2007年11月26日

ありがとうございました。

遅くなりましたが、定期演奏会が無事終了しました。
聴きに来てくださった皆さん、ありがとうございました。
満足していただけましたでしょうか。
ぜひ、来年の定期演奏会、春のジョイントコンサートもよろしくお願いします。

僕たち三回生はこの演奏会で引退です。最後に満足できる演奏会が出来てよかったです。これも演奏会を開くにあたってお世話になったスタッフの皆さん、応援してくださった皆さん、そして聴きに来てくださった皆さんのおかげです。
本当にありがとうございました。

取材してくださった学生テレビ局の方、連絡が遅くなってしまったにもかかわらずきちんと取材してくださり、ありがとうございました。
個人的なことですが、このブログを見てくださっていた方々にも非常に感謝です。正直、書きながらこれでいいのか自信がなかったので、演奏会後に声を掛けていただいたりしてとてもうれしかったです。ありがとうございました。


まだ少し自分の中で整理が付かず、きちんとしたお礼の言葉がまとまりません。
もっとまとまった名文を最後に残して去りたかったんですが・・。

では、次回の演奏会をお楽しみに。
ありがとうございました。

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2007年11月17日

幹事長あいさつ

こんにちは。
いよいよ明日は本番ですね。
このブログの更新も今日までです。
Web担当のうずです。

全ての曲の紹介が終わり、最後はまさか・・!!
なんてことはなく、幹事長の挨拶です。


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幹事長の亀山高穂です。
これを見たあなたはきっとこの演奏会に来てくれると信じています。
見に来た人を後悔させない気持ちのこもった演奏が、ギタークラブの一番の魅力です。

今回で3回生は引退ですが、このクラブのおかげで僕は幸せになれました。
最後に悔いを残さぬよう精一杯ギターを弾きたいと思っています!もちろん全員と「調和」して…

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幸せになれました・・のあたりが引っかかりますが(笑)
こんにゃろう☆

ここでの幹事長あいさつこそあっさりしたものですが、本番はこれまでの事を思い出してぶわぁっ・・っという恐れがありますねぇ。



折角だから僕も挨拶をしようかなぁ。


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2nd下パートリーダーの白水勇気です。

同志社ギタークラブに入ったおかげでギターと出会い、ギタークラブの自分やギタークラブではない自分というものを発見できたと思います。
いままで感動の少ない人生を送ってきた僕にとってはいろんなことが新鮮で、大切なことも色々学びました。人って大切だなとか。


音楽≒感情

音楽≒人と人とのつながりが生み出す暖かいもの


だと思います。ギターをはじめてから、それまでより感情豊かになった気がするんですよね♪
ぜひ、明日はハーディホールまで音楽を感じに来てください。

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って、ね。
突然挨拶をはじめるあたり、役得というか、勝手というか。
一日1個という自分で作ったルールを最後に簡単に破ってますからね(笑)


本当は皆もっと言いたいことがあるんですが、それは明日、音楽の形でお伝えしますので、ぜひ聴きにいらしてください。お待ちしてます。

teikiensoukai at 10:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!あいさつ 

2007年11月16日

Polovtsian Dance

こんにちは。
Web担当のうずです。

いよいよ合奏曲紹介も最後になりました。
最後を飾るのは、Polovtsian Danceです。


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ロシア人作曲家、アレクサンドル・ボロディン(Alexander Borodin 1833〜1887)の有名な作品です。

彼が制作したオペラ「イーゴリ公」のための曲ですが、「韃靼(ダッタン)人の踊り」という呼び名が何故か定着しています。

ポロヴェツ人はダッタン人では無いそうですが、まあ、あまり興味が…



この曲は甘美なメロディを持ち、多くの人に愛されています。

しかしながら、このボロディンという人物はこれだけの音楽的才能に恵まれながらも、化学者としての職務に追われていました。

つまり、作曲はあくまで副業。本人は「日曜作曲家」を自称していました。

少し体調を崩したときなど、家に籠もらざるを得ない状態になったときに作曲するということから、

当時の人々は、彼が家から出てこなくなると歓喜したそうです。



なんというクオリティの引きこもり。恐るべし☆



様々な形で耳にすることのあるこの曲ですが(D.○.Rだのラー○フォンだの…)、

今回は冒頭の「娘達の踊り」を中心にギター合奏という形でお届けします。

ある意味ではギターの限界に挑んだような感じになってますが…



是非、お楽しみください☆

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天才というものはいるものですね・・。
科学者でありながら音楽家・・ 凄い才能。

この曲はオペラ「イーゴリ公」のために作られたものですが、我々三回生にとっても同志社ギタークラブという1つの舞台が幕を下ろしつつあります。


先輩方の大きな背中に守られていた第一幕

先輩方や後輩達とともに作り上げた第二幕

そして、最上回生としてとことん音楽を追求した第三幕

どれも忘れられないものです。
この気持ちが、演奏を通して聴いてくれる皆さんにも伝播してホールを包み込む事ができれば至上の喜びです。


三回生にとっては第三幕ですが、もちろん後輩達にはこれからがあるんですねぇ。
それぞれの想いが溶け合って生まれてくる音楽を、お楽しみに..

