2016年01月12日

クローン病と恋

幸い(?)、クローン病になってから好きになった人は1人(現在の夫)でした。

出会って数ヶ月後、お付き合いすることになりました。

本当は、お付き合いする前に病気のことを打ち明けないといけないのに、できませんでした。


隠していることに罪悪感がいっぱいで

「今日こそは、病気のことを打ち明けよう」と、決心して、でも、顔を見たら、言えなくて…。

それを繰り返して、なんと3ヶ月も経ってしまいました。
(これって、恋愛詐欺?


その間、食事をどうしていたかというと、

「今日はもう食べてきて、お腹一杯!」とか、「今は食欲ないから、大丈夫」とか言って、彼が食べている所をニコニコ見ていました。

本当は、デート中にお腹痛くならないように、あまり食べずに彼に会っていたので、おなかがペコペコの時がほとんどでした。

でも、あの時は、会えるのが嬉しくて、おしゃべりが楽しくて、空腹も苦にならなかった。

恋ってすごい


あとは、バイキングのお店を選んで、自分の食べれそうなものを選んで、ちょこっと食べていました。

デートが台無しにならないように、長く一緒にいられるように。

そのために、お腹を壊さないよう、細心の注意を払っていました。


丸一日かけて、遠くに出かけることになって、そうなると、食事のことをごまかせない!

追いつめられ、もうこれ以上隠し通せない…と観念し、病気のことを白状しました。


それまで、クローン病のことを、不思議と怖いと思ったことはありませんでした。

クローン病と知って、長い間原因不明の下痢の理由がわかって、安心したほどでした。

病気について、あまり深く考えていませんでした。


でも、好きな人ができたら、いろんなことが怖くなりました。

相手がどう思うか。

もし、クローン病の私を受け入れてくれたとしても、

体調不良でたくさん迷惑かけるんじゃないだろうか。

相手の家族がどう思うか。

普段の食事はどうするのか。

考え過ぎだけど、もし、結婚なんて考えた時、普通に一緒に生活できるのか。

無事、妊娠、出産できるのか?

こんなことを、取り留めなく、ぐるぐる考えました。



夫に、何と話したか、実ははっきり覚えていません。

でも、大泣きしたのは覚えています。

病気の告知を受けた時より、治療の痛みの時より、一番涙が出ました。


今まで、病気のことを隠していて、本当に本当に申し訳なくて。

もしかして、これで嫌われて、明日からは会えなくなるのでは、と思って…。


ワンワン泣く私を、夫は「今までと何も変わらないよ」的なことを言って(実は夫がなんて言ってくれたか、これもはっきり覚えていないです。夫、ごめん…)、なだめてくれたのでした。



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tekuteku_days at 12:49│Comments(3)TrackBack(0) 

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この記事へのコメント

1. Posted by ゆずさん   2016年04月22日 05:25
Commented by ゆず at 2016-02-04 17:51
初めまして。勝手にブログを見させて頂きました。もうすぐ別れて4ヶ月の元彼がクローン病です。 一年半しかお付き合いはしてなかったのですが、プロポーズまでしてくれた彼を振ってしまい、何回か不安で本人目の前で泣き崩れたこともありました。 一番辛いのは彼なのに…沢山傷付けてしまった罪悪感がずっとあります。 彼はすごく優しく、一緒にいて居心地の良い人でしたが、どうしても最後の方は私が病気の事しか頭になく、旦那になる人が病気でまさかの難病…そんな現実が受け入れられずお別れしました。
本当に自分の器の小ささに幻滅しています。
今でもこれで良かったのか、私なら共に乗りきれられたんじゃないかなど、色々な事を考えてしまいます。
誰が悪いわけでもない、病気のせいでなんでこんな思いをしなくちゃいけないのかと思うと本当に悲しくなります。せめて治る病気なら、治る見込みがあるのならば…
もう何百回と思いました。
クローン病は聞いた事があるぐらいだったのですぐ調べましたが、とても大変な病気なんだとショックを受けました。同時にカミングアウトをした彼は本当に怖く、勇気が必要だったんだろうなと感じます。日本でも沢山の人がこの病気と戦っているのですよね…
少しでも早く、完治出来る医療の時代が来ないかと願うばかりです。
もーちゅんさんもお体大事にして下さいね。
何が言いたいのか自分でもよく分かりませんが、ただ聞いて欲しくて勝手にコメントさせて頂きました。失礼致します。
2. Posted by もーちゅん   2016年04月24日 00:08
ゆずさん、お返事遅くなってしまい本当にごめんなさい。
コメントいただき、ありがとうございます。
文面から、ゆずさんのやさしくて温かなお人柄が伝わってきて、ジーンとしてしまいました…。
ゆずさんの気持ち、痛いほどよくわかります。
結婚となると、一生のことですから、病気を視野に入れない訳にはいきません。
男女平等といえど、やはり一家の大黒柱となる方。
私も、ゆずさんだったら、同じように悩みます。
どうか、ご自身を責めないでくださいね。
私、時々、クローン病は病気の本人よりも、周りの方が辛いことも多いんじゃないか…って思っています。
確かに、病気の本人は痛い思いや食べれない思いもするのですけれど、でも、それを側でただ見てるしかできない家族や恋人も、ものすごく辛いですよね。
私が想像するより、ずっとずっと辛いはず…。
彼は、病気の自己管理はしっかりされてましたか?
私もですが、体調が悪いと相手にやさしくする余裕がなくなってしまいがちです。
なので、私も自己管理にはとても気を付けています。
(つづきます)
3. Posted by もーちゅん   2016年04月24日 00:08
(つづきです)
後、気になるのが、お仕事…。
結婚するなら、クローン病は長期入院の可能性があるので、万が一のためにある程度蓄えがあるかも大切のような気がします。

そして、家族の理解も。
とくに、ゆずさんのご両親は、心配されることと思います。

私の話で申し訳ないのですが、
私は、今の夫といきなり結婚するのは不安がありましたので、まず彼と一緒に住み、互いが相手との生活に耐えられるか、試しました。
一緒に住んでみると、素(す)が出ます。
互いの金銭感覚や、日頃思いやりを持って相手に接しているかどうかも分かり、結婚前に住んでみてよかったです。

彼には、病気の私との生活が負担に感じたら、いつでも別れてほしいと、今でも思っています。
でも、そうならないように、自己管理に気を付けています。
彼の存在が、体調維持のとても良い薬となっている気がします。

まとまりのない文でほんとうにごめんなさい。
ゆずさんが、ご自身を責めないでくれることを、心から祈ります。

心身共に、お互い大事にしましょうね。

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