2005年07月02日

映画を観た後で Vol.5


アミスタッド

<ネタバレあります>

あらすじ

モーガン・フリーマン、アンソニー・ホプキンス、マシュー・マコノヒー共演。1839年夏、嵐の吹き荒れる夜、キューバの海岸沖でスペインの奴隷船ラ・アミスタッド号の船倉に捕らわれていた53人のアフリカ人たちが暴動を起こした。乗務員を殺害し、船を乗っ取った彼らの目的はただひとつ、母国アフリカに帰ること。だが彼らは2ヶ月後、アメリカの沿岸警備船に取り押さえられ投獄。死刑確実となる・・・。

途中、奴隷船の乗組員が「食料が足りないから」と奴隷を虐待するシーンは見ていて何とも言えない気持ちになりました。「おもりをつけた鎖で繋がれ、海へ投げ込まれる人たち」「(おそらく、これからの生活に絶望して)赤ちゃんを抱いたまま海に飛び込む母親」
それを見たとき、自分にも子供がいたので他人事とは思えず、非常に複雑な心境でした。

話が進んで、裁判がアメリカとスペイン両国の威信をかけた政争の道具になっていく中で、マシュー・マコノヒー演じる弁護士が裁判官に対して語りかけ、奴隷の一人(ジャイモン・フンスー)が「私たちに自由を!」と叫ぶシーンが非常に印象的でした。
そしてその結果奴隷たちは無罪となり、その瞬間喜びを爆発させるのですが、その場面がこの作品でのピーク。

その後、大統領側の上告によって裁判は最高裁で争われることになり、ここではアンソニー・ホプキンス演じる元大統領が弁論を行うのですが、前述したマシュー・マコノヒーとジャイモン・フンスーの場面と比べると、独演会状態で淡々としすぎていて印象が薄く、盛り上がりには欠けるように感じました。

スピルバーグ監督の実話ものの映画としては「シンドラーのリスト」と比べてしまいますが、「シンドラーのリスト」は年に1回は見たい、「アミスタッド」は1回見たらもうええかな、という感じです。


temple777 at 00:45│Comments(0)TrackBack(1)映画 

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1. アミスタッド  [ 〜映画って本当にいいモノ〜 ]   2006年02月28日 21:02
スティーブン・スピルバーグ監督作品です。 アフリカから連れてこられた奴隷が船上で反乱を起こし、それが罪となり法廷で裁判となる映画です。 僕はあんまり奴隷っていうのがどう〈

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プロフィール
マスオさん
嫁とお祭り男な息子にどこまでも正直なマスオさんです。
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