分かれて13チームの枠なんですけど、各ブロックにおわゆる強豪の常連国が入っていて、そのなかで残り4つを争うチームも強そうな国ばかり。

グループ1なんて、ポルトガル、ハンガリー、デンマーク、スウェーデンが入っていて、2位になっても、次がまたプレーオフで残らなきゃなりません。

天ぷらシュートのウズベキスタンとか、バーレーンと『大熱戦』の末、出場決めるようで、果たしてよいのかどうか・・・・。


ted803 at 23:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) スポーツ 

2009年06月07日

翻訳ものタイトル

お友達と先輩と知り合いの表敬かねて、先日久しぶりに、加藤健一事務所を拝見しました。

タイトル、「パパ、I LOVE YOU」

コードネームがパパの私としては、愛されてもうれしい題目。
いわゆる、翻訳もののドア・コメディなわけです。

それで、途中で気がついたのですけど、というか途中まで気がつかんかったんか、とおもったのですけど、これ今年の3月に、ほんの3ヶ月前に拝見した、NLTと同じ作品だったわけです。

そのときのタイトルが、「OH! マイ パパ」

コードネームがパパの私としては、神と同格に扱われてうれしい題目。
それよりも自分の交際範囲が偏りが気になります。

今回は、満席の決してマナーがよいとは思えない客席の、とにかく完全に商業にな
っている客層の凄さに、なんだかなーという思いでいっぱいでした。



ted803 at 23:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 劇評 

2009年06月06日

おなかいっぱい

そんなにテレビを見ないのですけど、このところどれだけ映画ROOKIESの宣伝を見たことか。 CMで流すのならともかく、バラエティーからスポーツ番組まで、あの野球のユニフォーム着た人がいつも出まくってました。
セブンイレブンに寄っても、わけわからんけど商品タイアップしてて、さすがにうんざり。 もうええ、って感じです。

そんなにやるならTBS,映画にしないで普通にテレビドラマのままでよかったんじゃないかと思いますが、これもご時勢。映画を映画会社が作らなくなったのがいけないんですね。

一方で、「おっぱいバレー」は、とっても楽しみだったんですけど、見てはいません。これもなかなか、映画館で見なくてもいいような気がしてしまっているんです。
この作品で、本当におっぱいを拝める必要は全くないのですけど、ちょっと時代が悪かったんじゃないかと思います。

この設定されていた時代、つまり僕らの青春時代に作られていたた、すっげー受け入れられ方をしたと思うのですけど、いまや「おっぱい」なんて、そこらじゅうで見られますよね。AVなんか、どうして摘発されないのか、加納典明と村西とおるが、やりきれない思いをしていると思います。昔は、この手の本買うのだって、大変だったんだから。

今の時代、この「おっぱいみせてくれ」でありがたがる感覚は、わからんだろうなー。

劇場公開のメジャーな映画も、なかなか見る機会が少なくなっているのですけど、2月に北京に行った時に飛行機のなかで見た、というより眺めた『おくりびと』が、その後、えらい出世しました。
今月はまた長めに飛行機に乗るので、話題についていけるようにいろんな映画を見ておきましょう。

ROOKIESは見とうないけど、おっぱいバレーは見ておきたい。

ted803 at 23:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 芸能 

2009年06月05日

冤罪と無罪

千葉の刑務所で17年半を過ごされて、62歳になって釈放された方が今日のトップニュースでした。

本人が否認しても、検察の誘導で供述調書が作成されて有罪判決。そして実刑という恐怖のパターンが、つい17年前にもまだあった、というのが驚きです。

昔なら、刑事さんの脅迫「認めて楽になれや」や、それこそ殴る蹴るということで、無念の拇印を押さされていたのかもしれませんが、この方の場合は、脅迫や圧迫に加えて『DNA鑑定』というわけわからん権威と技術をつきつけられては、戸惑ったことでしょう。非常にわかりにくい、いわば『科学の暴力』ですね。

時代として、昭和60年に、徳島ラジオ商殺し事件の、富士茂子さんの無罪が確定しました。どう見たって冤罪事件なのに、重い重い再審の扉がやっと開いて、やっと名誉回復の『無罪』判決が下りた時は、茂子さんは13年の懲役を終えていたどころか、もう他界されて6年が経過した後でした。
そんな反省がなされていたはずのこの頃、やっぱりこういう(たぶん)冤罪事件がスタートしていたというのは、残念です。

それにしても、マスコミは、こぞって無罪、冤罪といって、かの失われた17年半の時間を際立たせています。別にこの方を疑うつもりは毛頭ありませんが、それでも『真犯人は別に必ずいる』という前提での報道になってますね。

それは当然のなりゆきだと思いますが、すると問題にしておきたいのが、ロス疑惑の故三浦和義元社長(←すごい肩書き)。
あの人も『無罪』だったんですけど、判決後はそういう報道になっていたでしょうかね。