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2007年11月15日

ラ・クンパルシータ2007

こんにちは。
Web担当のうずです。

合奏では2nd下のパートリーダーを務めてます。


合奏曲紹介二曲目は、“ラ・クンパルシータ”です。


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この曲は代々クラブに受け継がれており、様々に編曲されて演奏されてきました。
今年のテーマは「自由」です。

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他の曲は三回生指揮者のF嶋くんが振るのですが、この曲は二回生の新指揮者トムくんが振ります。

世代交代ですね〜。入部当初からずっと見てきた三回生にとっては感慨深いものです。クンパルのソロを演奏するのも二回生だったりして、ちょっと感動します。

あんまりこういうこと書いてると、まだ本番でもないのにちょっと厳しくなってくるので控えます。
最近歳のせいか涙もろい・・笑


全員で演奏するとはいえ、この曲の中心となっているのは二回生です。これから新しい合奏団を作っていく彼らの若々しい演奏をお楽しみに!!

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2007年11月14日

カレッジソング

こんばんは。
Web担当のうずです。

いよいよ今日からは合奏曲の紹介です。
まずは、カレッジソングからですね♪


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Doshisha Collge Song



DGCにとって、すっかり定着した感のある曲です。

去年と書く事も重複してきたので、簡潔に表記します。



概要:我等が大学の校歌

通称:カレソン

特徴:マーチ風

属性:愛校心(?)

備考:Yale大学校歌、及び、ラインの守りと同じメロディを持つ



まあ、そんなところですか。

若干苦し紛れですが。

それぞれにとって思い入れのあるであろう曲です。

多くは語れませんね。

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もう定番となりつつある曲です。
校歌ですねぇ。
普段からカレソンと読んでるこの曲ですが、Doshisha Song 〜 Doshisha College Songという展開を持っています。

同大生なのに同志社大学についてはあまりよく知らない僕ですが、特に年配の先輩方にとっては懐かしく感じるものなのでしょうか・・。そうであればうれしいです。

もし僕がおじさんやおじいさんといった歳になったときに、ずっと下の後輩達がこの曲を演奏してたら、やっぱりうれしいかもしれません。

色々な思いとともに、お楽しみに!!

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2007年11月13日

天使の死

こんにちは。
Web担当のうずです。

いよいよ演奏会本番が近づいてきて、なんだかそわそわしてしまいます。
そして、今日はアンサンブル紹介もラストです。

今日紹介するのは三回生中心のアンサンブルによる“天使の死”です。


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天使の導入部

天使のミロンガ

天使の死

天使の復活

と続く「天使の組曲」

私達は今回“死”に挑戦します。

 

「タンゴの革命児」アストル・ピアソラによる独特の攻撃力と都会的な雰囲気を併せ持つこの曲は、天使がナイフで殺される様が劇的に描かれています。

なぜ天使は殺されなければならなかったのか。

その揺れ動く曲調は、もしかしたら天使を殺した者の心情を表したものなのかもしれません。

しかし最後、そのような思いなど一切排除された殺意と狂気の中で

天使は壮絶な死を迎えます。

やがて来たる“復活”のために。

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今回の定期演奏会は本当にタンゴが多いですね〜♪
考えてみれば、

一回生 夢のタンゴ
二回生 リベルタンゴ
三回生 天使の死

・・と、タンゴステージがあるわけでもないのにタンゴが盛んだなんて、タンゴが好きな僕にしてみれば“そこにシビれる! あこがれるゥ!”って感じで・・笑

はい。
天使の死はそのアンサンブルの経緯から、以前紹介したソリスト2人やフカル、NADA、リベルタンゴなどのメンバーも参加しています。
良い曲と良いプレイヤーが集まってよい音楽が奏でられないはずがありません。
是非お楽しみに!!

