2010年04月11日
お金の正体
。日下さんの著書は、ほぼ全部読んでいると思います。
が、個人的には「闘え本社!」を最後に、役に立たないものが多くなってきた気がします。
この本も、手軽で読みやすいのだけれども、エッセイっぽくなっていました。
文字が大きくて、短文で改行が多いのは、経済書としてはそれだけで珍しい事であって、日下さんらしい親しみやすさや分かりやすさの象徴でもあるのだけれども、内容がいまひとつ。
官僚や銀行員の情けない滑稽さや愚行と、それによる国家の利益の損失は悲劇的なことなのですが、それをクールに皮肉って紹介されても、読者としては酒の席のネタにしかならないわけです。
愉快な逸話も、引用が紹介されていないし、アイデアや理想論がどんなに素晴らしくても、関係者のコンセンサスを得られなければ現実的ではありません。
少なからず、関係者を説得できる立場にいた日下さんが、それができなかったことについての恨み節を、面白おかしく愚痴っているだけのようで、目先役に立つものではないわけで、経済書・実用書としてはどうなんでしょうね・。
そもそも、いまさらっ・・・てことで、漫画代わりに。
が、個人的には「闘え本社!」を最後に、役に立たないものが多くなってきた気がします。
この本も、手軽で読みやすいのだけれども、エッセイっぽくなっていました。
文字が大きくて、短文で改行が多いのは、経済書としてはそれだけで珍しい事であって、日下さんらしい親しみやすさや分かりやすさの象徴でもあるのだけれども、内容がいまひとつ。
官僚や銀行員の情けない滑稽さや愚行と、それによる国家の利益の損失は悲劇的なことなのですが、それをクールに皮肉って紹介されても、読者としては酒の席のネタにしかならないわけです。
愉快な逸話も、引用が紹介されていないし、アイデアや理想論がどんなに素晴らしくても、関係者のコンセンサスを得られなければ現実的ではありません。
少なからず、関係者を説得できる立場にいた日下さんが、それができなかったことについての恨み節を、面白おかしく愚痴っているだけのようで、目先役に立つものではないわけで、経済書・実用書としてはどうなんでしょうね・。
そもそも、いまさらっ・・・てことで、漫画代わりに。
ted803 at 05:47│Comments(0)│TrackBack(0)│