2017年05月18日

CIMG9998左の新聞は、2017年5月14日(日)付けの、朝日新聞北海道版です。「わがまち遺産」というコーナーで、函館公園にある「こどものくに」が紹介されています。ここに、現役では日本最古の観覧車があることは、拙ブログでも何回か紹介しました。

今から十数年前に、現存で稼働する最古の観覧車を探し出すことを思い立ち、けっこう苦労してやっと見つけたのが、こちらの観覧車でした。

2006年11月18日付けの、日経新聞・文化面のコラム、「文化往来」でそのことが掲載され、以後、新聞だけでなくテレビなど、あちこちのメディアが取り上げるようになり、徐々に全国的に知られるようになりました。

調査が終了してからは、函館市を訪れたことはありませんでした。今回、担当記者から電話で取材を受けたことがきっかけで、「観覧車はげんきなのかなあ」と、遊園地のサイトや、搭乗した感想をつづった個人のブログなどをみてびっくり! 新聞の写真通りの、すごいにぎわいなのです。

そこで、運営する北海興業の社長、加藤健一さんと久しぶりに電話でお話しをしました。現役日本最古の観覧車とわかってから、道外からも多くの人が訪れるようになったことや、こどもだけでなく、大人の乗客が増えたことなどを伺いました。園内でいろいろなイベントも開催されるようになり、遊園地も活気がでてきたとか。
「メンテナンスは入念に行っています」とのことでした。注目を浴びるせいか、写真で見ると、観覧車は以前より輝いて若返った気がします。うらやましい(笑)。

大観覧車がもてはやされる昨今ですが、古くて小さな観覧車にも集客力はあるのです。いつまでも元気で活躍してほしいですね。一度、会いに行かなくては。

上記の記事は、朝日新聞デジタルでも読めますので、興味のあるひとはココをクリックしてください。私も少しだけコメントしています。



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2017年05月16日

上海大世界観覧車_000036上海大世界観覧車_000037







左の絵はがきは、しばらく前に、アメリカのネットオークションサイト、「イーベイ(eBay)」でゲットしたもの。競争相手はいなかったが、私にとっては少々高かかったので、価格は内緒。
出品者は、日本の絵はがきだと思っていたらしい。確かに漢字で、「大世界昇降輪」(右読み)と書かれている。

おもて面を見ると、フランス語らしき文面があるが、フランス語は読めないので意味がわからない。ただ、日付が1919年3月31日となっていることはわかる。1919年は、日本では大正9年だ。大正時代に製造された観覧車は、日本ではあまり見つかっていない。これが日本製となると貴重なのだが、かたちから推察しても、そうではなさそうだ。

「大世界(Great World)」とは、1917年7月14日、中国の上海に建設された、今でいう大複合商業娯楽施設だ。劇場や遊園地、カジノなど、ありとあらゆる娯楽が揃っていたという。建設したのは、当時の上海を牛耳っていた有力者のHuang Chujiu(黄楚九?)だった。その後、運営者の変遷があり、また戦争や政変を経験し、閉館していたが、今年(2017年)3月からまた正式にオープンした。
どんな大世界なのか、ブログ「海上撮影家が見た上海2」に詳しいので、観たいひとはココをクリック。1917年のオープン当時から入り口に設置された、マジックミラーが「売り」なのだそうだ。

さて、肝心の昇降輪だが、もちろん観覧車のことである。中国語で観覧車は、現在は「摩天輪」と呼ばれているが、当時は昇降輪だったのだろうか。それともこの観覧車だけ? と疑問に思っていたら、同じ観覧車の絵はがきが、やはりイーベイに出品されていた。見たいひとはココをクリック。ただし、売れたらもう掲載されなくなってしまう。それによると、観覧車は「風涼輪」となっている。夏向きの名前やね。この絵はがきは、左書きだ。時代が違うのだろうか。えらい高値で売りに出されているが、私が購入したのは、日本製と間違われたからか、これほど高くはなかった。

ネットで見つけた電子書籍「Building Shanghai: The Story of China's Gateway」 (Edward Denison、Guang Yu Ren著)の公開部分を読むと、この観覧車は英語表記では「big wheel」となっているが、高さが50フィート(15.24メートル)で、それほど大きくはなかったようだ。

