NPO法人都留環境フォーラム はたけ日記

山梨県都留市にある小さなNPOが、農業をはじめました!

こんにちは!
3月にオープンしました都留環境フォーラムのオンラインショップ、
「めぐるや」の店長をしています、新津さっちゃんです。

都留もとうとう桜の見ごろが終わりました。
今年はまさに「花冷え」な年でしたね。(まさか雪が降るとは!)


さてさて、都市で出店をすると、お客さんから
「プランターで育てられるのはどれですか?」
と質問されることが多いです。

お客さんといろいろお話しすると、やっぱり、都市だと畑よりもプランター菜園が
多いんだなあと実感。
プランターと畑では、気を使うところも、育ち方も、いろいろ違ってくるし、
プランターで育てている方の疑問にも、ちゃんと答えられるようになりたい!
それには、自分でもやってみないと!

というわけで、
今年は事務所の前でプランター菜園をはじめました!
「めぐるや」で販売しているタネの全種類はスペースがなくて蒔けませんが、
ナス、トマト、きゅうり、にんじん、葉物、ごぼう…などに挑戦します。
採れた野菜はスタッフみんなのお昼ごはんの食材にできたらいいですね。
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今回タネを蒔いたのは、春まきもできる葉物野菜の
ガルギール(ルッコラ)と、小松菜です。

プランターは、30×45cm、深さ30cmの野菜用で、
土は、なるべくお客さんの環境に合わせようと、
ホームセンターで購入した有機培養土。
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タネをまいたのは、4月9日。
今回は、筋まきにしてみました。
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写真は小松菜のタネですが、ガルギールも同じように筋まきしました。

タネを蒔いてから、天気も悪く、冬に戻ったようなさむーい日が続いていたので、
芽は出るかしら…
大丈夫かしら…
と、不安だったのですが、


4月16日、無事に芽が出ました!
やったー!
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ガルギールも小松菜も同時に発芽。
芽が出たときって、すごくうれしいですね。
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なかなか見分けがつきにくい(笑)
実は、タネまきしたことに満足して、
早速ネームタグを付け忘れるという失態をしたために、
「多分…こっちがガルギールだと思う…」という状態に。
もうちょっと生長したらわかるはず。
今度から気をつけます。

次は、アロイトマトと越後白ナスのタネを蒔きます。
果たして、無事に収穫までこぎつけられるでしょうか!?

こんにちは。農業担当のパンこと内山です。
先週末、お米のタネを、まきました。
大人も子供みんなで。里暮らしワークショップの今年度第1回目です。
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まずは種モミの観察。この日はまだちょっとわかりにくかったのですが、
芽が出始める最初、モミの胚芽の部分が膨らんできて、
もう少しおくとほんの少しだけ芽がのぞくのです。
種が生きてる、活動を始めたんだな~っていうのがわかります。

作業の前に毎回恒例の紙芝居。今日まいた種はどうやって育っていくのかな?
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タネまきのポイントは急がず丁寧に、種が重ならないよう均一にまくこと。
苗箱の上、少し高めの位置から少しずつふりまきます。「籾ふり」です。
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土は、田んぼの土でいいのですが、昨年まで放棄地で雑草が多かったため、今回は購入。
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ちびっこもやる気満々です。

お昼ごはんは薪割り・火起こしから始まります。
子どもチームで火起こしにチャレンジする間、大人は薪割りに夢中に。
なかなか割れにくいクヌギの木。パコーンと割れたときは爽快!
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みんなで「いただきます」。大家族みたいですね。
この日のメニューは
猟師さんのシカ肉×うちの「玄米麺・こめ夫」でトマト煮込みスープパスタ。
そして猟師さん特製シカシチューの差し入れ、
さらに参加者のみなさんがおかずを持ち寄ってくれてにぎやかな食卓でした。おいしかった~

午後は、馬のコータロー登場。「馬耕」の時間です。
馬耕道具の一つ「犂(すき)」を引かせて、田んぼを耕します。
まずは、コータローが練習のため引っ張っている丸太を、引いてみることに。
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よいしょ~~!!コータローは1頭で、らくらく動かします。力持ちなんだね・・・!
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馬の首につける道具・ハモを持って、丸太を引いて、
馬の気持ちになってみます。

馬耕道具などについても学んでから、馬耕の実演。
この日にむけて練習を重ねてきた馬耕チームのカズ&まやたろう&コータロー。IMGP2889
見事に土が耕されていきます!まっすぐ耕すのは、ちょっとコツが要ります。

交代で犂の体験もしてもらいました。土の負荷で結構重いのですが、みなさん上手でした!
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最後に、夏野菜の畑に看板を立てて記念にパチリ。
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今回は4家族+6名にお越しいただきにぎやかでした。
注:写真に写っていない子どもたちがまだいましたが、野遊び中?それも楽しそう…
ちなみに、この日の様子は5月15日にNHKの山梨放送で放映されるそうです。

次回は4月25日(土)、小麦の世話と郷土食の「吉田うどん」づくりです。
参加者受付中です~!
 

