オランダミミナグサのつぼみ

アイちゃん、
またまたご無沙汰してしまった。いつもいつも、ごめんごめん、の ブログになってしまったね。
このブログで、昨年の9月に、「誕生日の花束」の話をして、その時、
「次はピンクッションの話をする」という約束だったね。
でももう何か月も過ぎてしまい、その話は「色あせてしまった」ような感じだね。
そこで、話題を変えることにしよう。
ピンクッション」や「プロティア」の話は、また後で話す機会があるだろうから、その時にしよう。

2月に入って、暖かい日に、家の近くを歩いた。
大きな道路を車がどんどん走っていく。
その歩道の植え込みの中に、オランダミミナグサのつぼみを見つけた。

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オランダミミナグサは 
ナデシコ科 ミミナグサ属の帰化植物 ヨーロッパ原産。越年性草本。春に開花する。

まだ2月の初めなのに、もうつぼみが大きく膨らんでいる。
ノボロギク」や「ウラジロチチコグサ」の花は、だいぶ前から咲いていたが、オランダミミナグサのつぼみは今年になって初めて見た。
しかも茎も結構伸びている。一番中心の茎は高さ20僂らいある。
根元からは脇枝が何本も出ている。大きな株だ。
その中の一株を根こそぎ引き抜き、家に持ち帰り、土も根も付いたまま 花瓶にさして枕もとに飾った。


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水上げの力はよいようだ。初春らしい淡い緑の葉がすがすがしい。

でも その日からもう5日も過ぎたのに、花弁がわずかに開き始めた程度。
部屋はとても明るいが、直射日光は当たらない。
この花は、日の当たるところでなければ開花しないのだろうか?
いや、まだ開花には早すぎて、気温が適温になっていないのかも知れない。
あるいは、生えていた場所を移されてしまったので、開かなくなってなってしまったのだろうか?

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改めて、疑問がわいてきた。

このオランダミミナグサの開花期間は意外に短く、夏の初めごろになると立ち枯れている姿を見る。
これからも観察を続けたいね。
近日中に、この株があった所に行って他の株を見てみたい。

アイちゃん、今日はここまで。 ではまたね、バイバイ。

寒中お見舞い申し上げます

寒中お見舞い申し上げます
皆様、大きな希望をもって、今年のご活躍が始まったことでしょう。
間もなく日の出、夢も希望も太陽が運んでくるような一日が始まります。
この1年健康で幸せな毎日をお過ごしくださいますように。
    今年もお世話になります。よろしくお願いいたします。

寒中おみっまい  2015年1月8日 7時17分 日の出まえ













私の部屋のベランダから 今日も素晴らしい日の出が期待できそうです



アイちゃん、
本当にご無沙汰してごめんね。
しばらくパソコンが 病気になってしまった。
入院が長くなり、何とか退院できたのが12月に入ってから。
あきらめて、新品を買おうと思ったけれど、何とかまだ使えそうなので、このまま使うことにしたよ。
まだ購入して2年たっていないんだもの。

というわけで、今年も、私の体調と相談しながら、このブログを頑張るよ。
だから今年もよろしくね。  では バイバイ。

 誕生日の花束(1)

アイちゃん、
私の誕生日は8月30日だった。
花束が贈られてきた。

「花束」と言えば、花瓶にさす花を想像していたから、次のような花束を見て、驚いた。
まずその花束を見てね。

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いろいろな花がびっしりと詰め込まれひしめきあっている。

早速、ベッドの枕元に置いた。直射日光をさけ、明るいところだ。

たくさんの花だが、どんな花だろう。
真ん中にバラ(ピンク)良い香り。
その周りにガーベラ(橙色)。
バラの左にケイトウ(朱色)。

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豪華な ケイトウだね。
昔は田舎の家の庭の隅の方には、ケイトウやヒャクニチソウなどいろいろなものが植えられていて真冬以外は一年中 花が絶えなかった。
だから、自分の家の仏壇には、いつもそういう花が飾られていたものだった。
でもケイトウの花は、今と比べては貧弱だった。けれども家族の心はこもっていた。

バラの左ななめ後ろにツンツンしているのは変わった花だね。
ヤマモガシ科プロテア属の花ではないか? と思って調べたら、
ヤマモガシ科レウコスペルマム属(Leucospermum)の花であることが分かった。
私は初めて聞いた属名だ。
この仲間を「ピンクッション」ともいうそうだ。
「ピンクッション」とは? ピンは針のこと、つまり、裁縫道具の「針刺し」の意味らしい。
ツンツンしているのは、先が丸いので、「待ち針」かな? なるほど。