他にメリーゴーランドや、ローラースケートリンク、ロープウエイ(aerial runway)などの娯楽もあった。写真をよく見ると、ロープが2本横切っていて、屋根の付いた飛行船みたいなのが、観覧車の前を通過している。これがロープウエイなのだろう。
観覧車だが、おそらくヨーロッパで製造され、運ばれてきたと思われる。大世界のあたりは、フランス租界と呼ばれたそうだし、マジックミラーはオランダ製だった。間違っても日本製でないことは確かだ。
観覧車はとうの昔に撤去されている。





tenbosenkaisha at 11:39コメント(3)トラックバック(0)世界の観覧車絵はがき 

2017年05月07日

CIMG9990CIMG9991






仙台市にある遊園地、八木山ベニーランドが来年(2018年)4月14日に開園50周年を迎えることは、「仙台あおば学舎」と命名─仙台・八木山ベニーランドの観覧車」(2017年4月4日)でもお伝えしました。

50周年企画の一環として、さまざまなイベントが用意されていますが、その1つが左記の写真にある『八木山3歩』です。昔懐かしいベニーランドの姿や思い出を、来年の4月まで毎月、小冊子にして配布されています。
ベニーランドの初期のイラストも掲載されていて、子供のころに遊んだ思い出のある仙台人や、遊園地の研究者にとっても、貴重な資料となる冊子です。

八木山ベニーランドだけでなく、八木山動物園、仙台海の杜水族館、東北工業大学、仙台ロフトなど、仙台市内の各要所や、県外でも青森県立美術館や、熊本市のプラザ図書など、たくさんの場所に配置されています。
そのうち、観覧車も登場するのではと、楽しみにしています。八木山ベニーランドを訪れたら、ぜひご覧ください。



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2017年04月29日

静岡 田中屋屋上_000025狐ヶ崎遊園地観覧車_000026






4月9、10日と静岡市に出かけた。前々回のブログで報告したように、1日目は清水エスパルスドリームプラザを訪れて、観覧車「ドリームスカイ」に乗った。だが、もう1つ、今回の旅には大きな目的があった。それは、静岡県初の観覧車を探し当てることだった。

CIMG997410日の朝、静岡駅前のバス停で、「県立美術館前」行きのバスを約40分も待った。バスは1時間に1本。花冷えなのか、とても寒かった。前回の浜松市でも空っ風に震え上がったが、静岡市も寒い。ようやくバスに乗って、約40分ほどで美術館前に到着した。県立中央図書館は、美術館のすぐそばにある。周囲は公園になっていて、訪れたときは桜が満開だった。

図書館には、この日、訪れることを知らせておいたので、資料本など、メールで尋ねた資料を揃えておいてくださった。感謝。でも、まず私が調べたかったのは、マイクロフィルムに収められた当時の新聞記事だ。静岡新聞は、マイクロフィルム1本に、6カ月分の新聞がまとめられていた。

浜松こども博覧会の観覧車_000024ここでもう一度おさらいと予習をしておこう。静岡県初の観覧車だが、候補は3基ある。
”余召海匹眷醉会で設置された観覧車
─1950(昭和25)年9月10日に開幕。このときすでに観覧車は設置されている。詳細はココをクリック。
∪郷綮圈文什澆論轍市)にあった狐ヶ崎遊園地の観覧車
─設置年は未確定。
静岡市・田中屋百貨店の屋上遊園地にあった観覧車
─設置年は未確定。

他にも清水花菱百貨店の屋上にも観覧車はあったが、設置時期は上記に比べると新しい。

まず結果から話すと、残念ながら特定はできなかった。経緯を説明しよう。

狐ヶ崎遊園地の観覧車
狐ヶ崎遊園地が本開園したのは、昭和2年4月のことだ。
『静岡県史話と伝説清水篇』(法月吐志楼著、昭和31年刊)のなかに観覧車の記述がある。ただし、「観覧車」ではなく、「廻覧車」とある。
******
有度馬走にある狐ヶ崎遊園地は、大正15年に静岡鉄道が巨費を投じて開園したもので、総面積2万余坪、花園、運動場の他、子供のための廻覧車、豆自動車、その他さまざまの遊戯運動器具が常備され、小規模ながら動物園、昆虫館、野外劇場などがあり、池にはボートが浮かび、四季折々の遠足、修学旅行でいつも賑わっている(後略)
******
この記述を読むと、廻覧車がいつの時点で設置されたのか、わからない。大正15年の開園とあるが、それは仮開園で、正式の開園は昭和2年だ。
当時の新聞である静岡民友新聞を読むと、開園時に観覧車が設置されたという記述はなく、また、いくつかの資料に掲載されている写真を見ても、観覧車(廻覧車?)は見当たらなかった。

