2007年09月02日
東洋大・大場は本物だ！
書きたいネタはたくさんあるんですが、忘れないうちに一つづつ書き残していきます。
昨日（９月１日）は東都大学野球の開幕日でした。通常、平日開催の東都ですがここ数年は関係者の涙ぐましい努力（多分）で、開幕日は土日開催が定着してきた。私のような勤め人にとってはありがたい。しかも、開幕節は６チームが勢ぞろいするから、まったくありがたい話です。
というわけで、神宮に行ってきました。当初は「ポカリでも凍らせて持って行くかな」なんて思っていましたが、東京は秋のような涼しさ。長袖シャツを持って行かないと大変なことになるところでした。
最大のお目当ては東洋大のエース・大場投手。評判どおりの実力をじっくりと見させていただきました。
昨日（９月１日）は東都大学野球の開幕日でした。通常、平日開催の東都ですがここ数年は関係者の涙ぐましい努力（多分）で、開幕日は土日開催が定着してきた。私のような勤め人にとってはありがたい。しかも、開幕節は６チームが勢ぞろいするから、まったくありがたい話です。
というわけで、神宮に行ってきました。当初は「ポカリでも凍らせて持って行くかな」なんて思っていましたが、東京は秋のような涼しさ。長袖シャツを持って行かないと大変なことになるところでした。
最大のお目当ては東洋大のエース・大場投手。評判どおりの実力をじっくりと見させていただきました。
大場は八千代松陰高校出身の４年生右投手。１５０キロに迫るストレートと落差の大きい必殺の「タテスラ」が武器の本格派右腕です。今年のドラフトでは争奪戦必至です。
�．灰鵐妊�ショニングが凄い！
大場は春のリーグ戦で９勝を挙げました。大学リーグは１０勝すればリーグ優勝ですから、そのうちの９割を自分の右腕で稼いだということになります。春のリーグで東洋大は１５試合やって、そのうちの１３試合で登板した。大学野球の世界ではエースがこれくらい連投するのはザラで、今日も東洋が国学院に負けたので、明日は中１日で大場が先発することになるだろう。てか、今日も３分の１回投げているんだけど。
これだけ過酷な登板を春こなして、大学選抜で米国行って、星野ジャパンの北京五輪プレ大会で北京行って、それぞれ結果を残して帰ってきて９月になったらすぐに秋のリーグ開幕。となると、体調はどうかなぁと思いきや、全く心配無用の三者三振の立ち上がり。このタフさはイイ！
そもそも大学４年生にコンディションが上がってくるほうが少ない。大場は２年生で注目されて、３年目は伸び悩んだ感があったが、４年目に見事に満開となっている。目の前に１億円がちらつくこの時期はあまり良くなかった大学生は多い。山田秋親、大隣、那須野、高市…、こういうのはプロに入るとぱっとしない。それに比べて、４年目に急成長したのが日ハムで新人王になった八木でした。
�▲好肇譟璽箸�凄い！
大場の武器はストレート。昨日の最速は１５０キロでしたが、単にスピードガンでは計れない凄さがありました。この１５０キロは１回に記録したんですが、二者を三振に切って取った後の３番打者に勝負球で選んだもの。外角低め一杯に決まったときは、球場全体がため息に包まれました。「うぉ！」というより「はぁ〜」という球筋でした。
加えてストレートの制球が良い。低めに球威のある球を集めるのはプロでもなかなか難しいのですが、それが出来る技術があるのは頼もしい。高めに抜ける球がなく、ベルトより下にビシビ来てました。
加えて大場には必殺の「タテスラ」があります。ただ、この日はこのキレが今ひとつ。低めのボール球は結構見極められていたし、甘く入ると痛打されていました。これはもしかしたらクセがあるのかも、と思いました。ただ、いい所から落とすと分かっていてもバットが止まらない切れ味。こりゃ、プロでも食える球種です。
��フォームが凄い！
大場の良さは開きが遅いこと。胸のマークがなかなか打者に見えてこないで、グッと踏み込んでくる。足を上げた後、直線的に打者に向かってくるんですね。これが出来ると打者にとっては球が見にくい上に、キレも出てくる。こういうフォームが身についている投手ってのはなかなか少ない。
好対照なのは国学院大の村松投手。１年生で春は日米大学で活躍しＭＶＰまで取った投手です。確かに球は速いしカーブやスライダーもバランス良く投げられる。この日は１４９キロを記録しました。しかし、打者の手元での球威が大場とは違うんですねぇ。フォームも見やすい。もちろん、村松も３年後の今頃にはみんなが騒ぐ投手になっていると思いますが。
