なんとか風邪退治池袋、考えてみれば変な地名である

2007年12月07日

日本人の品格、

 と言って、民族性の問題にまでしてしまうと、大袈裟なのですけども、やはりマナーとか道徳観、羞恥心なんていうのは、日本人の美徳であると思います。いや、あったと思います。

 先週行った台北の町、地下鉄はとっても清潔でした。香港もシンガポールも綺麗です。けど、それらの地域では、地下鉄はホームも車両内も飲も食も禁止、罰金を科してるところもあります。
 日本は、そんなこと(禁止や罰金)をしなくても、高いモラルによって美しい車内を維持することができる、そんな素晴らしさがあり、誇るべきモノであったと思います。
 残念ながら、昨今、それも随分と怪しくなっている気がします。

 今日、一日中立ちっぱなしで、難解な言葉と格闘していたため、とっても僕は疲れていました。そのうえ、買い物もしたので大荷物でした。僕は、新宿駅で電車に乗ったら、三人掛けの席の真ん中が空いていましたので、そこに座りました。 となりには、20歳くらいの若者。足を組んで、ipodからシャカシャカ音漏れ、手には携帯電話、覗いてみればゲームしてました。
 そこへ、年配の女性(簡単に言うとお婆さん)が乗車してきて、僕らの前に立ちました。明らかにお疲れの様子。僕らの席はシルバーシートではありませんでしたが、電車の連結寄りの席です。
 いつも思うのですが、国内の車両の全部を統一して、この部分はシルバーシートにすればよいのに、そうではないケースがあります。これ、優先席を求めている人が乗車するとき、不便ですよね。そこにシルバーシートがあると思って、車両の墨に乗ったのに、そこは違う。すると、車内を対角線に歩いていくか、連結を通って隣の車両に行かなければならなくなります。歩けない人用の席なのに、たくさん歩かないといけない羽目になるわけです。
 でも考えてみれば、例えシルバーシートでなくても、そんなご老人が乗車されてきたら、席を譲ればいいんです。シルバーシートなんて無かったときでも、ちゃんと道徳でそうしろとされていましたよね。なんでも、明文化しなくても、守れるマナーってあるんじゃないでしょうか。ipodの音漏れ、混雑している車内での足組み、臭いの強いものの飲食・・・。そして、席を譲るくらいの事は、若モンが率先してやるべきだと思います。 ちなみに反対側に座っていたのは、中年の男性で、寝たふりしてました。

 僕は、自慢じゃないですけど、疲れた身体を奮い立たせ、お婆さんに席を譲ってあげました。僕は、とってもいい人ですけど(笑)、そんなお婆さんの前で座っている方が苦痛なので、そうしました。ま、自分のためですね、自慢にならん。。。そして、照れくさいので席から離れた、車両の真ん中付近に立っていました。

 すると、電車が途中の駅に着いたとき、そのお婆さんが「どうもありがとうございました」と、わざわざ言いに来て下さいまして、去り際に 綺麗なお辞儀をしてくださいました。 その姿に、どんなに気品があったことか・・・。これぞ、日本の美、そうお思いました。

 しかも、
 
  しかし、


 そのお婆さん、その挨拶のせいで、電車から降り遅れてました・・・・。


 ああ、JRの非情。


ted803 at 23:00│Comments(0)TrackBack(0) 出来事 | コラム

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