狐ヶ崎遊園地は、一時閉園となり、再開園したのは、戦後まもない1948(昭和23)年10月のことだ。戦時中は軍に没収され、軍用物資の集積場となって、荒廃するにまかせていた。再開園のとき、新しい遊戯施設を入れたり、食堂を改修したりして整備した。(『静岡鉄道─創立50周年記念』より)
『静岡鉄道─創立50周年記念』の、狐ヶ崎遊園地の章には、観覧車の写った公園の写真が掲載されている。これが「廻覧車」なのか、また新たな観覧車なのかは不明。ただ、写真にある観覧車は、昭和23年製にしてはデザインが若いのだ。狐ヶ崎遊園地の観覧車としては、現在までのところ、この観覧車の画像しか見つかっていない。おそらくこの1基だけだったと思われる。

狐ヶ崎遊園地は、昭和25年にプールが開園した記念として、静岡新聞が撮影大会を開催した。また夜間も開園されるようになるのだが、当時の記事(昭和25年6月11日)を読むと、遊戯施設としては、県内唯一の競輪場、野球場、動物園、豆自動車、飛行場、汽車、メリーゴーランド、それに誰もがびっくりするびっくりハウスや、池にはボートもあり(後略)─とあるが、「観覧車」の記述はなかった。何冊かの本の写真に登場するほど人気者だった観覧車を、省略するとは思えない。つまり、昭和25年6月時点では観覧車はまだ設置されていなかったと考えられる。

別の資料を見てみよう。
『日本一の静岡県』(清水東平編、昭和29年1月5日、東海春秋社刊)の「狐ヶ崎遊園」(p.499)には、「空中観覧車に拍手する幼少年」という記述がある。編者の清水さんのあとがきの日付を見ると、昭和28年12月23日となっている。すなわち、観覧車(空中観覧車)は、昭和28年までには設置されていたことになる。
以上から、観覧車は昭和25年7月から昭和28年12月までの、いずれかの時期に設置されたと考えられる。ただし、「廻覧車」と「空中観覧車」が同じ観覧車を指している場合だが。

E鎮羃杏寛濺垢硫鮎經冤車
ウィキペディアによると、静岡市にあった百貨店、田中屋(のちの静岡伊勢丹)は、1871(明治4)年に呉服店として開業した。1948(昭和23)年、田中屋に改組している。
このデパートの屋上に遊園地が開園したのは、1950(昭和25)年6月1日のことだ。当時の静岡新聞によると、─(前略)60尺の屋上に、工費100万円をもつて、高さ8メートルの飛行塔、子供3人乗りのトレーラーバス、木馬、メリーゴーランドが建設されるもので、まず最初に飛行塔が竣工して、6月1日より坊ちゃん、嬢ちゃんに航空気分を味わってもらおうと工事を急いだもの。(後略)─とある。
観覧車の記述はないが、『静岡今昔100景』(監修海野幸正、平成13年6月30日、羽衣出版刊)には、観覧車の写真が次のキャプションとともに掲載されている。
─「観覧車に乗って」(昭和30年)─田中屋デパートの屋上の観覧車は子どもたちに大人気だった。─
写真で見る観覧車は、ドラム缶をくりぬいたような、じつに素朴なかたちで、どう見ても、狐ヶ崎の観覧車よりも古そうだが、設置年は確定できなかった。「昭和30年」はおそらく撮影された年だろう。開園時には間に合わなかったが、昭和25年には設置されていたかもしれない。

上記の経緯から、今回の旅の目的だった静岡初の観覧車探しで、確定には至らなかった。見た目で選ぶと、浜松こども博覧会か、田中屋の屋上にあった観覧車のいずれかなのではと思っている。
田中屋が県初とするには、博覧会が9月に開幕したので、屋上遊園地が開園してから3カ月以内に観覧車が設置されていなければならない。
いっぽう、浜松だが、「浜松市初」の記述はあったが、「静岡県初」でなかったことが引っかかる。