裁判で判決が『無罪』 で、あったときに、扱いが『冤罪事件の被害者』となるのか、『無罪になった真犯人』になるのか、そんなことを報道の判断で決められていいのかな、と思います。

今日釈放された方の顔出し記者会見が、今後の彼の生活の安定のためを考えた時、必要だったのかどうかも疑問です。

無実でも、殊勲者でも、被害しゃでも、人前にさらされるは暮らしやすいもんじゃないです。

ted803 at 23:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) コラム 

2009年06月04日

菩提樹の下

素直な中学生の頃に読んだ、森鴎外の『舞姫』の世界ですけど、その後もいろんなところで掘り下げる機会がありました。
仕事や旅行でヨーロッパに出向くことが多くなって、なんどか豊太郎の足跡の検証をしてみたいと思っていたのですけど、これまで挫折ばかり。
ところが、やっと大義名分(目的)つきで、ベルリンに寄ることになり、来月ちょこっと行って参ります。
もちろん、空路ですけど、市内は豊太郎のように歩いて、ウンテルデンリンデンを探索してみたいとおもいます。趣味と目的が散歩ってのは、時間もお金もかからなくていいもんです。空き時間にできるし。
豊太郎も、日本からの同僚との夜遊びをしないで、ひとり歩きでエリスを見つけたように、僕も。。。いや、それはない。ドイツ語さっぱりわからんし。


ted803 at 23:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) お出かけ 

2009年06月03日

準!

銀メダルは準優勝という。

優勝が一番で、準優勝は二番目。

さて、京都教育大学の学生6人によるコンパdeレイプ事件。

これは、準強姦。

じゃ、強姦より穏やかなのかというニュアンスがあるのがおかしい。

強姦罪は、「暴行又は脅迫を用いて女性の性器に男性が性器を挿入する行為」である。

準強姦罪は、「暴行または脅迫」のかわりに、「女性の心神喪失・抗拒不能」に乗じるか、その状態にしたうえでの以下同文である。

今回のように、酔わせて男性器を以下同文の場合は、準強姦になる。これは、判例では知的障害者を以下同文した場合もこっちに該当する。

つまり、準強姦のほうが、よっぽど卑劣。

法定刑も強姦と準強姦は同じで、3年以上20年以下の懲役。

この銀メダルは金メダルと同じ価値があるのです。

それを、「公然わいせつ」だと思った。という学長の記者会見は大顰蹙。

事件そのものはもちろん、今回は大学の隠ぺいと甘い処分、さらにはなんといっても学長の「教育的配慮」連発の記者会見も 問題になってます。メディア対応のまずさを見ても、民間企業と大学の意識の差があらわれていました。

そもそも、「公然わいせつ」ってのは草ナギくんのような、ストリーキング。この場合は、「強制わいせつ」。

ちなみに、男性が女性にレイプされた場合は、強姦にはならなくて強制わいせつになるんです。男女不平等です。

強い女が3人集まったら、強姦しそうなもんだけど・・・。


ted803 at 23:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) コラム 

2009年06月02日

チャプター11

連邦破産法11条。

日本では、和義の代わりに登場した民事再生法がこれに当たりますけど、もともと中小企業の再生が目的なはずなのに、「そごう」とかも利用してました。

アメリカでは、なんと「そごう」どころか、GMが申請。

ゼネラルよりもスペシャルが求められるこの時代、逆に一時国有化。

アメリカの再生の始まり、または終焉。

ted803 at 23:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 経済 

2009年06月01日

学習塾

学習塾というのがなんだか増長してます。

あれやこれやとお話をうかがっていると、よくもまあ見事な方便だなあというセールストークで、これは入信・・じゃない入会者も後をたたんのだろうなあ、と思います。

私らの頃は、というか私の認識では、塾というのは『勉強出来ない子』が行くもんだと思っていたんですけど、いつの間にか、塾にいるのは『お勉強熱心な子』、ってことになってますね。

賢い子なら、塾行かんでも良さそうなもの。
賢い親なら、この投資はボッタクリやろ、と気づきそうなもの。

それでも、今日も塾は繁盛。塾曰く、受験して優秀な学校へ進学するためには、塾で個別指導をしっかり受けなければダメ、だんだそうです。

しかし、その塾は東京にしかない、あるいは大都市だけで展開中。それじゃ、田舎の子は、優秀な大学にはいけないのか、というと、実際にはそんなことはございませんよね。

いろんな名前の塾があて、それぞれ結構面白い(まぎらわしい)のですけど、伺って一番笑えたのがTOMAS(トーマス)。 機関車トーマスとも違うスペルなのですけど、『東京マンツーマンスクール』の略称なんだそうです。
おいおい、マンツーマンって恥ずかしい和製英語の代表例みたいなもんです。
受験生に教えないでね。

『教育産業』ってのは、昔は印刷業だと主言ってましたが、今は、教育という仮面をかぶったエンターテイメント産業。
ちなみに『外食産業』ってのは、食事という仮面をかぶった流通業。
教育も食事も媒体であって目的ではなし。

ted803 at 23:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 出来事