若しくは輪切りの『ソルベ』？
■SBR＜スティール・ボール・ラン＞ #61 「LESSON5 �◆�
「ジャイロはこのために…… 『LESSON5』はこのために…
ありがとう……
ありがとうジャイロ 本当に…
…… 本当に……
『ありがとう』… それしか言う言葉がみつからない…」
ジャイロからの意志を受け取り、『完全な回転』を完成させたジョニィ。
冒頭は、そんなジョニィの、心から溢れた様な台詞。
爪弾を放とうとするジョニィを前に、驚きと危機を悟った大統領。
「『D4C』 光の中へ隠れろォォオオオッーーーーーー」
そして放たれた爪弾ッ！
そのパワーは『次元の壁』を物ともせず突き破り、大統領の身体を僅かながらダメージがッ！
『次元の壁』に張り付いたタスク。壁をこじ開けていく――！！
「『新しい力』…
これはジョニィ・ジョースターの『スタンド』だ…
ジャイロの時は『楕円球』の回転だった……
ジョースターのこれは おそらく 完全なる さらにその上の回転！」
ギャルギャルと音をたて、こじ開けようとするタスク。
「チュミミィィィン」
鳴き声久し振り。
ピンチながらも、冷静な大統領。隣の世界へ逃れようとする。
その大統領へ対しジョニィ。
「『爪（タスク）・ACT4』だ
…『生け贄』は……… ………ヴァレンタイン大統領
どっちになると思う？」
最終形態の名は、『ACT4』―――！！
そして大統領への攻撃の掛け声は――！！
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
まさかのオラオラのラッシュッ！！
（パンチのラッシュ攻撃は、7部では新鮮、と言うか初めてでは？
ただ、『回転』の攻撃なのに、パンチで攻撃とは、ちょいと違和感がありますね）
タスクの拳は、『D4C』へ炸裂ッ！
さらに追い詰めるが…、大統領は次元の移動をしてしまった…ッ！
ギリギリ『D4C』が別の世界の大統領へ移動。 大統領を倒すには至らなかった。
状況を理解し、すぐに『遺体のある世界』のジョニィを殺す事を実行へ移す事を決意する大統領。
「今 ヤツの馬は殺った……… 馬のパワーはもうない…
指の爪弾が再びはえそろう前の今！
今 あの『回転』は終わりだ！」
そう言って一歩踏み出した足……が、
グルン と真逆へ回転………した。
―――と。
不意に、『D4C』の身体が、ハイウェイ・スターよろしく分割されていく――。
大統領も同じく、身体がハイウェイ・スター化。
そして大統領の身体が、「グルゥゥゥゥウウウ」と『回転』――。
「うおぉ！！ こっ……これはッ！！」
急に制御が利かなくなった『D4C』！ 地中へもぐろうとするッ！
面を喰らった大統領、上へ登れと命令するも、『D4C』の身体の回転は止まらず。
「体内で 細胞のひとつひとつが 回転して……
行動する方向が変わるかのように………
ジョニィのスタンドの攻撃をくらってしまったからか
ヤツのパンチをくらってしまったからか…！！
これは『後遺症』！！」
生き埋めになり、さらに隣の世界に移ろうとする大統領。
隣の世界の大統領へ『D4C』を移し、それには成功したものの――、
またしても『D4C』がハイウェイ・スター化――ッ！！
そしてこの世界の大統領も、生き埋めに………！！
『D4C』の異変………ッ！
どの世界に移動しても、『穴』からの脱出が出来なくなった……！？
ジョニィの攻撃は、『D4C』のプログラムが狂わせた…！？
これが『ACT4』の能力…ッ！？
さながら、『ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム』の様な、無限回廊を繰り返させる能力…ッ！？
『回転』する。一回転する。
それをスタンドへ埋め込み、永遠に終わらない『回転』を生み出した。
それが、『完全なる回転』の能力なのか…！？
『LESSON5』で生み出された『回転』の反撃。
大統領が体験している、ジョニィの能力の謎とは。
これで決着が付くのか。
ラストバトルの行方は、如何に―――！！
To Be Continued...