これと同じヤマモガシ科に「プロテア属」(Protea)というのがある。
アイちゃんは今までに、「プロテア」とか「キングプロテア」など、聞いたことがあるだろうね。
特に「キングプロテア」は高級花として知られているし、南アフリカの国花だ。
もちろん南アフリカ原産の低木。
でも私は、アフリカには行ったことがないので、日本でしか見たことがない。

プロテアもピンクッションも、たくさんの種や変種などがあるようだ。
そのピンクッションの中の1つがこの花束の中の花らしい。

次に
花束で、周りを囲んでいるものには、エゾリンドウ(群青色)。


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濃い色、群青色と言ったらよいかな? よく目立ち立派な花だね。

かつて私が「尾瀬」に夢中になっていた頃、
「尾瀬ヶ原で1年の最後を飾るのは、エゾリンドウ」と言われていた。
尾瀬ヶ原で見るエゾリンドウは、もっと花数も少なく、色もこれほど濃くはない。
でも広い尾瀬ヶ原で見られる自生のものは、素晴らしかった。
今は園芸栽培が進んで、どこでも花屋さんで見られるようになったね。
でも、尾瀬でも花束でも共通のことは、
満開になっても、花ビラが開かない(平開しない)ということだ。
尾瀬ヶ原では、この花が咲き終わった後は、訪れる人も少なく寂しくなり、
やがて「草紅葉」が見られるようになる。10月10日頃だった。
これもまた素晴らしい。

今、尾瀬ヶ原のエゾリンドウはどうなのだろうか?
そして「草紅葉」はいつごろなのか? 温暖化の影響は?

現在 思うように歩けない私は、そんなことを心配している。
私が心配しても仕方ないか。

また、赤い丸い実のようなものでつやつやして光っているものは、トマトらしい。
ヘエー トマトも生花用に使うのか?


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そして、黄色で三角っぽい実のようなものは、どうやらピーマンの仲間のようだ。
トマトもピーマンもナス科の植物。
そういえば「ツノナス」(ナス科)というものを、生花に使ったことがあったなあ。

また、次のような こんな花もある。  
ヒメガマ(コガマかな?)の果実のドライフラワーらしい。
こんなものまで使うんだなあ。 
これが「ほうけだしたら」部屋じゅう綿毛だらけになってしまうよ!!
でも、そうならないように、何か処理しているのだろう。

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さらに、花束の周りを飾るのに、長い固い葉っぱを2つに折って、ホッチキスで留めている。
この植物は最近見ることが多くなったが、名前はよくわからない。
こんな使い方があるんだね。

いつの間にか私は「時代遅れ」になったような気がしてきた。


さて、この花の中で、
最初に私が気を留めたものは「レウコスペルマム属」(Leucospermum)の花だった。
「ピンクッション」ともいう。
以下「ピンクッション」と言うことにしよう。


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「ピンクッション」の仲間はたくさんあるらしい。その中の一つなのだ。

花束はいろいろな花がびっしり詰まっていて動きそうもないので、
少し枯れ始めてから、この花を分解(解剖)しようと、一人で「ニヤッ」と笑った。
想像通り、これらの花の中で、一番先にぐったりしてきたのがこの花だった。

私は、ばらばらにして調べるのが大好き。その方法を私は「解剖」と言っている。

次回は、この「ピンクッション」の花の解剖の話をしよう。

今日はここまで、ではまたね。 バイバイ。

カラスムギの話 その2 「カラスムギのコオロギ」

アイちゃん、
今回は「カラスムギのコオロギ」の話。おかしな話だろう。

カラスムギの果実(穎果、エイカ)が熟すと、自然に落果する。
その時は、2枚の苞穎は落ちることなく残っていて、それがきれいなので、
私はドライフラワーとして、瓶にさして楽しんでいる。
その様子を写真で見てね。
私の部屋の棚の上に飾ってある様子だよ。

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・カラスムギが まだ枯れていないものは、全体に緑色のままだ。 (当然だね)
・果実が熟しているものは 枯れている。(これも当然)
・果実が落ちてしまっているものは 2枚の苞穎だけが残っている。
・果実にはなっても まだ落ちずに苞穎の中についているものがある。

