2021年05月

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こんにちは、teN株式会社広報部の渡辺です。


今回は環境問題のお話に少しお付き合いください。


「マイクロプラスチック・ストーリー」という映画があります。一般には上映しておらず、公式サイトに案内されている上映会から見る必要があります。以下、ややネタバレになります。




「マイクロプラスチック」とは、直径5㎜以下のプラスチック片のゴミで、人間が使用したプラスチック製品が、雨風や波にさらされて微細なプラスチックとなり、最終的に海に堆積するものです。堆積するだけならまだしも、我々が普段食する魚介類の体内に取り込まれたり、魚介類自体の減少の原因になっていることが最近多くのメディアに取り上げられています。


日本でも、小泉環境大臣がレジ袋を有料化する施策を打ち出したり、スターバックスがストローを紙製のものに変更するなど、プラスチック製品を根本から削減する取り組みがなされています。


舞台はニューヨークのブルックリンにあるPS15という小学校で、クラス、教職員一丸となってマイクロプラスチック問題に取り組み、学内やニューヨーク州の法律に影響を及ぼすというものです。


ニューヨーク州ではこのアクションの後、プラスチック製の買い物袋や使い捨て容器を廃止する法律が次々と施行されていきます。


同じようにマイクロプラスチック問題に関心を持つ人や団体は、年齢世代を問わず多くいらっしゃると思いますが、小学生が自発的に行動し、社会に影響を与えるまでに至る成果にはなかなか結実しないことも多いと思います。



なぜ小学生のアクションが学校や州の法律を変えるまでに至ったのか?


上映会終了後の懇親会に、今回この映画を製作した日本人の監督の方がオンラインで参加されていました。そこで成功の原因を尋ねたところ、生徒たちの意見に耳を傾け、自発的な行動を促す環境だったのではないかと語っていました。


日本の教育では、一方的に教わるという受動的なスタイルが圧倒的に多く、幼少のころから染みついてしまっています。

意識していないと、仕事が振られたり、催促されたり、諭されたりしないと行動しなかったり、自発的に行動できないことが多々あります。


自発的と受動的、どちらの教育スタイルが良い・悪いではありませんが、大きなインパクトを及ぼすアクションのためには、自発的な教育というような土壌が必要であることも重要だと感じました。


またクラスの何人かではなく、クラス一丸となって取り組んだ点も素晴らしかったと思います。


一人ではなかなか活動が軌道に乗らなかったり、途中で諦めてしまったりということもあると思います。ですが映画では、クラスの人間一人残らず活動に参加したということが結果につがったと思います。


これはPS15に通う生徒が地域柄、複雑な家庭事情を抱えていることが多いという共通点も関係していたようです。


教育現場に限らず、自分が率直に思ったことを発言し、実行することが出来る環境が整備されると、大きなアクションを起こしやすいのだなと感じました。


会社であれば経営陣や管理職、野球やサッカーのチームであれば監督やコーチが、そういう雰囲気を作ると、成果が出やすいのかなと思いました。


ここまでお読みいただきましてありがとうございました。


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こんにちは、teN株式会社広報部の渡辺です。


今日は、個人的に関心のある環境問題のことで、講演会を聞いてきました。


「アルギン酸」という海藻由来の食物繊維を聞いたことがありますか?


私は最近まで全く聞いたことがありませんでしたが、増粘剤の一種です。パンとか麺類とか、お菓子などに含まれる成分ですね。医薬品や化粧品、染色などにも使われるようです。


例えば、手作りのサンドイッチは時間が立ったり冷蔵庫に入れておいたりすると、パンが水分を吸って風味が落ちてしまいますが、コンビニのサンドイッチはそれがありません。


これは、パンにアルギン酸が含まれることで、水分を吸収しにくくなっているからなのです。


私たちの生活に身近なアルギン酸ですが、世界トップシェアの会社が日本にあります。株式会社キミカという企業です。




「SDGs」というワードを聞いたことある人は最近多いかもしれません。実はキミカさんは、日本政府が主導する第4回「ジャパンSDGsアワード」で、特別賞を受賞されています。入賞した団体は日本全体の13団体ですから、圧倒的な成果であることが分かります。


詳しいことはここでは割愛しますが、キミカさんの主力事業であるアルギン酸の製造工程すべてが、SDGsの理念に沿っています。聞いていて圧倒されました。


驚いたのは、キミカさんの事業をSDGsの理念に合わせたのではなく、80年前の創業時からSDGsの理念に沿っていたということです。


キミカさんはアルギン酸の生産が唯一の本業ですが、会社の歴史の中で大手他社の参入により厳しい競争を強いられたことも何度もあるようです。


しかし、自分たちが掲げた信念を愚直に貫き、本業一筋で継続してきた成果が、結果的にSDGsの理念に合致していることになったというのです。時代が追いついた、ということですね。


大手他社の生産工程は、持続可能な手法ではありませんでした。結局今ではほとんどが淘汰され、キミカさんが世界トップシェアの企業として存続しているのです。


SDGsの目標の達成には、本業や日常にプラスアルファの活動や事業を足すのではなく、本業や日常生活自体をドラスティックに変える必要があると感じました。


SDGsの勉強のために参加した講演でしたが、思いがけず今勉強している会社経営の大切な部分を教えていただける機会でした。


ここまでお読みいただきましてありがとうございました。


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こんにちは、teN株式会社広報部の渡辺です。


今日はちょっと僕の昔話にお付き合いください。


System7

漢字Talk

ことえり

フライングトースター

ファイルメーカー

ネスケ

爆弾マーク

泣きマック


これが何のことか分かる人がいたら、僕と仲良くなれますね。


マックと書くとマクドナルドっぽいですが、今日はコンピューターのMacの話です。

昔はMacとは言わず、略さずにMacintoshとか、アップルコンピューターとか言っていました。


ちなみにその名の由来は開発者が好んだリンゴの品種から取られています。


最近友人が最新のM1 Macを買って、びっくりしたのが、起動音が20年前から変わってないのですね。「ジャーン」っていう。もっと昔は「パウォー」みたいな音でした(Youtubeで調べてみてください)。


