2012年09月04日
アリガトウ
ずっとずっとだいすきです。
ものすごく私的な事なのですが
先月8月26日に祖父が他界しました。
実家で一緒に住んでる身近な大切な人です。今でもそうです。
お盆に帰省した時は少し辛そうでしたがまだまだ元気で、元気に話しもしました。
ただ、もうその時には余命3ヶ月…いや3ヶ月も持たないかもしれないと宣告されました。
本人には告知しないようにしていたので
「年寄りだから人より三倍かかるんだ!」と当人は家に帰る気満々でした。
昔から入院しても処置後の三日後には院内徘徊するくらい豪気な人です。
今度こそちゃんと病気を治して家に帰る!
だから一ヶ月もずっと病床に伏せる姿に胸が詰まりました。
夜間看病に私も手伝いに帰った時
声を出すのも大変そうでも、それでも飄々と人を笑わしてくれる人です。
最期の夜でした。
26日夕方、脈拍が低くなったと家に一度帰った祖母を急いで呼び
なんとか間に合った祖母の話を聞きながら
家族に見守られ息を引き取りました。
息を引き取る前、呼吸とするのも辛い中で最後の力を振り絞って
燕下し、祖母に何か伝えようとしていました。
それがどんな言葉だったのか
声には出ていないし私は横から見守ったので予想の中でしか言えません。
「ばあちゃんありがとう」
「あとは頼むぞ」
「 」
どんな言葉にしろ祖父が最期の最期に
長年連れ添った祖母に力いっぱい伝えたい気持ちに
祖父の力強さを感じました。
じいちゃんありがとう
貴方の作った畑はまだまだ元気です。
だいすきです。ありがとう。
tefu99y at 23:19│Comments(0)│