苞穎の部分が枯れて残っているものをドライフラワーと言うことにしているのだ。

この写真は、2014年5月15日のものだが、今は9月、今でも一部が残っているので、
飾って楽しんでいる。

さて、
果実が落果するときは、3つの小花(果)が、下から(元の方から)順に、
第一小花、第二小花、第三小花の順に、短い小軸に着いたまま離れることなく、
1つの塊のようになって落ちる。
私の部屋の棚の上にあるカラスムギも、次々に、静かに 動く音もなく落ちている。
その写真を見てね。

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この落果した果実を見た人が、「コオロギみたい!!」と思わず叫んだ。
だから私は、この果実の塊を「カラスムギのコオロギ」と呼ぶことにしたのだ。

これから先は、面白おかしく話をつづけるよ。
笑いながら読んでね。

コオロギも含めて、昆虫の体は 足が6本あるはずだが、
「カラスムギのコオロギ」には 足がない。当たり前のことだけれどね。(笑)
その足の代わりに 見立てるのが長い2本の芒(ノギ)だ。

また、昆虫の体は、頭・胸・腹の3つの部分からできているよね。
でも「カラスムギのコオロギ」の体は 3つの小花(果)がつながって、
横に並んでできている。

また、昆虫の頭の部分には、目があり可愛い顔と言った感じがするが、
「カラスムギのコオロギ」は、その部分に、毛が生えているだけで目に見立てるものはない。
また、コオロギには 2本のひげがあるが、それもない。
そして、頭の部分のところに、本当は、花の咢のような花弁のような「鱗皮(リンピ)」というものがあるのだけれど、今回は、ますますややこしくなるので、その話は止めておこう。

では「カラスムギのコオロギ」の写真を見てね。
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それでは、この「カラスムギのコオロギ」を少し詳しく見てみよう。

まず、足の部分。
・足の部分は、長い芒(ノギ)が2本。この長い2本が適当に折れ曲がっていて、
いまにも跳びはねるかのようだ。
この2本の芒は、第一小花の芒と第二小花の芒だ。

ところで、カラスムギの小花(果)(穎果)は普通は3つあるが、芒は2本あるものが多い。
でも、栄養が良くて3つの小花(果)すべてに芒ができるものがあるが、つまり芒が3本あるものは どういうことになるのかな? 3本足のコオロギ??(笑)
いや違う? 真ん中の芒は、産卵管に見立てようかな?


この芒について、もう少し詳しく見てみよう。
小花(果)の外穎(ガイエイ)の背中の部分から出ている芒(ノギ)は、大変長い。
この芒は始めのうちは真っ直ぐに伸びているが、
やがて果実が熟して落果するころには、芒の真ん中あたりから曲がって来る。

次の写真を見てね。デジカメで撮ったのでねじれの様子がよく見えないがごめんね。


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・元の方の下半分は、色が黒茶色で太く、縄のように ねじれている。
・先の方の上半分は、色は薄茶色で細く、まっすぐで、ねじれていない。
だから、下半分のねじれによって、最後はどちらを向くのかが決まるようだ。

この芒のねじれ具合によって、2本の足の向き(開く角度)が違って来る。
例えば
・2本の足が交叉しているものがある。


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・折れ曲がらずに(ねじれずに)、まっすぐのままのもの。
跳びはねることはできないだろう。歩く時は長い2本の足を引きずって歩くのかな?
でも足はこの2本しかないから、その場所に留まっているしかないね。
・2本の足の先がどちらも外側に向かって180度開いているのは、跳びはねることができないだろうね。

つまり、元の方の半分だけがねじれることによって、折れ曲がる角度が違ってきて、
このようになってしまったというわけだ。

でも、カラスムギは、コオロギになるためのものではないのだから、
勝手にあれこれ言う私がおかしいのだね。
そんなバカげたことを想像して、1人で苦笑している。

今は9月だが、8月ごろ まだ2本の足が曲がらずに、まっすぐに伸ばしたまま、2枚の苞穎(ホウエイ)に包まれて落果していない、親離れできないでいる???(笑)ものもあったよ。


この「カラスムギのコオロギ」について、まだいろいろなことがわかってくるよ。
例えば、「カラスムギのコオロギ」の体である3つの小花(穎果)を解剖??してみると、また楽しい。勉強にもなるよ。