渡辺の実家に最初に来たコンピューターは、父親の会社のおさがりで、PowerMac7600という白くて大きい筐体に17インチのブラウン管モニター(ソニーのトリニトロンでした、懐かしい響きですね)という組み合わせでした。


パソコンというものがまだあまり一般家庭に普及していない時でしたから、今考えれば貴重な経験をさせてもらっていました。高校に上がるときぐらいに、さすがに老朽化してきて、当時日本でも普及し始めたDELL製のWindowsに置き換わりました。


僕の周りの友人はMacを使っている人が多くて、Mac book Airが特に人気ですね。

僕も昔はマッカー(こういう表現も最近使わないなあ)だったので、Macの良さとかデザインのカッコよさとかは分かります。


ですが、前述した昔のMacと操作方法が微妙に変わっていて、かえって使いづらく感じてしまうのです。


15年ぐらいWindowsを使ってきて、Macを使ってきた年月よりも上回ってきてしまって、会社でもWindowsを使っていること、どうしても変えなければいけない理由もないので、ずっとWindowsを使っています。


今はIBM~Lenovoのパソコンがデザインも良くて好きで、今このブログを書いているマシンは6台目です。


人は習慣の生き物


人は慣れたものを好みがちです。習慣とも言えます。

弊社高原もよく講演などで、「自分を変化させること」の重要さを強調しています。


僕自身も、自分自身をもっと成長させたい、現状と違う仕事がしたい、人間関係を変えたいという思いから、人付き合いを変え、休みの日の過ごし方を変え、生活に必要ない物を処分したりしました(一番大きなものは、自動車でした)。


でも一番変えなければいけないのは、考え方、価値観の部分だと教わっています。そのエピソードは、また別の機会に書きたいと思います。


ここまでお読みいただきましてありがとうございました。

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こんにちは、teN株式会社広報部の渡辺です。


以前友人から、会ってほしい人がいるということで、小一時間ぐらい話を聞いたことがあります。その友人の友人は、今は機械のメンテナンスの仕事をしています。将来体力の衰えや、無くなるかもしれない職種であることを見越して、経理の仕事への転向を考えているから、経験を話してほしい、ということでした。


どうやら彼は経理の資格、仕事さえ身に着ければ、安定的な職種に付けると思っていたようです。


僕は7年間、会社で経理の仕事をしていました。僕が経理の仕事を経験して感じたことは、以下のようなことです。


良いところ

・数字の苦手意識が無くなる

・会社の決算書や財務諸表が読めるようになる

・経理人材は世の中全般的に不足しがち、重宝される

・収益達成ノルマがない


残念なところ

・毎月同じ仕事を繰り返すから刺激がない

・努力しても一定以上評価されることが少ない。でもミスは起こるから一方的な減点方式。

・収益を生み出さないので存在自体が軽視されることがある

・外出や接客の機会が少ない


何が言いたいかというと、一長一短で、会社員として働くうえでは結局は差し引きゼロだ、ということです。彼は安定的な仕事を得るために、経理や簿記の勉強をし始めているということでした。それ自体が悪いわけではないのですが、彼の期待する将来とは違ったような気がするので、以下のようなシェアをしました。


「経理も会社員の一員で、絶対安定というわけではない。今経理業務はAI化、自動化が進んでいて、うちの会社でも経理業務を徐々に海外へ外注し始めている。それに一度資格を取ったからそれで良いわけではなく、常に会社が正しく会計業務、税務を行うために、判例や事例を常日頃勉強しているし、法律や解釈も毎年変わるから、絶対安定ではない。」


これを聞いた彼は考えを改めたようで、その後聞いたら、どんな事業でも扱えるのが長期的に見て一番安定している、と考え、今は経営者になるために勉強しているようです。


経理の仕事は普段あまり日の目を見ることが無いのですが、このときばかりは自分の経験が役に立ってよかった、と思えた瞬間でした。


ここまでお読みいただきましてありがとうございました。


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こんにちは、teN株式会社広報部の渡辺です。


先日はM君の家に遊びに行きました。M君は誰もが羨むぐらい明るくて、人の懐に入るのがとても上手です(昔々はそうではなかったらしいですが、信じられません)。いつも人のことを気にかけている、愛情の人です。


例えば学校のクラスでも、ひときわ明るくて存在感があったりする人っていると思いますが、M君はその代表格です。初めて会ったときは、どこの集まりにもこういうキャラクターの人がいるもんだなぁ、と妙に納得したのを覚えています。


彼を最初に見た時は、勉強会の場でした。当時彼は一般的なの会社員でしたので、おそらくその時はほとんど慣れていないであろう、講演の前座として、30分ぐらいスピーチをしていました。


真夏なのにスーツの上着とネクタイをして、手に汗をかいているのが分かるぐらい、緊張した様子でスピーチをしていました。彼は僕より年下ですが、100人のオーディエンスを前にして今努力していることをシェアしている様子は、今でも鮮明に覚えています。


彼が冒頭のような明るく人の懐に入るのがとても上手なタイプだと気付くのは、そのずっと後です。


今では長時間のスピーチも難なくこなす彼ですが、ふと、昔のM君を思い出して、チャレンジしている姿って人に勇気を与えたり、人の心を動かしたりするものだな、と改めて感じました。


ここまでお読みいただきましてありがとうございました。


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