めぐるやのタネ紹介第4弾です。
今回は『大ごぼう』4月~5月がまきどきです。
(めぐるやのWEBサイトはこちら

昨年はゴボウを植えなかったのですが、以前植えていたもののこぼれ種から勝手に生えてきて
春になってみるとあちこちゴボウだらけです。
地元の言葉で言うと「ひとりおえ(独り生え)」です。
※余談ですが都留あたりでは草や作物がが「生える」ことを「おえる」と言うのです。甲州弁かな?勝手に生えてくるものは自然と生命力の強いものに選抜されるので、良いタネが取れそうです。

掘り出してみると・・・
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勝手に生えたものも、意外にちゃんと大きくなっていてビックリ。
大ごぼうは短め・太めの品種で、深く耕さなくても育てられ、収穫もしやすいです。

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水路で洗うと。木肌のような表皮が出てきて美しい。
ごぼうは葉付きの状態で目にすることはなかなかありませんが、
フキのような形をしていて、若い葉は天ぷらにするとおいしいのだそうです。
今度試してみます。
太くなってスが入ることもありますが、味は美味しく食べられます。
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今回は梅干しと一緒に圧力鍋でやわらかく煮ました。梅の酸味で爽やかな味になります。

ごぼうって聞くと深く耕さないといけないから育てにくい、イメージがありますが、
この品種は短くて生命力も強く育てやすいので、
ぜひぜひ挑戦してみてください。
何よりおいしいですし。

ちなみに
大きめの肥料袋に土を詰めて育てると収穫時袋を裂くだけで掘り出す手間なく収穫できます。
また、以前タネを購入してくださったお客さんで、波板を斜めに土に埋めておいてその上にタネをまく、という工夫をされてる方もいました(こうすると、板の上に沿って根が伸びるので深く掘らずにすむそうです)。


タネのご注文はこちら→WEB SHOPめぐるや
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めぐるやのタネは、農薬・化学肥料を使わずに育てています。

こんにちは。農業担当のぱんです。
新年度が始まったので、ここで今年のブログへの意気込みを。

今年は「初めてでもできる!」と思ってもらえるような
お米作りの作業紹介を一年間アップしていきます!
最近、田舎に移住する人が増えてます。
移住したらやってみたいのが自給的暮らし、だったりしますよね。
お米が作れたら、食の自給率もぐっとアップ。
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やってみたい、でも本格的な指南書は数あれど、超初心者向けの稲作の解説って意外とない。。。
ということで、初めてお米作りに挑戦するとき、
読み返してもらえるようなページを目指します!
お米だけでなく野菜、大豆もタネまきから収穫・タネ採りまで、
私にもできそう、やってみたいと一人でも多くの方に
興味を持って読んでいただけるよう、がんばります~

さて、今回はお米作りの第一回目。
4月1日、タネまき準備として
1.種籾(たねもみ)の選別
2.種籾の消毒作業
3.水に浸けて目を覚まさせる「浸種」
をしました。

と、その前に
まず、植える田んぼの面積に応じて播く種籾の量を決めます。
今年は、モチ米 200㎏、うるち米 400㎏収穫したいので、
・モチ米 5a  →苗箱10~15枚
・うるち米 10a →苗箱20~30枚

苗箱1枚に100g播くとして・・・
モチの種籾 100g×15=1.5㎏
うるち種籾 100g×30=3㎏
が必要になります。多めに見積もって、今回は
モチ種籾 3㎏ うるち米4㎏程用意しました。
うるちは昨年天日干ししてとっておいたもの(品種:ヒカリ新世紀)ですが
モチはうるち米の隣で育てると花粉が混ざって種籾には使えないそうなので、購入することに。
大嶋農場さんの有機栽培「マンゲツモチ」にしました。