アイちゃん、来年は、ぜひ解剖してみてね。

今年は、このあたりで お話を終わりにするね。
長い間、ややこしい「イネ科」に付き合ってくれて、ありがとうね。

アイちゃん、    ではまたね。 バイバイ。






カラスムギの話 その1 植物用語あれこれ

アイちゃん、
前回(8月13日)のブログで、カラスムギについて、次のようにお知らせしたよ。

    カラスムギは花の時期が意外に短い。
    でもそのあと、楽しいことが、長い間続く。
    このことについては、また改めてお話するよ。

その時のカラスムギの画像を もう一度載せるよ。

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この写真はカラスムギの花が咲いている時の様子だよ。全体に緑色をしているね。

今日からはカラスムギについての話だが、長くなるので、2回に分けて話をするよ。
   ・その1 植物用語あれこれ
   ・その2 カラスムギのコオロギ

今日は その1 で ちょっと難しい話だ。
イネ科を勉強していて、まず引っかかるのは、イネ科特有の植物用語だ。
この用語は同じものを言うのに研究者によっていろいろ違う。
だから私もますます混乱する。
そこで私は、最近発行された本に使われている用語をなるべく使うようにして話をするよ。

今日はその中のいくつかをお話するよ。
画像を見ながら用語を読んでね。
これからの話に、これらの用語が何度も出てくるから、無理に覚えなくても大丈夫だよ。

まず 開花の様子、デジカメで撮ったので、はっきりしない。ごめんね。

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やがて花が咲き終わると、植物全体が枯れてくる。

そこで、用語の説明だよ。 まず 小穂(ショウスイ) の話。
次の写真にある全部を 小穂 と言う。

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この1個の小穂(ショウスイ)には次のようなものが含まれる。
・苞穎(ホウエイ)2枚(第一ホウエイ、第二ホウエイ)。大きさはあまり変わらない。
  葉っぱが変化したもので、葉脈がはっきり見える。  
・小花3個(第一小花、第二小花、第三小花)。大きさがみな違う。
・外穎(ガイエイ)と内穎(ナイエイ)。小花の器官。その中に雌しべと雄しべがある。 
・ノギ2本。外穎(ガイエイ)の付属物なので小穂(ショウスイ)に含めない場合が多いようだ。
本当は3本あるはずだと思う。

この小花の中に雌しべと雄しべが入っていて、やがて果実になる。
小花が3個だから、理論上は果実は3個できることになると思うよ。
しかし栄養状態で、3個できるのは無理なようだ。
果実の退化も進んでいるのかも知れないとも思ったよ。

次に 外穎(ガイエイ)と内穎(ナイエイ)の話。

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上の写真は1個の小穂(ショウスイ)。
この中にすでに開花が済んで果実になっている3個の小花(黒褐色のもの)が見えるが、
左側に見える大きいものが、第1小花だ。第2小花、第3小花も見えるね。

この第1小花だけを見てみよう。
毛が生えているね。ノギも生えているよ。
この毛が生えたり、ノギが生えたりしているところが外穎(ガイエイ)だ。
外穎の中に内穎と言うものがあるがこの写真では見えない。

外穎はその中にある内穎とともに、中に入っている大切な雌しべや雄しべを守るためのもの(器官)だ。
つまり、雌しべと雄しべは、外穎と内穎の2つの器官の中でしっかり守られている。
開花の時には、この外穎と内穎が開いて、雌しべや雄しべが顔を出し、
開花が済むと、この外穎と内穎は閉じてしまう、ということだ。

外穎や内穎は、もともと葉っぱが変化(進化)したものだから、葉っぱにあるような葉脈が何本もあるよ。

次は ノギ の話。
外穎(ガイエイ)の真ん中の背から脈が分離してノギが出てきた、と言うことだ。
だから外穎1個につきノギは1本だね。
このノギの働きは何なのか、私にはよくわからない。

ところで、このノギは、1小穂につき実際は何本なのだろう。殆どが2本なのだ。
小花は3個で、外穎は3つあるのだから、ノギも3本あっても良い。
そこで、3本あるものはないかと探したらあったよ。それが次の写真だ。
(1本のものも探せばあるかも知れないね)

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次は 落果とドライフラワー の話。
さて、花期が短いカラスムギだと言ったが、果実が熟すと枯れて来て、果実が落果する。

イネ科の場合は、果実のことを、穎果(エイカ)と言うが、またややこしくなるので、
果実のまま 話を進めるよ。

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3個の果実はくっついたまま落ちるよ。勿論ノギもついている。
(それが、次回のカラスムギのコオロギの話につながる)