というわけで、大場は来年２ケタ・新人王も視野に入る好投手です。どこに入るんでしょうかねぇ。「希望枠」ってのはまだあったんでしたっけ？ となると、やっぱり読売ですかねぇ…。昨日もたくさんスカウト来てたし。
一つ苦言を呈すと、大場はスライダーの制球がどうなのか、という疑問がありますね。私が見たのがたまたま悪かったのか。秋のリーグは各大学が「大場を打たないと優勝は無い」と、研究してきますからね。それでも勝ち続けるとさらに評価が上がる気がします。
�．灰鵐妊�ショニングが凄い！
大場は春のリーグ戦で９勝を挙げました。大学リーグは１０勝すればリーグ優勝ですから、そのうちの９割を自分の右腕で稼いだということになります。春のリーグで東洋大は１５試合やって、そのうちの１３試合で登板した。大学野球の世界ではエースがこれくらい連投するのはザラで、今日も東洋が国学院に負けたので、明日は中１日で大場が先発することになるだろう。てか、今日も３分の１回投げているんだけど。
これだけ過酷な登板を春こなして、大学選抜で米国行って、星野ジャパンの北京五輪プレ大会で北京行って、それぞれ結果を残して帰ってきて９月になったらすぐに秋のリーグ開幕。となると、体調はどうかなぁと思いきや、全く心配無用の三者三振の立ち上がり。このタフさはイイ！
そもそも大学４年生にコンディションが上がってくるほうが少ない。大場は２年生で注目されて、３年目は伸び悩んだ感があったが、４年目に見事に満開となっている。目の前に１億円がちらつくこの時期はあまり良くなかった大学生は多い。山田秋親、大隣、那須野、高市…、こういうのはプロに入るとぱっとしない。それに比べて、４年目に急成長したのが日ハムで新人王になった八木でした。
�▲好肇譟璽箸�凄い！
大場の武器はストレート。昨日の最速は１５０キロでしたが、単にスピードガンでは計れない凄さがありました。この１５０キロは１回に記録したんですが、二者を三振に切って取った後の３番打者に勝負球で選んだもの。外角低め一杯に決まったときは、球場全体がため息に包まれました。「うぉ！」というより「はぁ〜」という球筋でした。
加えてストレートの制球が良い。低めに球威のある球を集めるのはプロでもなかなか難しいのですが、それが出来る技術があるのは頼もしい。高めに抜ける球がなく、ベルトより下にビシビ来てました。
加えて大場には必殺の「タテスラ」があります。ただ、この日はこのキレが今ひとつ。低めのボール球は結構見極められていたし、甘く入ると痛打されていました。これはもしかしたらクセがあるのかも、と思いました。ただ、いい所から落とすと分かっていてもバットが止まらない切れ味。こりゃ、プロでも食える球種です。
��フォームが凄い！
大場の良さは開きが遅いこと。胸のマークがなかなか打者に見えてこないで、グッと踏み込んでくる。足を上げた後、直線的に打者に向かってくるんですね。これが出来ると打者にとっては球が見にくい上に、キレも出てくる。こういうフォームが身についている投手ってのはなかなか少ない。
好対照なのは国学院大の村松投手。１年生で春は日米大学で活躍しＭＶＰまで取った投手です。確かに球は速いしカーブやスライダーもバランス良く投げられる。この日は１４９キロを記録しました。しかし、打者の手元での球威が大場とは違うんですねぇ。フォームも見やすい。もちろん、村松も３年後の今頃にはみんなが騒ぐ投手になっていると思いますが。
というわけで、大場は来年２ケタ・新人王も視野に入る好投手です。どこに入るんでしょうかねぇ。「希望枠」ってのはまだあったんでしたっけ？ となると、やっぱり読売ですかねぇ…。昨日もたくさんスカウト来てたし。
一つ苦言を呈すと、大場はスライダーの制球がどうなのか、という疑問がありますね。私が見たのがたまたま悪かったのか。秋のリーグは各大学が「大場を打たないと優勝は無い」と、研究してきますからね。それでも勝ち続けるとさらに評価が上がる気がします。
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1. 東洋大学vs國學院大学 １回戦。 [ PIPELINE ] 2007年09月03日 23:30
東都リーグの開幕戦です。
今季の開幕戦…というか開幕週では
なんと１日３試合が組まれています。
１日で１部６校を見ることが出来るのは嬉しいけど…
正直、40日間毎日エアコンをきかせた教室で
仕事しかしてこなかったこの鈍りきった身体では、
３試合目までちゃんと見て...
