2007年11月
ヒトの皮膚から万能細胞(ES細胞様細胞)作成に成功!
今まで臨床応用が検討されていたES細胞は
〈1〉人間に成長する可能性がある受精卵を壊して作るため、倫理的な批判を伴う
〈2〉移植に使うと拒絶反応が避けられない
とされていましたが、今回の「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」は、自分の皮膚から培養するため、これらの問題をクリアできるらしい。
ヒト皮膚から万能細胞
米国の一流雑誌「Cell」に掲載されるそうだ。
ただ、がんの恐れが否定できないため、臨床応用にはしばらく時間がかかるようである。
余談ではあるが、ノーベル化学賞、物理学賞を受賞した日本人は、多くが京都大学出身である。これはひとつの例で、多くの有用な特許や論文も京都大学が突出している。東京大学よ、どうした。
ノーベル賞受賞者
2007年11月23日
”Biko” Peter Gabriel
南アフリカの運動家スティーブ・ビコを歌った強烈なメッセージソングです。
最も敬愛するアーティストのひとりピーターガブリエルの作品です。
1980年の作品だから、27年前!
Yihla Mojaと言うのは英語で「Come Spirit」らしい。
アフリカのゾーサ語だそうな。 BIKO
September '77
Port Elizabeth weather fine
It was business as usual
In police room 619
Oh Biko, Biko, because Biko
Oh Biko, Biko, because Biko
Yihla Moja, Yihla Moja
-The man is dead
When I try and sleep at night
I can only dream in red
The outside world is black and white
With only one colour dead
Oh Biko, Biko, because Biko
Oh Biko, Biko, because Biko
Yihla Moja, Yihla Moja
-The man is dead
You can blow out a candle
But you can't blow out a fire
Once the flames begin to catch
The wind will blow it higher
Oh Biko, Biko, because Biko
oh Biko, Biko, because Biko
Yihla Moja, Yihla Moja
-The man is dead
And the eyes of the world are
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洋楽歌詞検索のTube365
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2007年11月21日
2007年11月18日
沖縄集団自決問題まとめ
沖縄における村民の集団自決問題。
はたして何が争点となっているのか。
ここに検証したい。
まず、教科書の記述から削除されたのは「集団自決」ではなくて、「日本軍が強制的に」と言う内容の部分である。
なぜ削除されたのか。
沖縄の集団自決に軍の強制性があったと記載した文献は、沖縄タイムスが発刊した「鉄の暴風」である。
また、これをもとに大江健三郎が著したのが「沖縄ノート」である。
ここに、二人の軍人が鬼として記述されている。
座間味島では梅澤裕少佐が、渡嘉敷島では赤松嘉次大尉が住民に自決を強いたと記述されている。
ところが、曽野綾子(沖縄戦・渡嘉敷島「集団自決」の真実)らにより、彼らが軍命により集団自決を指示したというのが嘘であることが明らかになったのである。
現在、大江健三郎氏は沖縄ノートの記述に対して、梅澤裕さんを含む、これら軍人の遺族から訴訟を受けており、2007年11月9日に口頭弁論があった。
結論として、大江は「集団自決は軍命令であった」と述べたが、弁論内容を読む限りにおいては、はなはだ常軌を逸した発言でであることは否めないであろう。
私が??と思った点を少し。
・文献を読み、資料を見せてもらい、執筆者らに話を聞いて軍隊の命令だという結論に至った。その後の証言などに触れ、わたしの確信は強くなっている。訂正の必要は認めない。
・集団自決は戦争下の国、日本軍、現地の軍までを貫くタテの構造の力で島民に強制された。命令書があるかないかというレベルのものではない
として、「軍の強制による集団自決はあったと考えている」としている。
思うに、大江は現地に行き関係者に話を聞くと言う報道の基本スタンスを守っていない。全て伝聞である。そんなものにどれほどの信憑性があるのか。
また、軍の強制の証拠はないが、さまざまな推測より(大江は)強制性があると考えているだけなのである。
当時の日本、特に沖縄の住民は自決することに何ら恐怖心を持っていなかったと言う。
もちろん、日本独特の村社会で、みんなが「自決するぞ!」と言っているときに「俺は死にたくない」と言えずに、ものすごく苦しい思いをして死んでいった人もたくさんいたに違いない。
「同調圧力」というものがかかっていたのは事実だと思う。
しかし、それと軍命の有無は別次元の話ではないだろうか。
また、今の沖縄では軍の強制性があったのでは?と言う異論を出すことが許されないぐらい重たい空気になっているらしい。
それはまさに、彼らが否定してる先の同調圧力に等しいのではないかと思う。
文部科学省も、これらの事実を基に、教科書の記載の修正を指示したわけであるが、それに対して激しい反対運動が起こったわけだ。
恐ろしいことに、検定済み教科書のみなおしを実施するそうである。
同調圧力どころの話ではなくなってきたのでは?
戦時中の言論統制以上の怖さを感じるのは私だけであろうか。。。
この運動に対して、面白いコラムがあるので、これを紹介して、終わりにします。
秦郁彦