落果した後には、苞穎(ホウエイ)2枚が茎の枝に着いたまま落ちることなく残っている。
イネ科では茎とは言わず、稈(カン)と言う。でもますますややこしくなるので、茎や枝などと言うことにするよ。

この苞穎(ホウエイ)は、いつまでも茎についたままだが、半透明の薄い白茶色で葉脈がきれいなので、それが、ドライフラワーになる。
苞穎(ホウエイ)に葉脈があるのは、もともとは葉っぱだったものが、ホウエイに進化したもので、葉脈が残ったものだろうね。
この葉脈は平行脈だ。なぜなら、カラスムギは単子葉植物だからね。
それが次の写真だよ。

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一方、落下した果実は、3個がくっついたまま、ノギもついているので、面白い形をしているので、これまた楽しい。
ある人が、これを見たとたん、思わず「コオロギみたい!!」と大声で言ったよ。

では次回は「カラスムギのコオロギ」の話をするよ。

今日はいろいろややこしい話で、私自身も、頭がおかしくなりそう。
アイちゃん ごめんね。
ではまたね。 バイバイ。






YAG川沿いの野草 2014年4月 カラスムギとセイヨウカラシナ

アイちゃん、
私の街角散歩道「YAG川沿いの道」は4月になると、春らしい野草が咲き始める。
今日はそれのお話をしよう。今は8月で過去のものになってしまったが、ごめんね。

まず、私が歩くYAG川沿いは堤防の上の道だ。
4月に、そこにカラスムギの花が咲き始めた。
カラスムギはイネ科の植物。
イネ科の植物の勉強は、ややこしくて、とっても難しいよ。

「カラスムギは花(実際には小穂)が大きいので、イネ科について最初に学ぶには、もっとも良い材料である」
と、イネ科の図鑑や参考書には書いてある。
確かにその通りだが、まず最初につまずくのは、イネ科特有の植物用語だ。
例えば、
「花」とは言わず、「小穂(しょうすい)」や「小花(しょうか)」という。
他にも「第1包穎(ほうえい)」「第2包穎」「護穎(ごえい)」「内穎(ないえい)」「のぎ」などという用語を使う。
そのうち、だんだん他のイネ科も調べたくなってくる。
すると、やがて頭が混乱し、また小さいものをルーペでしっかり見るので目がしょぼしょぼしてくる。
そしていつになってもマスターできない。
でもやはり勉強をしたくなる。イネ科とは不思議な植物だね。
もっともこれは私だけかな?
なお、難しい用語の説明は後日お知らせするよ。

さて今日は、そんな難しいことは無しにして、YAG川沿いのかわいいカラスムギを見てね。

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この花は、他の普通の花のように赤白黄色などの色の花ではなく、緑色中心の花だ。
イネ科としては、小穂がとっても大きく、形が可愛いらしく、つくりも複雑ではない。
だから、この花が下を向いてぶら下がり、ぶらぶらと揺れる姿はとっても可愛い。
つい、切って持ち帰り飾っておきたくなる。

このカラスムギは花の時期が意外に短い。
でもそのあと、楽しいことが、長い間続く。
このことについては、また改めてお話しするよ。

次に、堤防の上の道から、川の中をのぞくと、緑が多くなり春らしい景色が見られる。

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その中で、セイヨウカラシナ(アブラナ科)が咲いているところがある。


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このセイヨウカラシナは帰化植物だが、関東地方だけではなく、あちらこちらの川岸に大きな大きな群落を作って咲いているものだ。
時にはセイヨウアブラナもある。
アイちゃんも旅行に行ったときなど、川沿いの黄色の帯を見たことがあるのではないかな?
 川の幅は狭いのもあれば、大河もある。


このセイヨウカラシナについての楽しい???お話。
春先、この花が咲き始める少し前、つぼみの固い頃、つぼみの下から切り取ってくる。
「春の摘み草」というわけだ。
それをゆでて「おひたし」にして食べる。ゆでるとき、あくは少し多いが平気だ。
ほんのり辛みが有るような無いような・・・
食膳に一品加えて春を味わう。
スーパーで買ってきた「菜花」とは違う「春の息吹き」を感じる。
この摘み草は、時期が長く、5月になっても十分味わえる。
でも、ここでの「摘み草」はちょっと無理かな?

