2008年12月16日
WBCの組み合わせをおさらい
昨日のエントリーで「WBCは少なければわずか6試合、多くても8試合という超短期決戦」と書きましたが、間違いでした。
WBCは少なければ8試合、多くても10試合が正解です。
すいません。酔っ払ってました(笑)。ま、今日も、なんですが・・・
WBCは少なければ8試合、多くても10試合が正解です。
すいません。酔っ払ってました(笑)。ま、今日も、なんですが・・・
●ダブルエリミネーション方式・・・ってナンだ!?
WBCはダブルエリミネーション方式で一次予選、二次予選が行われます。全く馴染みのない方式なので、イチからおさらいです。コレ、どの試合でチケットを取るかにも大きく左右されます。
東京ラウンドは日本、韓国、台湾、中国によって行われます。日程は次の通り。
Game 1 3/ 5(木) 18:30 中国 vs. 日本
Game 2 3/ 6(金) 18:30 チャイニーズタイペイ vs. 韓国
Game 3 3/ 7(土) 12:30 (Game 1 敗者) vs. (Game 2 敗者)
Game 4 3/ 7(土) 19:00 (Game 1 勝者) vs. (Game 2 勝者)
Game 5 3/ 8(日) 18:30 (Game 3 勝者) vs. (Game 4 敗者)
Game 6 3/ 9(月) 18:30 (Game 4 勝者) vs. (Game 5 勝者)
分かりやすく説明すると、日本は初戦で中国と対戦します。ここで勝つと、中1日で台湾・韓国の勝者と対戦。台湾・韓国は連戦となります。ここがミソですが。それで勝てば、第二ラウンド進出に決定。最終日(月曜日)に順位決定戦に臨みます。
もし、日本が台湾か韓国との対戦に負けた場合、Game5に進出し、台湾か韓国と対戦します。つまり、台湾・韓国はまあ韓国が勝つでしょうが、負ける可能性は日本が中国に負ける可能性よりも遥かに高いということです。いずれにしてもGame5は天下分け目。負ければ、第一次ラウンドでの敗退が決定。勝てば第二ラウンドが進出します。
平たく言えば「2連勝すれば次ラウンド、2連敗すればラウンド敗退」と覚えておけば、分かりやすいということでしょう。
なぜ、こんな分かりにくいシステムを採用したかと言えば、前回、第二ラウンドで米国、韓国、日本が1勝2敗で並んだ結果、なぜか米国が準決勝に進出できなかったというのが原因でしょう。全く、米国と言うのは上手いことルールを考えるなあと妙に関心してしまいますが、今回の方式だと「三つ巴」という状況は起こらず、「勝った方が上位」という原則が厳守されます。
●キューバとはやりたくないメジャー勢
東京ラウンドを勝ち抜けば、日本はサンディエゴラウンドの進出。メキシコシティラウンド(キューバ、豪州、メキシコ、南アフリカ)の上位2チームと東京ラウンドの上位2チーム(希望的かつ現実的に日本と韓国)との戦いになります。
第1回は第二ラウンドは日本、韓国、米国、メキシコでした。一方の第二ラウンドはキューバ、ドミニカ共和国、ベネズエラ、プエルトリコでした。
米国グループは意外と苦しみ敗退。方やドミニカ、ベネズエラ、プエルトリコはオールアマのキューバに苦しみ、結局決勝は日本とキューバと言うなんとも不思議な決着となったのです。
となれば、今回はキューバを日本と韓国に押し付けてしまおうという意図を感じる組み合わせです。となれば、どうしても「五輪のリベンジ」というイメージが頭をもたげてしまうのですが、メジャー軍団に萎縮することなく戦える今回の組み合わせはプラスと言えるでしょう。
しかしながら、キューバと韓国は強敵。ここを生き残れるかが肝心です。東京ラウンドを1位で抜ければ相手はメキシコだからかなり有利と思いたいですが、日本が韓国に連勝できる可能性はかなり低く、下手をすれば連敗する可能性もあります。 台湾が乾坤一擲の大勝負を仕掛けてくることを考えると、東京ラウンドの第2戦は必勝で臨まなければなりません。
第二ラウンドはもう、やってみないとわからないレベルです。しかし、ここは勝ち抜いてもらいたいですね。前回は、最終的にメジャーと勝負したのは第二ラウンドの米国戦のみ。準決勝、決勝でメジャーと戦うところを見てみたいというのが、今回の希望です。
WBCはダブルエリミネーション方式で一次予選、二次予選が行われます。全く馴染みのない方式なので、イチからおさらいです。コレ、どの試合でチケットを取るかにも大きく左右されます。
