ありがとう宮本慎也

昨日の話になりますが、ヤクルトの宮本慎也が引退を決めました。
ちょっと長い話になりますが、お付き合い下さい。

好きな野球選手はたくさん居ますが、私の「人生を変えた」選手は宮本慎也しかおりません。

2000年、私は関西のとある人気弱小球団のファンでした。ある日、その弱小球団とスワローズの試合を見に神宮球場に出掛けました。まだ学生の時です。

試合開始前、スワローズの選手がサインボールをスタンドに投げ入れていました。私は周りが総立ちでボールを取ろうと、手を伸ばしていた時、私は鶏そぼろ弁当をパクパク食べていました。その私の元に突然、背番号６のサインボールが飛び込んできました。

そして、プレーボールがかかり、初回。ツーアウト二塁で、バッターボックスには後に海を渡り、やがて北海道で現役生活を全うする花形プレーヤーがいました。新庄剛志が放った痛烈なゴロは投手の足元を抜け、センターに達しようとしていました。

そのゴロを腕を伸ばして捉え、左足を軸に右回りに一回転した遊撃手は強い送球を一塁に放り、アウトにしたのです。その瞬間、私はガッツポーズをしていました。

一連の動きがあまりにも美しかったからです。そして、その時、私はスワローズファンになったのです。

何と言うか、これは私の人生において大きな出来事だったようにおもうのです。もし、あの時サインボールが飛び込んでこなかったら、あの時ショートゴロを見ていなかったら。多分、うまく説明できませんが、今の私は無いと思っています。

偶然ですが、宮本慎也は私と同じ11月5日生まれです。そんなことも宮本慎也を応援しようと思った一因です。宮本慎也はその年、プロ入り後初のシーズン３割をマーク。単なる守備の人から、名選手への道を開いた年だったと思います。

翌年、スワローズは日本一になりました。私も突如、就職への道が開けて今に至ります。以来、私のスワローズファン人生は宮本慎也と共にありました。

最後にもう一度優勝出来なかった事は残念でしたが、誇らしい野球人生だったと思います。古田、真中、岩村、高津、青木、石川、佐藤真一、、、スワローズの選手はみんな大好きですが、やっぱり宮本慎也が一番でした。

最後は遊撃手として引退してほしい。ショートでスタメンとしてフル出場して引退してほしい。で、センターに抜けそうな当たりを一回転して一塁に送球してほしい。送球の安定しているところが、宮本慎也らしさだと思うからです。

ありがとうございました、本当にお疲れ様でした。宮本慎也さん。

谷繁元信、３０００試合出場への道

　６月２日の北海道日本ファイターズ戦で阪神タイガースの金本知憲が通算２５００試合出場を達成した。史上９人目の大記録である。

　現役最多は中日ドラゴンズの谷繁元信の２６８６試合（６月２日現在）。

人的補償制度はおかしい！

　久々に野球の話題ですが、埼玉西武ライオンズがＦＡで中日ドラゴンズに移籍した和田一浩外野手の人的補償として、岡本真也投手を獲得するそうだ。

　うぅん・・・。

　岡本はセットアッパーとしてバリバリ活躍していた選手だ。ここ４年連続５０試合以上登板し、昨年は６２試合に登板して防御率２・８９をマーク。岩瀬への繋ぎ役として、いつもいつもマウンドに立っていた印象がある。

　それを獲得したライオンズは「いい買い物」かもしれない。

ジョニー黒木の引退

　千葉ロッテファンから愛されたジョニー黒木が12月2日、引退を表明した。

　ジョニーはロッテファンだけじゃなく、野球ファンから愛された魂のエースだった。私もジョニーの引退は本当に残念で、もう少しだけでいいから、そのピッチングが見たかった。きっといい投手コーチになるのではないかと思っている。

　黒木知宏という投手がいたこと、その投手の最高の投球を見ることが出来たこと。これを忘れたくないから、今日は書きます。

ストーブリーグ真っ盛り

　ヒマだ。ヒマである・・・。ＧＡＯＲＡさんでハムの優勝パレード中継が放送されています。

　故郷・札幌の街並みをハムの選手がパレードしている。うーん、札幌の街にプロ野球チームが出来たんだなぁと実感します。子供の頃、タクシーの後部座席のところとかに「札幌にプロ野球チームを！」って書いてあったのをよく覚えています。子供心に「そんなことあるもんかい！」とひねていたのですが、夢は叶ったんですね。