なお、このセイヨウカラシナの他に同じような帰化植物のアブラナ科に、「ハマダイコン」がある。
花の色は、白・うす紫・赤紫など。
これも、同じように川沿いに「大群落」を作る。
私にはこれも春の「摘み草」の一つだ。

このハマダイコンとセイヨウカラシナは、私の観察では、生育地が異なり、
「住み分け」の様子が観察できるような気がする。

東京都と神奈川県の堺を多摩川が流れている。この川沿いに上記の2種類が咲く。
開花の時期は2つともほぼ同じ。
そこで、何年か前に 川沿いを何度も歩いて、調査をしたことがある。
「物好きだね」と笑われそうだが、結果は「二子多摩川」あたりが、その境目であった。
つまり、このあたりから下流がハマダイコンで、上流がセイヨウカラシナであった。
境目の近辺では、両方が咲いているところがあるが、そこはごく短い距離であった。
こんな「ひま人の私?」がやったことは、何年も前のことなので、今はどうなっているのだろうか。

その後、他の場所や川で、境目は「海岸からどのくらいの距離なのか」と、調べようとしていたのだが、
そのうちに と思い、そしてさらに体調を崩してしまって、ダメ。

こんな単純なことでも、誰かが調査していることと思うよ。

ハマダイコンについても、面白い話があるので、後で詳しく話したいと思っているよ。

では今日はここまで、またね。 バイバイ。

街角散歩 YAG川沿いの道  その2

アイちゃん、
この前の話の続きで、YAG川沿いの道の6月と7月の話だよ。



次の写真は平成26年6月3日のもの。  タチアオイ。

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この堤防の道にくっつくように、民家が迫っている。
どうやら、それらの民家が、花を植えているようだ。
園芸店から買ってきて、育てているうち、増えてしまって、捨てるに捨てられず、この堤防の上に植えているような様子も見られる。
そのためか、このYAG川の堤防の道を散歩していると、たくさんの園芸植物に出会う。

その中の1つ、ある民家が植えたと思われるタチアオイの花が咲き出した。
本数は非常に多い。
タチアオイは1年草なので、次々に違う色の種子をまいたり、こぼれ種の発芽したものを育てたりして毎年増やしているようだ。
下草を刈り取るなどして、手入れもしているようだ。
いろいろな色のタチアオイが長々と行列しているように、たくさん咲いている。確かにきれいだ。


川の岸とか、堤防の上の道などの、所有者はだれなのだろうか?
時折、??? 考えさせられることがある。
このYAG川も同じだ。
ここを通る人たちは、この花にどんな感想を持っているのだろうか?



次は7月の写真、 平成26年7月22日。  クズ
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暑くなってきた。7月22日に関東地方で梅雨が明けたようだ。
今年も猛暑になるのだろうか?
これからは、YAG川沿いの散歩も、その日の天候次第ということになるね。

短い時間だけでも、YAG川沿いの植物にちょっと会って来ようと、カメラを持って出かけた。

堤防の道は、区役所の草刈が済んだ後で、野草はほとんど刈り取られていてがっかり。
でも、すぐまた勢いを盛り返して咲いている小さな野草があった。うれしい。

ユウゲショウ・シロツメクサ・ヘラオオバコ・マメグンバイナズナなど。
みんな帰化植物だけれど、今の私にはこの上なくいとおしい。
このすごい生命力、私が野草を好きになる原動力のようなもの。
大きな野草では、ほんの少し狩り残されたセイバンモロコシが、穂を出し始めていたのがうれしかった。

堤防の上から川の中の水の流れを覗いてみた。
水は思ったよりきれいだ。
水のヘリの歩ける道に、2〜3人が歩いているだけで、近くには人影はない。
できることなら、私もここに下りて行って、観察したいよ。無理だな。

川のあちら側(右岸)の様子を写真に撮ったよ。
木が生えている。ヤマグワ・ヤナギの仲間・アカメガシワ・モモなど。

ヤナギの仲間はこのような水辺に生える、アカメガシワは崩壊地の日当たりのよいところに生える性質があるということだから、ここに生えていることに納得。
でも、アカメガシワには、クズが木全体を覆っている。このままならアカメガシワは間もなく枯れてしまうだろうな。