東京ラウンドは日本、韓国、台湾、中国によって行われます。日程は次の通り。
Game 1 3/ 5(木) 18:30 中国 vs. 日本
Game 2 3/ 6(金) 18:30 チャイニーズタイペイ vs. 韓国
Game 3 3/ 7(土) 12:30 (Game 1 敗者) vs. (Game 2 敗者)
Game 4 3/ 7(土) 19:00 (Game 1 勝者) vs. (Game 2 勝者)
Game 5 3/ 8(日) 18:30 (Game 3 勝者) vs. (Game 4 敗者)
Game 6 3/ 9(月) 18:30 (Game 4 勝者) vs. (Game 5 勝者)
分かりやすく説明すると、日本は初戦で中国と対戦します。ここで勝つと、中1日で台湾・韓国の勝者と対戦。台湾・韓国は連戦となります。ここがミソですが。それで勝てば、第二ラウンド進出に決定。最終日(月曜日)に順位決定戦に臨みます。
もし、日本が台湾か韓国との対戦に負けた場合、Game5に進出し、台湾か韓国と対戦します。つまり、台湾・韓国はまあ韓国が勝つでしょうが、負ける可能性は日本が中国に負ける可能性よりも遥かに高いということです。いずれにしてもGame5は天下分け目。負ければ、第一次ラウンドでの敗退が決定。勝てば第二ラウンドが進出します。
平たく言えば「2連勝すれば次ラウンド、2連敗すればラウンド敗退」と覚えておけば、分かりやすいということでしょう。
なぜ、こんな分かりにくいシステムを採用したかと言えば、前回、第二ラウンドで米国、韓国、日本が1勝2敗で並んだ結果、なぜか米国が準決勝に進出できなかったというのが原因でしょう。全く、米国と言うのは上手いことルールを考えるなあと妙に関心してしまいますが、今回の方式だと「三つ巴」という状況は起こらず、「勝った方が上位」という原則が厳守されます。
●キューバとはやりたくないメジャー勢
東京ラウンドを勝ち抜けば、日本はサンディエゴラウンドの進出。メキシコシティラウンド(キューバ、豪州、メキシコ、南アフリカ)の上位2チームと東京ラウンドの上位2チーム(希望的かつ現実的に日本と韓国)との戦いになります。
第1回は第二ラウンドは日本、韓国、米国、メキシコでした。一方の第二ラウンドはキューバ、ドミニカ共和国、ベネズエラ、プエルトリコでした。
米国グループは意外と苦しみ敗退。方やドミニカ、ベネズエラ、プエルトリコはオールアマのキューバに苦しみ、結局決勝は日本とキューバと言うなんとも不思議な決着となったのです。
となれば、今回はキューバを日本と韓国に押し付けてしまおうという意図を感じる組み合わせです。となれば、どうしても「五輪のリベンジ」というイメージが頭をもたげてしまうのですが、メジャー軍団に萎縮することなく戦える今回の組み合わせはプラスと言えるでしょう。
しかしながら、キューバと韓国は強敵。ここを生き残れるかが肝心です。東京ラウンドを1位で抜ければ相手はメキシコだからかなり有利と思いたいですが、日本が韓国に連勝できる可能性はかなり低く、下手をすれば連敗する可能性もあります。 台湾が乾坤一擲の大勝負を仕掛けてくることを考えると、東京ラウンドの第2戦は必勝で臨まなければなりません。
第二ラウンドはもう、やってみないとわからないレベルです。しかし、ここは勝ち抜いてもらいたいですね。前回は、最終的にメジャーと勝負したのは第二ラウンドの米国戦のみ。準決勝、決勝でメジャーと戦うところを見てみたいというのが、今回の希望です。
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この記事へのコメント
1. Posted by M 2008年12月17日 00:44
ダブルエリミネーション方式は,アメリカでは少年野球では本当によくある方式で,運悪く強いチーム同士が最初にあたってしまっても,シングルエリミネーションと違って,まだ何試合かできるようになっているうまい方式です。
前回のWBCのように最初はリーグ戦,最後はトーナメントという方式も,もちろんゲーム数を確保するのにはよい方法です。
WikipediaリンクをURLにのせたので,参考にしてください。ProsとCons,よい点と悪い点が説明されています。
前回のWBCのように最初はリーグ戦,最後はトーナメントという方式も,もちろんゲーム数を確保するのにはよい方法です。
WikipediaリンクをURLにのせたので,参考にしてください。ProsとCons,よい点と悪い点が説明されています。