　それにしても、野球が無いというのはなんとも退屈です。

ドラフト終わる

　やっぱりドラフト当日はわくわくします。いや、別に自分が指名される訳じゃないんですけど・・・。

　ＢＩＧ３と称された大場（東洋大）長谷部（愛工大）加藤（慶応大）はそれぞれソフトバンク、楽天、ヤクルトが交渉権を獲得しました。楽天はくじ運強いですねぇ。昨年の田中マー君に続いて、長谷部を引き当てて、この２人が活躍して楽天がＡクラス入りしたら、島田社長こそ本当の「フランチャイズビルダー」ですなぁ。

　オリックスは島田社長を引き抜くべきでしょう。

大場旋風

　風邪ひきまして。そんでもっていろいろと忙しくて更新が滞りがち。まぁ、野球も終わってしまったって事もありますけど。

　来週19日には大学・社会人ドラフトが行われます。

　もう、主役は東洋大の大場で間違いないです。

　大場の素晴らしさはすでにコチラで触れているのですが、結局、秋のシーズンも８勝して、明治神宮大会でも優勝。３試合全部完投して２試合完封。もう完璧です。

　大場は大学選手権とか日米大学野球、北京五輪プレ大会を含めると年間200イニング以上投げていることになる。それで11月にあれだけのピッチングが出来るってのは、もう脱帽です。来年、いきなりエースになりそうな投手ということで、各球団が大場に殺到しそうな気配だ。



　

佐藤はヤクルト、中田は日ハム

　ごっつあんです！！
　
　思い出深いドラフトになりましたよ。佐藤はヤクルト、中田は日ハム。何度でも言うぞ！佐藤は、ヤクルト！　中田は日ハム！！

　むははははは、気分いいです。やっぱりうれしいものです。

　率直に言って、佐藤は楽天、中田はオリックスに行ってもらいたかったんですけどね。うれしい限りです。

　佐藤は背番号１１でしょう、やっぱり。遠藤には悪いけど。ヤクルトのアイドルと言えば１１と昔から相場が決まってます。それに、佐藤ヨシノリと言えば、奥尻島が生んだ大投手・佐藤義則ですよ。阪急の背番号１１でした。というわけで１１で。

　中田はやっぱり「６」かなぁ。幸雄さんの６と小笠原の２が空いている。どっちも重いんですけどね。やっぱり右の長距離砲と言う意味では６がいいんじゃないでしょうか。ローマ字も幸雄さんの使い回し出来るしね。

　ただ、佐藤も中田も一年目から大活躍するかというと、うぅぅぅん、ちょっとどうなんでしょう・・・

読売ジャイアンツ５年ぶり優勝

　あぁ、やっぱり巨人が優勝しましたねぇ。

　おめでとうございます。。。

　それにしても、宮本慎也・・・

　あの場面。難しいあたりなんですよ。ワンバウンドでピッチャーの頭を越える当たりはツーバウンド目で打球が伸びますからね。しかも、イレギュラー。体勢が崩れて、清水も速かったんでしょう。しかし、ああいう場面を簡単に処理してきた宮本慎也が、ねぇ。寄る年波ですかね。

　ちょっと、スワ好きとしてはショックがでか過ぎる負け方でした。

　強い燕はどこに飛んで行ってしまうのか・・・。

　気を取り直して、今日は巨人の話なんですが、５年ぶりですか。松井秀喜がヤンキースに移籍してから初めての優勝なんですよねぇ。松井の穴が埋まるまで５年かかりましたか。まぁ、マネージメントの勝利でしたね。勝つべくして勝った優勝だったと思いますよ、ﾌﾌﾝ。

不思議な落合ドラゴンズ

　天下分け目の東京ドーム巨人中日３連戦は巨人の２勝１敗ということになりました。火曜日に点灯した中日のマジック７は減らぬまま。中日の残り試合は７試合ですから、残り全勝でいかないといけないわけです。もちろん、巨人が残り２試合で負ければマジックは減っていくわけですが。

　それにしても不可解だったのは落合中日の戦いぶり。

　つらつら考えると落合の頭の中は「２位でもいいや。優勝ならばもうけもの」。

　いや、そんなはずはない。だけど、そう思うしかない気がするんです。