また斜面にはクズが隙間もないほど這い回っている。
これらは、すべて今年の春から伸びたものなのだ。クズはすごい生命力をもっているよね。

モモは、春の頃、きれいな花が咲いていた。
なぜここに?誰が植えた?
近所の人に聞くと、昔はこの近辺は、農家が多く、果樹もたくさん作っていたという。
このYAG川が氾濫し、その時に、桃の木が流されて、この川の岸に落ち着いたのだろうか?
あるいは、川の氾濫と関係なく、完熟したモモの実が流れてきてここで・・・など。
思いをめぐらすのも楽しい。

また、流れのすぐそばの泥土には、セイバンモロコシがぎっしり生えているのが見えたし、
そばの泥土のところには、オギと思われるものが生えていた。


以上が、私の街角散歩「YAG川沿いの道」だ。
これからも楽しく観察散歩をしてお知らせするよ。
ではまたね、バイバイ。

街角散歩 YAG川沿いの道 その1

アイちゃん、
長~い間ご無沙汰をしたね。言い訳になるが、体調があまり良くなかったのだ。
でも、少し良い時には、わずかでも街角散歩をしようと努力したんだよ。
しかしそれをブログにするだけの体調のよい時がなかった。
最近少し元気になってきたので、またやり出そうと思ったのさ。  

今日は、現在私が散歩しているところの様子を見てね。

家から、200mぐらい行くと、少し大きな川があって、その堤防の上に道ができている。
この川を「YAG川」と名付けよう。

人影は、時折ちらほら、ほとんどない。そこに、少しだけれど野草が生えている。
私にとっては、植物の少ないところの方が、今の体調に合っていて、都合が良い。

今年の3月から、月に1〜2回ずつ散歩するようになった。
ではその場の様子を見てね。

次の写真は平成26年3月23日。  ヨモギ
YAG川の左岸を上流方向に撮ったもの。

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この日、私は初めてここを歩いたよ。
近いところにこんな良い所があったとは。 うれしくなった。
堤防の下の方に川が流れている。
堤防の高さが目立つね。たぶん昔は「暴れ川」だったのだろうね。
堤防は斜めに盛り土がなされているようだが、その斜面には植物、主に草本類がたくさん生えている。
その斜面に何人かの人たちが「摘み草」をしていた。
何を採っているのだろうか? 聞いてみた。
「ヨモギを摘んでいる。4月の始めに 近くの公園で さくらまつり があり、各町会でいろいろなことを企画している。ここの町会は よもぎもち を搗いて売る。ぜひ見に来てください。」と。
なるほど、この時期、ヨモギは大きすぎず小さすぎず、餅用に使い易い大きさに育っていた。

次は平成26年4月23日の写真   セイヨウカラシナ
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だんだん温かくなってきて、野草も伸びてきたし、流れのそばの木本類にもやわらかい緑の新葉が見られるようになってきた。
川のむこう(右岸)には、黄色い花の小さな群落が見える。
その植物は、どうやら、セイヨウアブラナかセイヨウカラシナのようだ。
帰化植物だ。ここでも帰化植物は健在のようだ。
全体の姿かたち、色などから考えると、セイヨウカラシナのような気がする。
デジカメでズームして撮ったが どちらなのか区別がつかない。
やはりそばに行って手に取って見なければだめだ。
こちら左岸から向こうの右岸に行くには、橋のある所を回らなければならないので、
今の体調では無理、諦めた。
不本意ながら「春を感じるためには、どちらの花だっていい」と自分に言い聞かせた。

次は平成26年5月17日の写真。  ネズミムギ
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初夏と言っても良い気候だ。
このYAG川沿いには春のイネ科の野草が多く生えてきている。
3月から今まで、この道にはスズメノカタビラ・カラスムギ・ネズミムギ・カモジグサ・アオカモジグサなどが次々にたくさん生えては枯れて行った。

その中で、特に目立ったのは たくさんのネズミムギが帯状の小さな群落を作って生えてきたこと。
茎や葉が伸びて さらに穂が出てくる頃には帯状の細長い群落が風になびいている。
そして さわやかな風が私の頬を優しくなでて通り過ぎていく。

堤防上の道に立ち止り、さわやかな風に浸っていると、道端に長く続いて生えているネズミムギの上をそよかぜが通り過ぎて行く。
風は断続的に吹いて来て止むことはない。
その風の流れた直後にネズミムギの穂や葉が、風上のこちらから風下のあちらに向かって次々にお辞儀をする。風が先行し、お辞儀がそれに続く。
お辞儀が終わると、ネズミムギはすぐに、元のようにまっすぐに立つ。
そしてまた次の風に乗るかのようにお辞儀をする。それが次から次へと 何回でも繰り返される。

