ギリシアに於けるイソップ寓話を順次入れ、さらに、ない知恵で、一言も入れてます。^±^
その一言が余計なんだってば!(゚Д゚)ノx±x。
イソップ童話目次。^±^ノ
本のタイトル、あらすじ等の参考における著作権等に関しましては、2014年12月25日、岩波書店様より、許可をいただきました。
当然ですが、「研究」の一箪とし、本文に関しては当方のオリジナルです(文章が短い場合、原文ママのものもあり)。
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イソップ童話概説034.出来ないことを約束する男
(原文ママ)
貧しい男が病に臥し、病勢いよいよ募って、医者からも見放されたので、神々に祈り、本複の暁には、ヘカトンペーの供養をとり行い、数々の奉納品を献じます、と約束した。
そばにいた細君が聞きとがめて、
「まあ、そんなたくさんのお礼、どこを叩いて出すつもり?」
と訊くと、男は答えて、
「神々にそんなお礼を要求させるために、俺がよくなるとでも思うのか?」
実際には果たせないことほど、人は安易に約束をする、ということをこの話は解き明かしている。
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(解説・ひとこと)
日本では「地獄の沙汰も金次第」と言いますな。
三途の川の渡り賃は六文が相場だといわれます。
死に際のこういったやり取りは、世界のどこにでもあるんですね。
供物こそ違えど、ね。
「ヘカトンペー」は、「食わせもの」の項でも出てきましたが、直訳すると、「百頭の牛の犠牲」だそうです。
しかし実際には、牛を生贄に使うのは稀で、代用として、山羊、羊を生贄にする場合も、この言葉を使ったそうです。
028.食わせ者
というか、まあ、どうでもいいけど、ワンパターンだなあ。^±^;
「ということをこの話は解き明かしている」で結ぶのが多いなあ。^±^;
今更かよ!(゚Д゚)ノx±x