2010年09月01日
勝負の9月
暑いですねぇ。連日。
なんか蟻地獄のようです。来る日も来る日も朝からカッと太陽が照っていて、「今日も35度超えかぁ」とウンザリする暑さ。
今日から9月なんですが、全然そんな気がしません。
こんな中で野球するのは大変ですよねぇ。
セリーグもパリーグも面白くなってきました。
なんか蟻地獄のようです。来る日も来る日も朝からカッと太陽が照っていて、「今日も35度超えかぁ」とウンザリする暑さ。
今日から9月なんですが、全然そんな気がしません。
こんな中で野球するのは大変ですよねぇ。
セリーグもパリーグも面白くなってきました。
●阪神は運が強すぎる
阪神、巨人、中日。当初の予想通り「トロイカ態勢」で9月を迎えました。
阪神は打線が凄いですねぇ。3割打者が6人並んでいれば、誰かが爆発する日が来るという印象。今のところ本命でしょう。難点は先発投手なんですが、これだけ打線の援護があればねぇ。
このチームは今年、運を持っている。城島という球界随一の打力のある捕手を補強して、マートンという阪神の球団史上に残る助っ人がいて。マートンはオマリー以来でしょうか。米国から連れてきた助っ人が当たっているのは。途中から来た人とか、他から連れてきた人はそれなりに活躍した歴史はあるのですが、マートンは超優良外国人です。
こりゃ単に真弓監督の運なのかもしれません。今年限定の。
本来ならば、赤星・矢野という人気も随一だったチームの顔の後継者を誰にしようと途方にくれたかもしれないシーズンだったのですが、マートン、城島を補強して難なくクリアしました。
もうひとつは金本をどうやってスタメンから外すかという難問もあったのですが、肩の故障という誰もが納得する理由があった。おかげで金本も楽になったというか、新しいモチベーションが見つかったというか、チームもまとまれたというか。
そこに真弓監督のドラマチックな決断があったかというと、そうでもない。「誰でもそうするわなあ」という決断を下しただけだ。
ただ、この妙な安定感が運を引き寄せているのかもしれない。
阪神のアキレス腱は先発投手陣。開幕前は「安藤・能見で30勝」なんて思っていたかもしれませんが、この二人が不調だったり、ケガだったりでさっぱり。その間、途中補強したスタンリッジが大当たりで何とか乗り切った。そこに来て、休養十分の二人が戻ってくれば、ラストスパートも死角なしというわけです。
真弓監督の妙な安定感は、あんまりジタバタしない。何せ監督が一喜一憂するとマスコミやファンは百喜百憂くらい増幅する民族性ですから、そこを踏まえて妙に煽らないんだったら、こりゃたいしたもんですが、どっちかと言えば天然ですかねぇ。
このまま阪神が突っ走るということはないと思います。ただ、他も抜け出せないなか、このままの流れで行くと首位に居るという感じではないですかね。ここから流れが悪くなる要素はあまり見つかりませんし。
●マンネリと戦う巨人・中日
対する巨人と中日はどうも乗り切れない。巨人は快調に走ってきましたが、ココに来て投手陣がメロメロ。打線は相変わらずですが、破壊力は阪神に一枚劣る印象。流れが悪くなると、原監督が一芝居打つのですが、どうもその芝居が飽きられている印象です。今年はキムタクのためにも勝たないといけなんですがねぇ。尾花コーチが居なくなったのが大きいのかなぁ。先発投手陣の総崩れ状態を阻止しないと、ずるずる後退しかねません。
中日はもっとマンネリ感高まっている。落合監督は多分、最初から気づいていて荒木と井端を入れ替えたり、チームを動かしてなんとか打開を図ろうとしていた。結果的に井端を欠き、ブランコは不調というなかで、手を変え品を変え、若手を使いつつ首位争いをするというのは、やっぱり落合監督の手腕でしょう。まぁ、みんなが不気味に感じるのが中日で、投手陣の安定感では3チームの中では抜けているようにも感じます。
●ヤクルトは?
