2009年09月19日
急降下
どうもご無沙汰です。
とりあえず、細々と生きております。
しかし、わがスワローズは一体どうしてしまったのでしょうか。先日、連勝しました。47日ぶり。こりゃ、酒井法子さんが夫が逮捕されて、失踪して、逮捕状が出て、逮捕されて、保釈されたくらいの期間ですよ。
長い・・・長すぎる。
スワローズが酒井法子の事件と何か関連があるのだろうか。
「保釈されたからここから連勝街道だー」と思ったら、ジャイアンツに2連敗濃厚。ま、ジャイアンツに負けるのは慣れているけれども。
とりあえず、細々と生きております。
しかし、わがスワローズは一体どうしてしまったのでしょうか。先日、連勝しました。47日ぶり。こりゃ、酒井法子さんが夫が逮捕されて、失踪して、逮捕状が出て、逮捕されて、保釈されたくらいの期間ですよ。
長い・・・長すぎる。
スワローズが酒井法子の事件と何か関連があるのだろうか。
「保釈されたからここから連勝街道だー」と思ったら、ジャイアンツに2連敗濃厚。ま、ジャイアンツに負けるのは慣れているけれども。
●なぜかくも弱体化したか
まったく信じがたい急降下なんですが、予兆があったかと言えば、少なくとも7月の時点では「一度は首位を伺う勢いだな」と思っていたわけです。
ただ、今にして思えば破綻の兆しはあったと言えるでしょう。
スワローズは伝統的にセコく勝つチームです。先発がかわして点を掠め取り、ブルペンで勝ちきる。そういうスタイルは若松監督時代から変わっていません。そもそもあまり得点力は期待できないんですが、驚異的なブルペンが3対2くらいで勝っていく。
こーゆーチームは夏場に弱い。
ヤクルトは五十嵐と林のブルペンが前半戦フル稼働しました。惜しげもなくつぎ込んだツケが一気に出たと言うべきでしょう。まぁ、去年の阪神と一緒です。ファンとしたら「このままブルペンが持ちこたえて9月まで」と切に願うのですが、儚いもんです。
ファイターズも似たようなチームカラーなんですが、今年のハムとスワの決定的な違いは打線の活発さで、ハムは春先から打線好調です。元々ある投手陣の磐石さが加わっているので、底割れが防げます。ダルビッシュと言う完投能力がある先発がいるのといないのも大きな違いです。
ハムはダルが長期離脱した間もどうにか首位を守りました。復帰とともにチーム状態も上向き。これがエースと言うものですね。ダルが投げているときのハムは「負けられない」という心地よい緊張感で、チームが良くなります。
投げる試合以外でもチーム全体を支配しているダルビッシュはエースですが、スワローズにはそういうピッチャーは居ません。舘山がそういう存在でしたが、やっぱり一年通して活躍するまでの投手ではありません。
●話はどんどん逸れていく
そう考えると1年とおしてコンディションを維持していくのは、いかに一流でも難しいと思いますね。スワローズで言えば青木がやっと不調のどん底から脱しましたが、青木ほどの選手でもこんなスランプになるのかと驚きました。
そこに行くとイチローの9年連続200本というのは信じがたい記録です。イチローは日本時代を含めると実に16年連続3割を達成している(今年はまだですがほぼ確実)。
ここまでコンディションを変化させずに高いレベルで毎年活躍する選手はイチローと岩瀬だけ。やや近いのが小笠原でしょうかねぇ。ダルビッシュもそうなるかもしれない。青木はそうじゃなかった。あ、金本を忘れてはいかんですね。
まぁ、異論反論はあるでしょうが。
とにかくWBCという不確定要素を呑んでなおパフォーマンスを維持するイチローは唯一無二な存在ということです。
思っちゃいけないのが選手は誰もがイチローや岩瀬ではないということです。当たり前のことなんですが、それを忘れるというか、意図的に現実を見ないようになってしまうのは、ファン心理です。
●結局は選手層
監督さんはそこのところ大変です。時に休ませ、時に酷使し、選手を育てながら勝たなければならない。巨人や中日は結局「取替えの効く選手」が居るということです。
スワローズはそこまでの底堅さがなかった。デントナがケガしたり、ガイエルが不調に陥るとそのままチームも下がっていった。むーん。一度悪くなった流れを変えるのはどこの世界でも難しいもんです。
●ハムの強み
ハムは強いチームになったなと思うのです。選手層が厚くなった。特に先発陣の層の厚みは大したもんです。ダルビッシュを8月の肝心な季節に休ませたのは英断でした。これまでのハムは夏場、ダルにおんぶに抱っこって感じでしたが、オールスターで打球が肩に直撃した影響で、登録を抹消した。
また、交流戦の時期に好投した先発陣をあっさりと登録抹消したり、若手を試してみたりしながら首位を走り続けてきた。一時期あぶない時期もありましたが、この「堪え性」が結局大事なのだと思うのであります。
こらえられるだけの選手層があるっちゅうのが、ハムとスワの違いだと思うのです。
●で、最後はどこが・・・
5割に届かぬ3チームが恥ずかしげも無くクライマックスシリーズを争っていますが、まぁ、阪神は有利でしょうね。
何もしないで勝手に燕が落ちてきたわけですし、阪神としては頼みの藤川、アッチソンあたりがまだまだ余力が残っている。
この時期の投手は誰もが疲れている時期で、当然打線が頼みということになるわけですが、3チームでは阪神が頭一つ抜けているでしょう。
スワローズはとにかく流れが悪い。
