どうも,お久しぶりです。

 

 ついこないだガキの使いを見たと思ったら,もう2月になってしまいました。早いですねー。

 早いといっても,今年の自分にとっては意味合いが違います。というのも,1月から働き出して,で気づいたら2月に入ったという感じで,必死だからこそ早かったのかな?という感慨があります。

 

25歳過ぎまで続いた学生生活とは,やはり違います。修習生の時も,定時で帰ってよかったとか,体調不良なら取り敢えず休んでいいとか,結局は研修生=学生でしたからね。今までバイトはしていましたけど,好きな時にちょこちょこ働くのとはやっぱり違います。

と言っても,まだ新人なので,先輩方に比べると業務量は著しく少ないです。特に4、5年目の先輩方はかなり忙しそうで,夜遅く,休みも返上でやることもあるっぽいですね。今のところは,私はそんなことはなくて,帰りにジムに寄ることもできています。それでも,修習生のときと違って,その場の思い付きでやりたいことをやるということは出来ませんで,本当に自分がやりたいことを見定めて,そのうえでスケジュールをパズルのように埋めていかないと回らなくなりました。

 

 さて,せっかく働き出したわけですので,働き出したからこそわかる実情?みたいなものを書いていければと思います。

 

1 新人の業務内容

業務内容としては,まずは弁護修習の延長のような感じで,だいたいは相談や事件で上司と同席する,上司に言われたリサーチをやる,簡単な書面を書いてチェックしてもらう,という感じです。ただ,そのリサーチ等の内容がだいぶ難しくなるのと,一応弁護士なので要求水準が高くなるという違いがあるってところです。

そもそも事務所によっては,最初は研修ばかりという所も多いです。中には最初からバリバリ一人で弁論とかやっている人もいますが,そういうところは例外という感じがしますね。いきなり一人前にはなれませんから。

人数構成的に相談できる上司がいない事務所の人は,苦労している感じでした。

 

調べものが基本になるので,自分がこれから扱う分野に限らず,基本書は取っておいた方が良いと思います。

 

2 環境

私のロー同期が入所した事務所はほとんどが企業法務系なわけですが,今は研修中等なので早く帰れるとはいえ,本格的に働きだしたらだいたい10時~24時が多数という感じですね(忙しいと9時~26時,暇なら10時過ぎ~21時みたいに幅はありますが)。この時間にいなければならないというわけではなくて,いないと仕事が終わらないわけです。

で,土日も休みとはいえどちらかは出て11時~19時くらいは働くんでしょうね。特に大手準大手ともなると土曜日はほぼ平日同様に働き,日曜日だけ4時間くらい働く,というサイクルになるっぽいです。

ある程度の給料がもらえるところは,基本的にこれくらい働くわけですね。外資系のような超実力主義の事務所,定型業務だけに一点特化することで限りなく効率化している事務所なんかは時短高給ですけど,まぁそれぞれデメリットはあるわけで。

 

パートナーの帰る時間が早いとかで自分も早く帰れると思ってた修習同期が今かなりショックを受けているので気を付けてください笑。

 

3 個人事件

 これが一番驚きましたが,たとえば個人事件は3割事務所に納入するみたいなところが多いと思います。でも,実際にはみんな隠れて個人事件をやっているみたいです。もちろん事務所業務に迷惑をかけるわけにはいかないのでむやみやたらに受任することはできませんが,お小遣い稼ぎといった感覚のレベルの事件はみんないちいち申告しないみたいです。

事務所の業務というのも忙しさの波がありますから,暇なときにやってみる分には安全そうですね。

 

 

こんなところでしょうか,また気が向いたら追加します。


そういえば1月ってなにも書いてなかったんですね,1か月1記事とか普通に吹き飛びましたね笑