滅びの美学パリの街は宝飾店

2007年12月26日

モリエールの前に別役実

渡仏前。 コメディ・フランセーズの前に風琴工房。

といっても、ルーブルの横でモリエール上演ってるかどうかは知りませんけど、ハチ公の渋谷で『別役実X風琴工房』拝見してきました。
といっても、渋谷はサッパリ不案内なので、さんざんまよって大遅刻。すみません、別役さんの方しか拝見できませんでした。本来二本立てです。すみません。

別役作品『受付』。どんな話かは見に行ってください。よいです。笑えます。そして笑えません。
不条理とかブラックとか捉え方それぞれですけど、人権問題を扱った重さもあり、けど可笑しい。役者さんがまた可笑しい。。。
かつて、橋本内閣だったと思いますけど、臓器移植法案が出来た頃に、『脳死は死とするかどうか』という議論が活発になっていました。医療の手段としての臓器移植を後押しするものですね。
でも、これが許されると、将来の運用では、それこそドナーが不足して必要になったら、ビール瓶で頭殴って脳震盪くらいで、グルになった医者が死の認定して臓器抽出。・・・ってことになりかねないなーと思ってました。
それには、患者=金持ち、ドナー候補=貧乏人、という二層が必要。つまり格差のある社会が望ましいことになりま・・・せんかね。怖いですね〜。

人間のパーツはリサイクルに便利なんだそうです。『人間とあんこうは捨てるところがない』などという恐ろしいジョークを聞いたことがありますけど、人間は『体やパーツを切り取ったり売買されない尊厳』をもっている、という人権的側面をちゃんと認識した上で、是非とも運用していただきたいもんです。
さもないと、脳みそだけイカれちゃって、肉体の元気な人は、根こそぎパーツ取りされますよ。合法的に。中古のベンツじゃあるまいし・・・。


しかし、今日はクリスマスとはいえ、朝からよく働きました。


詩森さん、お誕生日おめでとうございます。

ted803 at 23:00│Comments(0)TrackBack(0) 劇評 | 出来事

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