2011年11月
2011年11月15日
クローザーの憂鬱
日本シリーズ第3戦。ホークスが4対2で快勝しました。これで、第6戦に福岡に帰る光明が出てきました。安堵の一勝というところでしょうか。
9回、2点差、ホークスのマウンドにはクローザーの馬原ではなく、セットアッパーのファルケンボーグが立っていました。無理を承知で言えば、9回はもう一度馬原にチャンスを与えてほしかった。続きを読む
9回、2点差、ホークスのマウンドにはクローザーの馬原ではなく、セットアッパーのファルケンボーグが立っていました。無理を承知で言えば、9回はもう一度馬原にチャンスを与えてほしかった。続きを読む
2011年11月13日
無意味なダイブ
日本シリーズ、面白いですね。
とりあえず今日気がついたこと。7回一死満塁で川崎が浅尾からライト前にタイムリーを打ちました。
あの場面、二塁ランナーも帰ってくれば一気に逆転で試合の流れは全く別物になっていました。しかし、二塁走者・多村は返って来れませんでした。
スリルがないなぁ、と不満に思っていたのですが、もしかしたら多村は井端に騙されていたのかもと気づきました。
井端は絶対届かない打球に無意味なダイブを敢行していました。一死ですから多村は打球がライナーだった場合、足が止まります。さらに井端がダイブすることで、もう一歩止まります。
テレビで見ていると井端はいかにも捕れそうに飛んでいましたが、ホーム方向からのカメラで見ると一、二塁間真っ二つという当たりでした。
結果、浅尾は本多、内川を抑えて一点止まりでした。ここは試合の流れを変える場面だったので、多村の走塁は悔やまれます。
やはり、勝負所はリスクを覚悟したプラスワンのベースランニングが大事だなと思いました。
まぁ、多村は責められないし、井端はそこまで考えて飛んだのかは聞いてみたいところです。
とりあえず今日気がついたこと。7回一死満塁で川崎が浅尾からライト前にタイムリーを打ちました。
あの場面、二塁ランナーも帰ってくれば一気に逆転で試合の流れは全く別物になっていました。しかし、二塁走者・多村は返って来れませんでした。
スリルがないなぁ、と不満に思っていたのですが、もしかしたら多村は井端に騙されていたのかもと気づきました。
井端は絶対届かない打球に無意味なダイブを敢行していました。一死ですから多村は打球がライナーだった場合、足が止まります。さらに井端がダイブすることで、もう一歩止まります。
テレビで見ていると井端はいかにも捕れそうに飛んでいましたが、ホーム方向からのカメラで見ると一、二塁間真っ二つという当たりでした。
結果、浅尾は本多、内川を抑えて一点止まりでした。ここは試合の流れを変える場面だったので、多村の走塁は悔やまれます。
やはり、勝負所はリスクを覚悟したプラスワンのベースランニングが大事だなと思いました。
まぁ、多村は責められないし、井端はそこまで考えて飛んだのかは聞いてみたいところです。
2011年11月06日
落合という男
クライマックスシリーズが佳境です。ホークスファンの皆さんおめでとう。
我らがスワローズはドラゴンズに王手をかけられました。今日は決戦です。
二遊間に故障者続出のスワローズにあって、苦しいチームを支えているのが、ドラゴンズを戦力外となり、スワローズに拾われた九年目の森岡です。CS第一ステージでは左腕山口から適時打を放ち、ラッキーボーイ的な存在になっています。
ドラゴンズとの第三戦でも適時打を放ちました。新聞に退団時、落合監督から「大丈夫だ」と、一言声を掛けられた話が出ていました。
森岡は明徳義塾で甲子園優勝。立浪二世として期待されたドラフト一位のプレイヤーです。その森岡を六年でロクに起用もせずに「大丈夫だ」とは、これはいかに…?
落合監督は自分が任期中にドラフトで獲得した野手のうち、規定打席に到達した選手は一人もいないそうです。森岡も殆ど試合に使われませんでした。
荒木・井端という希代の二遊間を前に、森岡はどんなに頑張ってもレギュラーになれない。であれば、ドラ一なんて看板から解放してやり、一刻も早く他球団に移籍させ、チャンスを与えるのが落合監督なりの思いやりだったのかもしれません。「大丈夫だ」という言葉には「荒木・井端以上の二遊間はいない。だから、お前は他球団に行けば必ず試合に出られるよ」というメッセージが込められていたのではないでしょうか。
森岡がスワローズで貴重な戦力として働いているCS。森岡が一番、落合監督に恩を感じてプレーしているのかもしれない。
我らがスワローズはドラゴンズに王手をかけられました。今日は決戦です。
二遊間に故障者続出のスワローズにあって、苦しいチームを支えているのが、ドラゴンズを戦力外となり、スワローズに拾われた九年目の森岡です。CS第一ステージでは左腕山口から適時打を放ち、ラッキーボーイ的な存在になっています。
ドラゴンズとの第三戦でも適時打を放ちました。新聞に退団時、落合監督から「大丈夫だ」と、一言声を掛けられた話が出ていました。
森岡は明徳義塾で甲子園優勝。立浪二世として期待されたドラフト一位のプレイヤーです。その森岡を六年でロクに起用もせずに「大丈夫だ」とは、これはいかに…?
落合監督は自分が任期中にドラフトで獲得した野手のうち、規定打席に到達した選手は一人もいないそうです。森岡も殆ど試合に使われませんでした。
荒木・井端という希代の二遊間を前に、森岡はどんなに頑張ってもレギュラーになれない。であれば、ドラ一なんて看板から解放してやり、一刻も早く他球団に移籍させ、チャンスを与えるのが落合監督なりの思いやりだったのかもしれません。「大丈夫だ」という言葉には「荒木・井端以上の二遊間はいない。だから、お前は他球団に行けば必ず試合に出られるよ」というメッセージが込められていたのではないでしょうか。
森岡がスワローズで貴重な戦力として働いているCS。森岡が一番、落合監督に恩を感じてプレーしているのかもしれない。