現在イェーガ社はマグネティ・マレリ社の傘下となっています。

当該車両の燃料が多く噴霧されている事実は、
フューエル・レギュレターの燃料圧力がアイドル時3.1berと正常な値を計測後、
インジェクターの噴霧量(時間)を調整している水温センサーの抵抗値が正しい時と異常な時で、
マグネティマレリECUマッピングとの相違がある可能性を考えました。

本来マセラティ222系のECU制御モデルは、イグニションONでアイドル回転は2000回転程度をまず差し、
(水温センサーの抵抗値から)十秒程度で1300回転程度に戻るのが正常な状態です。
燃料が濃い状態が続く低いアイドルから始動する場合、水温センサーのコネクターの通電が不良または
接点不良または水温センサーの不良を疑います。

マセラティ222系は振動も大きく、製造から数十年の経年も在り以下のグリスをお勧めいたします、
メーカーからの出荷時にも塗布されている又は取り扱いディーラーでも塗布している筈です。
繰り返し半年または年単位での管理が必要となります。

#コンタクト・グリス  #接点グリス #電導性グリス
https://www.google.co.jp/search?


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分解して確認したところ、純正装着品とは違うFAE社の水温センサーが装着されていました。
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メーカー装着推奨部品
JAEGER / Water temperature sensor P.No 3137207113 ( WTS 05  )
http://alexfischer.de/documents/techn_Dokumente/Oiltemperatursensor.pdf
Description


手元にある在庫(中古)を一時的に(御湯で)抵抗値を測定、5℃/90℃で測定後、変化の値が
※1.のグラフ内基準に沿った値である事を確認したので交換します。
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※1.
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15℃~20℃ Indoor temperature resistance value
室内温度での抵抗値。
さきほどのメーカー設定のイェーガ社製 水温センサーに交換します。
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動画を見る限り0.8KΩを差しており、想定する水温55℃~60℃以下である事が判ります。
水温が71℃になると社外のサーモスタッドが作動を始め水路を開けます。


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水温が20℃~30℃の時の抵抗値を示します。
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Exchange completion

※1.のグラフをみるかぎり、最初に装着されていた社外品の水温センサーの値は
マグネティマレリ社のECU(エンジンコンピュータ)基準値より、ずれていた値の為に、
より多くの燃料を噴霧していた事が判明しました。

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