ココに来て台風の目のヤクルト。「メークミルミル」はあるんでしょうか。ファンとしては期待していますが、正直いっぱいいっぱいではないでしょうか。借金を返しているうちは、誰も気にしませんが、貯金を始めると見逃してくれないのは、世の常でしょう。
ここはまだ、一喜一憂しないでいきます。
阪神、巨人、中日。当初の予想通り「トロイカ態勢」で9月を迎えました。
阪神は打線が凄いですねぇ。3割打者が6人並んでいれば、誰かが爆発する日が来るという印象。今のところ本命でしょう。難点は先発投手なんですが、これだけ打線の援護があればねぇ。
このチームは今年、運を持っている。城島という球界随一の打力のある捕手を補強して、マートンという阪神の球団史上に残る助っ人がいて。マートンはオマリー以来でしょうか。米国から連れてきた助っ人が当たっているのは。途中から来た人とか、他から連れてきた人はそれなりに活躍した歴史はあるのですが、マートンは超優良外国人です。
こりゃ単に真弓監督の運なのかもしれません。今年限定の。
本来ならば、赤星・矢野という人気も随一だったチームの顔の後継者を誰にしようと途方にくれたかもしれないシーズンだったのですが、マートン、城島を補強して難なくクリアしました。
もうひとつは金本をどうやってスタメンから外すかという難問もあったのですが、肩の故障という誰もが納得する理由があった。おかげで金本も楽になったというか、新しいモチベーションが見つかったというか、チームもまとまれたというか。
そこに真弓監督のドラマチックな決断があったかというと、そうでもない。「誰でもそうするわなあ」という決断を下しただけだ。
ただ、この妙な安定感が運を引き寄せているのかもしれない。
阪神のアキレス腱は先発投手陣。開幕前は「安藤・能見で30勝」なんて思っていたかもしれませんが、この二人が不調だったり、ケガだったりでさっぱり。その間、途中補強したスタンリッジが大当たりで何とか乗り切った。そこに来て、休養十分の二人が戻ってくれば、ラストスパートも死角なしというわけです。
真弓監督の妙な安定感は、あんまりジタバタしない。何せ監督が一喜一憂するとマスコミやファンは百喜百憂くらい増幅する民族性ですから、そこを踏まえて妙に煽らないんだったら、こりゃたいしたもんですが、どっちかと言えば天然ですかねぇ。
このまま阪神が突っ走るということはないと思います。ただ、他も抜け出せないなか、このままの流れで行くと首位に居るという感じではないですかね。ここから流れが悪くなる要素はあまり見つかりませんし。
●マンネリと戦う巨人・中日
対する巨人と中日はどうも乗り切れない。巨人は快調に走ってきましたが、ココに来て投手陣がメロメロ。打線は相変わらずですが、破壊力は阪神に一枚劣る印象。流れが悪くなると、原監督が一芝居打つのですが、どうもその芝居が飽きられている印象です。今年はキムタクのためにも勝たないといけなんですがねぇ。尾花コーチが居なくなったのが大きいのかなぁ。先発投手陣の総崩れ状態を阻止しないと、ずるずる後退しかねません。
中日はもっとマンネリ感高まっている。落合監督は多分、最初から気づいていて荒木と井端を入れ替えたり、チームを動かしてなんとか打開を図ろうとしていた。結果的に井端を欠き、ブランコは不調というなかで、手を変え品を変え、若手を使いつつ首位争いをするというのは、やっぱり落合監督の手腕でしょう。まぁ、みんなが不気味に感じるのが中日で、投手陣の安定感では3チームの中では抜けているようにも感じます。
●ヤクルトは?
ココに来て台風の目のヤクルト。「メークミルミル」はあるんでしょうか。ファンとしては期待していますが、正直いっぱいいっぱいではないでしょうか。借金を返しているうちは、誰も気にしませんが、貯金を始めると見逃してくれないのは、世の常でしょう。
ここはまだ、一喜一憂しないでいきます。