2007年11月12日

Jucal

こんにちは。F嶋です。いよいよ最終リハも終わりました…。

全く、早いもので。

ええ。そうですとも。



今回紹介するのは、3回生2人(+1名)によるフラメンコステージ最後を飾る曲です。



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Jucal



かのGerardo Núñezが作曲したBuleríasです。

Jazz系のテンションを多用し、その形式にしては妙に爽やかな印象を持つこの曲からは、

いわゆる「フラメンコらしさ」という感覚とはまた違ったものがあると思われます。



…思い起こせば、この曲と出会ったのは大学1回生の時で(確か)、ずいぶん前の事のようですが、

初めて聴いたときの衝撃はまだ覚えてます。う、浮いてる…。

まさか、演奏する事になるとは…全く、巡り会わせというものはよくわからないものですね。



ちなみに、タイトルの「Jucal」というのは造語でSomething goodぐらいの意味らしいです。

なんと投げやりな…。

まあ、上手くいくと良いですよね。

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この曲は基本的にはブレリアスです。

ああ…既に重複してますね。

まあ、説明は良いでしょう。



演奏するのは、私を含む3回生3人です。

結構、無茶な運指&リズムに苦戦はしましたが。

このメンバーで悔いを残す事は無いでしょう。

もはや、これといって言う事は何もありません。

あとは、演奏会に足を運んで頂ければわかると思います。



…まあ、正味この紹介文を書いたのも私自身で、いかにも自演ですが。

これで正にThe End.というヤツですな…HAHAHA☆

こんな事が言いたかったのか…。



お楽しみあれ♪



2007年11月11日

NADA

こんにちは。
Web担当のうずです。

アンサンブル紹介も終盤に差し掛かり、クラシックでは三回生ソロの紹介に続いて三回生が中心のアンサンブル紹介に突入します。フラメンコも上回生のアンサンブルですね♪

実は、今日紹介するのは僕のアンサンブルなんです。今まで人の曲紹介に適当なコメントをつけてきましたが、今日ばかりは自分で書きますよ☆


2,3回生アンサンブルによるNADAは、ソロを除く今回のクラシックステージの中では最もクラシックといえるかもしれません。タンゴ、ポップス、映画音楽、ボサノバ、ラグタイムと多様なジャンルのアンサンブルがある中で最もクラシック寄りの位置を占めるNADAですが・・。


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NADAは、ギタリストで作曲家のカルロ・ドメニコーニによって作曲された、インド音楽をモチーフにした曲です。参考となる演奏記録もない状態でこの曲を選び練習してみたところ、印象的なフレーズが形を変えて何度も現れ、一つの旋律が他の旋律とは違う振る舞いを見せ、何ともつかみどころのない曲となりました。

NADAの生み出す未知の音楽世界にあなたをお連れします(≧ω≦)b

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と、クラシックに分類できるんですが、クラシック曲の中ではかなり異様なつくりの曲となっています。むしろクラシックではなく民族音楽とか現代音楽とかに分類したほうがよさそうなほどです。僕はクラシックと呼びたいんですが。


クラシックステージでありながらベッタベタの王道クラシック曲がないのも僕達の個性かもしれません。さて、明日、明後日でフラメンコとクラシックの最後のアンサンブル紹介となります。大物アンサンブルの登場ですよ〜♪

でも、僕達も前座ではないので、むしろ喰っちゃうくらいのつもりなのでお楽しみに☆

2007年11月10日

アレグリアス

こんにちは。F嶋です。いかがお過ごしでしょうか?

このアンサンブル紹介もいよいよ大詰めになってまいりました!!

明日には最後のリハーサルが行われますし、本番まで残すところあと約一週間。

練習会の雰囲気も、ぐっと締まって来たように思われます。



今回紹介するのは、4回生の先輩がソロ演奏する曲です♪



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ギタークラブ4年生です。
1度は引退しましたが、空気を読まず、クラブに再び舞い戻ってきました。今回が正真正銘の、ラストダンスとなるでしょう。

同回生の仲間達は先にクラブを卒業し、今や後輩達に面倒を見て貰う毎日です。
練習場では、もはや音だけがうるさいお年寄りになってます。近隣の方々、すみません。
こうなったら最後まで、見苦しく暴れてみせましょう。

アレグリアスというフラメンコの形式を弾きます。

クラブで3年間ずっと一緒に頑張った仲間達、そしてフラメンコを教えてくださった先輩方に捧げます。

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三年間というと長いようでいて、その実は短く思えることでしょう。

私の場合も、気がつけば、あと一週間で引退という風に…

『光陰矢の如し』という言葉をここで引用するのはありきたりですが、

本当に、あっという間でした。

思い起こしてみれば、いろいろあったなぁ…と思えるのですが。



ああ…か、解説ですね☆



アレグリアス(Alegrías)という形式は、

「陽気な」を意味するアレグレ(alegre)という言葉から由来している事からもわかるように、

底抜けに明るく、爽快な趣を持ちます。例外はありますが。

原色の水色のようなイメージを個人的には持っています。



リズムはフラメンコ特有の12拍子系でありながらも、

調は一般的な長調(メジャー)になので、そういう意味では聴きやすいとも思えます。

程よいテンポで始終盛り上がる感じですね。

また、結構な昔から現在に至るまで演奏され続け、

レパートリーとして欠かすことの出来ない形式となっている事からも、その人気が伺えますね☆



是非、お楽しみくださいませ!!!



2007年11月09日

そのあくる日

こんにちは。
Web担当のうずです。

三回生によるクラシックソロ第二弾です。

フォーコが激しい曲であるのに対して、今日紹介するそのあくる日は美しい曲です。


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この曲は作曲者レイ・ゲーラから日本人ギタリストの大萩康司に贈られました。
シンプルながらも印象的なメロディー、そして美しい和声は、ギターという楽器の語法を知り尽くしたゲーラならではの世界観を作り出しています。
また、この曲はゲーラの師であるレオ・ブローウェルの代表曲「11月のある日」へのアンサーソングとも言われています。

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彼の演奏するそのあくる日は、美しい曲ながら迫るものがあります。
表面をなでるだけの美しさではなく、この曲への想いがつまった音が心に届く感じがしました。

手前味噌ではございますが。


これぞクラシックギターといった感じの曲です。イマージュに入っててもいいよね、と僕は思います。

癒されてください。お楽しみに!!