が、この3つでは地力はそれでもある、と信じたい。オールスターまでは勝っていた訳ですから。その陣容は戻ってきたようにも思いますよ。春先から頑張ってきたわけですから、ご褒美でCSに進出させてもらえんもんだろうか。。。
まったく信じがたい急降下なんですが、予兆があったかと言えば、少なくとも7月の時点では「一度は首位を伺う勢いだな」と思っていたわけです。
ただ、今にして思えば破綻の兆しはあったと言えるでしょう。
スワローズは伝統的にセコく勝つチームです。先発がかわして点を掠め取り、ブルペンで勝ちきる。そういうスタイルは若松監督時代から変わっていません。そもそもあまり得点力は期待できないんですが、驚異的なブルペンが3対2くらいで勝っていく。
こーゆーチームは夏場に弱い。
ヤクルトは五十嵐と林のブルペンが前半戦フル稼働しました。惜しげもなくつぎ込んだツケが一気に出たと言うべきでしょう。まぁ、去年の阪神と一緒です。ファンとしたら「このままブルペンが持ちこたえて9月まで」と切に願うのですが、儚いもんです。
ファイターズも似たようなチームカラーなんですが、今年のハムとスワの決定的な違いは打線の活発さで、ハムは春先から打線好調です。元々ある投手陣の磐石さが加わっているので、底割れが防げます。ダルビッシュと言う完投能力がある先発がいるのといないのも大きな違いです。
ハムはダルが長期離脱した間もどうにか首位を守りました。復帰とともにチーム状態も上向き。これがエースと言うものですね。ダルが投げているときのハムは「負けられない」という心地よい緊張感で、チームが良くなります。
投げる試合以外でもチーム全体を支配しているダルビッシュはエースですが、スワローズにはそういうピッチャーは居ません。舘山がそういう存在でしたが、やっぱり一年通して活躍するまでの投手ではありません。
●話はどんどん逸れていく
そう考えると1年とおしてコンディションを維持していくのは、いかに一流でも難しいと思いますね。スワローズで言えば青木がやっと不調のどん底から脱しましたが、青木ほどの選手でもこんなスランプになるのかと驚きました。
そこに行くとイチローの9年連続200本というのは信じがたい記録です。イチローは日本時代を含めると実に16年連続3割を達成している(今年はまだですがほぼ確実)。
ここまでコンディションを変化させずに高いレベルで毎年活躍する選手はイチローと岩瀬だけ。やや近いのが小笠原でしょうかねぇ。ダルビッシュもそうなるかもしれない。青木はそうじゃなかった。あ、金本を忘れてはいかんですね。
まぁ、異論反論はあるでしょうが。
とにかくWBCという不確定要素を呑んでなおパフォーマンスを維持するイチローは唯一無二な存在ということです。
思っちゃいけないのが選手は誰もがイチローや岩瀬ではないということです。当たり前のことなんですが、それを忘れるというか、意図的に現実を見ないようになってしまうのは、ファン心理です。
●結局は選手層
監督さんはそこのところ大変です。時に休ませ、時に酷使し、選手を育てながら勝たなければならない。巨人や中日は結局「取替えの効く選手」が居るということです。
スワローズはそこまでの底堅さがなかった。デントナがケガしたり、ガイエルが不調に陥るとそのままチームも下がっていった。むーん。一度悪くなった流れを変えるのはどこの世界でも難しいもんです。
●ハムの強み
ハムは強いチームになったなと思うのです。選手層が厚くなった。特に先発陣の層の厚みは大したもんです。ダルビッシュを8月の肝心な季節に休ませたのは英断でした。これまでのハムは夏場、ダルにおんぶに抱っこって感じでしたが、オールスターで打球が肩に直撃した影響で、登録を抹消した。
また、交流戦の時期に好投した先発陣をあっさりと登録抹消したり、若手を試してみたりしながら首位を走り続けてきた。一時期あぶない時期もありましたが、この「堪え性」が結局大事なのだと思うのであります。
こらえられるだけの選手層があるっちゅうのが、ハムとスワの違いだと思うのです。
●で、最後はどこが・・・
5割に届かぬ3チームが恥ずかしげも無くクライマックスシリーズを争っていますが、まぁ、阪神は有利でしょうね。
何もしないで勝手に燕が落ちてきたわけですし、阪神としては頼みの藤川、アッチソンあたりがまだまだ余力が残っている。
この時期の投手は誰もが疲れている時期で、当然打線が頼みということになるわけですが、3チームでは阪神が頭一つ抜けているでしょう。
スワローズはとにかく流れが悪い。
が、この3つでは地力はそれでもある、と信じたい。オールスターまでは勝っていた訳ですから。その陣容は戻ってきたようにも思いますよ。春先から頑張ってきたわけですから、ご褒美でCSに進出させてもらえんもんだろうか。。。
トラックバックURL
この記事へのコメント
1. Posted by かんべえ 2009年09月21日 15:22
久々のブログ復活を心から歓迎いたします。この夏のヤクルトは大変でありましたね。まるで昨年のわがタイガースを見る思いであります。と言いつつ、今年の阪神もあまり強くないので、まだまだ3位争いはもつれそうですが…。
2. Posted by 前作ファン 2009年09月24日 00:06
チームの戦績はともかく、純正野球ファン様がご無事のご様子、ひとまず安心いたしました。ペナントレースの経過でも、一試合の経過でも、一見ちいさな出来事が、後から見れば「あそこで流れがかわったのだな」と判ることってあるものだなぁ、と。ここから燕返しで日本シリーズ優勝、なんてことになったら、面白いのですが・・・