意外と知らない「企業CM」の目的(その2)ASIMOがつなぐホンダブランド【CMマーケティングアイ】
- 2009年05月28日
- CMマーケティングアイ
- マーケティング
前回に引き続き、「CMマーケティングアイ」では「企業広告」を取り上げます。
はたして、企業広告によってどのような利益がもたらされるのでしょうか? ホンダの企業広告をフォーカスしながら、企業広告の果たす役割を見ていきましょう。
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【今回のCM&Topic】
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◇◆ 意外と知らない「企業CM」の目的 (その2)
◆◇ ASIMOがつなぐホンダブランド
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自動車を購入する際、果たして何を基準として車種を選ぶでしょうか。「デザイン」「値段」「性能」など、その選択には様々な要因が絡んできます。はたして、企業広告によってどのような利益がもたらされるのでしょうか? ホンダの企業広告をフォーカスしながら、企業広告の果たす役割を見ていきましょう。
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【今回のCM&Topic】
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◇◆ 意外と知らない「企業CM」の目的 (その2)
◆◇ ASIMOがつなぐホンダブランド
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そのなかでも侮れないのが、「この会社が好きだから」という、車種ではなく、その企業に対するイメージによるもの。
数ある自動車会社のなかでも世界トップクラスのシェアを誇るホンダ。ホンダの広告といえば、大型で家族向けの「ステップワゴン」や低価格で庶民的な「FIT」や「LIFE」などを思い浮かべるでしょうか。
これらの「商品広告」では、その車の特徴などを積極的にアピールしています。それらは、もちろん「商品を売る」ということを主眼としてつくられています。
一方で、「オデッセイ」などの比較的価格が高い車種についてはどうでしょうか?
そのCMは「商品広告」でありながら、商品自体の説明などは一切なく、「上質さ」や「かっこよさ」のみが際立つものとなっています。このようなCMのトーンは、消費者が「オデッセイ」に求める「高級感」や「ステータス感」を高めています。
こういった様々な商品の特性に合わせて、それぞれのトーンでCMが制作されています。そのなかで、それらのCMたちを一本に結びつける役割を果たすものとして「企業広告」が位置づけられるのです。
では、ホンダの商品たちを結び付ける企業広告とは、どのようなものでしょうか?
2000年以降、企業広告の主役として、ホンダでは二足歩行ロボット「ASIMO」を登場させています。
ホンダが他社に先駆けて開発したこのASIMOを、広告のアイキャッチとしてに長期に渡って使い続けることによって、ホンダは「技術力の高さ」や「時代の最先端」などのイメージをアピールしながら、消費者のホンダに対する企業イメージを大きく向上させています。
そして、企業イメージが向上すれば当然、その企業の製品に対する信頼や好意度も上がるもの。車とはあまり関係のないような二足歩行ロボットでも、「ASIMOの技術が素晴らしいから、自動車もしっかりしているはずだ」とか「ホンダが好きになったからここの車を買いたい」など、ASIMOによって形成された消費者のホンダに対するイメージが、「FIT」や「LIFE」など、個々の車種に対しても効果的にリンクしているのです。
もちろん、ASIMOだけでは短期的な売上のアップは期待できません。しかし、商品全般のブランドイメージの向上を図ることができる「企業広告」を打つことは、企業で生産している商品全体をひとつにまとめ上げ、それらのイメージに対して小さくない影響を及ぼすことになります。
そして、そのような効果は、長期的な視野に立てば商品広告に勝るとも劣らない、ブランドイメージ向上による売上アップへと確実につながっていくのです。