「風が流れる」というが、弱い風としなやかな体のネズミムギの動きは、まさにこの様な状態を言うのだろう。
見えないはずの空気の流れがこんなにも情緒的な光景を作り出していたのだ。

私は、そこにしばらく立ち止ってその様子を見ていた。というより、まるで釘づけにされてしまったように動くことができなかった。

以上が 私の現在散歩している「YAG川沿いの道」で、そのうちの3月から5月のお知らせだよ。
この続き 6月〜7月は近日中にお知らせするよ。
ではまたね。 バイバイ。

街角散歩 紅葉いろいろ

アイちゃん、
家の周りを歩いてみたら、いろいろな紅葉に出会った。
町の中だから、全部と言ってよいほどの木々ばかりだが、
それなりの紅葉を見つけることができたよ。
ケヤキ、サクラ類、サルスベリ、ハナミズキ、ハゼノキ、アンズ、ナンテン、ドウダンツツジなど。

今日はその中から、サルスベリとハナミズキの紅葉の写真を撮ってきたよ。
ホワイトバランスがよくないので、ぼけたような写真になったけれど、
勘弁してね。

紅葉は、1本の木であっても、葉っぱのつく位置によって、色が違ってくることは多いよね。
また、1枚の葉っぱでも端から端まで同じ色とは限らないね。
日光の当たり具合、風の当たり具合、その葉っぱの位置の温度、湿り気など、それを微気象の違いというようだが、その条件が少しでも違うと、アントシアンのでき方が違ってくるんだろうね。
だから、隅々まで同じ色だったり、グラディションになったり、緑のままだったり、 と、
面白い紅葉になる。
「この植物は何色に紅葉する」とは限らないところが、自然状態らしくていいね。

話よりも、写真を見てね。
街角散歩は楽しいよ。
ではまたね。バイバイ。

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京都御苑の秋

アイちゃん、
今、テレビなどで「紅葉の便り」が届いているね。

そこで思い出のアルバムを探していたら、面白い写真が出てきたよ。

ずいぶん古い写真だけれど、平成2年11月10日に京都に行ったときの写真だ。
この日、私は主に「京都御所」の見学に行った。

まず「京都御所」と「京都御苑」の違い・・・・紛らわしいけれど、
「京都御苑」の中に「京都御所」がある。
・「京都御所」は明治の東京遷都までは天皇の御座所であったところ。
・「京都御苑」はこの御所とその周りに有った公家などの屋敷跡を含めたところを公園にして、
現在は環境省が管理している国民公園である。


以前は「京都の紅葉は11月25日が最盛期」と言われていた。
私が行ったのが11月10日だから、紅葉にはやや早かったようだ。

でも、そこで、面白いものを見たよ。
まず、「右近のタチバナ」と「左近の桜」だけれど、当然のことだが、
紅葉するのは「左近のサクラ」だよね。
もうすこし遅く行けば、もっと良いサクラの紅葉が見られたのだろうが、
この時はまだ紅葉が始まったばかりで残念だった。
最盛期には真っ赤に染まりきれいだろうなあ。

それともう一つ、菊の展示があった。
「大菊厚物3本仕立て」のようだ。
数はほんのわずかだったが、今まで私は見たことがない菊飾り??だった。
菊の花の上に、帽子のような髪飾りのようなものが載せてあるのだ。
その隣に京都御所にふさわしい人形が置かれているのも面白い。
今でもあの時の面白い菊の飾り??が見られるのかどうか、
また あの飾り方にどんないわれがあるのか知らないが、
今でも覚えている「菊飾り」である。他では見たことがない。

御所を出て、御苑(公園)の中に出ると、きれいな紅葉に出会った。

この時以来、私は「京都御苑」には行っても、「京都御所」には入っていない。

以下はその日の写真だよ。
当時は「ばかちょんカメラ」というものがあって、今のデジカメのように、一般的に使われていたよ。
フィルムを使うのだが、操作はすべて自動、軽くて持ちやすいということで、
現在のデジカメのように、旅行などには扱いやすく、みんな使用していた。
私もこの時は、ばかちょんカメラを持って行って写した。


では今日はここまで、また楽しい話をしたいね。バイバイ。

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