1、種籾の選別 「塩水選」
塩水につけて浮いてくる軽い種籾を取り除く作業です。
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まず真水につけてかき混ぜるだけでも、かなり浮いてきます。
浮いたものを流して捨て、塩を溶かし入れて再度かき混ぜます。
水10Lに対して塩2.1㎏程度です。新しい鶏の卵を浮かべて、ちょっと斜めに
浮いて頭が少し除く程度が目安。↓↓
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ちなみに、モチ米の場合は比重が異なり、水10Lに塩1.2㎏程度、
卵が縦に浮いて頭がのぞくかのぞかないか程度が目安です。
かき混ぜて浮いてきたものをザルですくって捨て、またかき混ぜてすくう、
浮いてこなくなるまでこれを繰り返します。
(ちなみに浮いた米はもったいないので後で精米して食べました。)
浮いてこなくなったら、真水でよく洗って塩分を落とし、ネットの袋に入れておきます。
次は温湯消毒です。
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実入りの悪いタネを取り除くと、発芽率がよくなるだけでなく
病気にかかっている種籾もかなり取り除けるようです。

2、種籾の消毒 「温湯消毒」
稲が病気にならないよう、種籾の時点で持っている病原菌を殺菌します。
これ、保温ジャグがあると便利です。
ない人は発泡スチロールの箱とか、温度の保てる大きめの容器で。
消毒は慣行栽培では、専用の消毒液でやりますが、
「温湯消毒」は薬を使わずに熱殺菌する方法です。毎年この方法でやっています。
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80℃くらいのお湯を沸かし、先ほどの種籾をよく水けをきって浸します。
温度が58~60℃になるように調整し、
58℃なら15分、60℃なら10分間つけます。
この時、ネットの袋の芯の方まで温度が均一になるよう、よくかき混ぜるのがポイント。
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終わったら、すぐに流水で冷まして完了。

3、「浸種」スタート
お米は、発芽をそろえるために、タネまきの前にほんの少しだけ芽出しをします。
水に浸けて積算100℃を超えると、種が発芽を始めます。
(積算100℃とは温度×日数で計算します。例えば水温5℃なら20日間です)
種籾は水分が13パーセントになると呼吸が活発になるそうです。
これは浸種2日目の様子。ぷくぷく泡が出ています!
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呼吸してますね~~生きものって感じがしてきます。
酵素のせいか、匂いも、ちょっとある。数日たつとかなり匂う。
始めてやった時は、その匂いに「腐っちゃった!!!」と焦った。。。
臭いけど、無事芽が出るので大丈夫です。水は毎日替えます。
今、水温10度なので、10日間つけると積算100℃になって芽が出始めるはず。

それでは今日はここまで。
種まきまであと数日、うまく芽がでますように・・・
* * *
4月11日(土)馬と耕す里暮らしワークショップ
「お米のタネまきと夏野菜のタネまき」も参加お申込み受付中です!
お申し込みはこちら 
http://kokucheese.com/event/index/279598/



めぐるやのタネ紹介第3弾、今日ご紹介するのは、
『アロイトマト』3月~4月が種まきシーズンです。まさに今ですね。
(めぐるやのWEBサイトはこちら
140820 アロイトマト (599x800)
アロイトマトは桃太郎トマトの系統だそうです。

トマトはもともとアンデス原産、雨の少ない地域の野菜なのです。
そのため現在流通に乗るトマトはハウス栽培が主流です。
家庭菜園で育てるときは、支柱の先にビニール傘
つけて、雨除けにしたりする人もいますよね。
雨にあたると、トマトの実が裂けてしまったり、病気になりやすいのです。

そんな中、露地でも美味しく作れるトマトがあったら!と
農家が何年もかけて桃太郎トマトからタネを採っては交配し、
露地栽培できる品種に固定したものが、このアロイトマトなのです。
(詳しくは「固定種野菜の種と育て方」野口勲・関野幸生 著)

実際、育ててみてやはり裂果の出る率が圧倒的に少なかったです。

桃太郎トマトがもとだということだけあって、
しっかり甘いトマトです。青臭さもあまりないので食べやすいトマトです。

昨夏は農体験イベントの際に参加者に収穫してもらい、ピザにのせて食べてもらいました。
やっぱり採れたてのトマトはたまりませんね。
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めぐるやのタネは、農薬・化学肥料を使わずに育てていますので、
このアロイトマトも、
ハウスなし・農薬なし・化学肥料なしでも育てやすいタネを目指しています。
なるべく資材を使わずに育てられたら、と思います。


ご注文はこちら→WEB SHOPめぐるや
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