お世話になった清水中央図書館、静岡県立中央図書館のみなさま、ありがとうございました。
なお、静岡市の観覧車を調査するにあたり、ネットで見つけた、天野啓太氏(現大阪市立大学大学院准教授)の、『静岡市における人々の娯楽活動と娯楽施設の歴史社会学』が大変参考になりました。
いろいろとお尋ねした拙メールに、親切にご回答くださいましたこと、心よりお礼申し上げます。

写真説明
上左:田中屋デパートの屋上観覧車(『静岡今昔100景』より)
上右;狐ヶ崎遊園地の観覧車(『写真で綴る静岡鉄道70年の歩み』より)

中:県立中央図書館近くの桜

下:浜松こども博覧会の観覧車のしおり(福井優子蔵)




tenbosenkaisha at 15:58コメント(0)トラックバック(0)懐かしの遊園地旅の観覧車 

2017年04月28日

CIMG9983CIMG9989



















上記の本は、ロープウエイをこよなく愛する松本晋一さんの初の著書『ロープウエイ探訪』(2016年7月、グラフィック社刊)です。日本国内にある145カ所のロープウエイのガイドブックであり、また松本さんが長年にわたって集めたおもちゃや絵はがき、観光パンフレットも、カラーでたくさん掲載されていて、とても楽しい1冊です。

実は、松本さんから拙ブログ中の「懐かしの遊園地─熱海後楽園遊園地」(2011年2月14日)にコメントをいただきました。お家にあった古いDVDを整理中に、昔、ご家族で訪れた熱海後楽園のDVDを見つけられました。そのなかに、観覧車も写っているので、興味があればどうぞ─。という内容でした。
どうしてそんなフィルムがあるのかというと、松本さんのお父様は、コメディアンとして活躍された早野凡平さんなのです。テレビの番組の企画で、一家揃って出かけられたのです。
動画を観たいひとは、ココをクリックしてください。「スター訪問 わが家の王様」です。観覧車が登場するのは、10分過ぎです。

CIMG9985熱海後楽園の観覧車は、全体像は絵はがきで知っていたのですが、動画ではゴンドラの詳細がよくわかります。
当時11歳の、賢そうなお兄ちゃんが松本晋一さんです。現在の本業はタップダンサーです。
著書のプロフィールによりますと、昔持っていたロープウエイのおもちゃを、大人になってからネットオークションで再び入手したのがきっかけで、ロープウエイの探訪を始められたそうです。

水平に移動するロープウエイと、垂直に回転する観覧車は、動きは異なりますが、高見から眺望やスリルを楽しむという共通点があります。ゴンドラも大きさは違いますが、よく似ていますね。また両方とも、観光地に設置されるので、ロープウエイのパンフレットに観覧車が写っていることがあります。コレクションでいうと、観覧車とは比較にならないくらい絵はがきや観光パンフレットがたくさん発行されていますね。うらやましい(笑)。
私自身は、ロープウエイに乗るのはちょっとこわいですが、反対に松本さんは、観覧車に乗るのがこわいそうです(笑)。
これからもますます、ロープウエイの世界を究めてください。
お知らせくださってありがとうございました。

松本さんは、ブログ「歓喜の索道」で、ロープウエイの探訪記を更新されています。




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2017年04月19日

CIMG9977CIMG9976昨日、中藤さんの奥様より、中藤保則さんが3月3日に、大腸がんのため、亡くなられたというお葉書をいただき、びっくりしました。
昨年の夏に、『世界遊園地大全』(グラフィック社刊)で、一緒にコラムを執筆しました。担当編集者が、中藤さんとなかなか連絡が取れないと困っておられたので、仲介させていただきました。
その後、メールを何度かやりとりしたので、お元気とばかり思っていました。もしかしたら、もうすでにご病気だったのかもしれません。
左は『遊園地の文化史』。右は『遊戯機械産業の先駆者たち』。

CIMG9981中藤さんは、1943年に北海道に生まれました。東京芸術大学美術科を卒業後、フリーライターとして活躍。レジャーや健康、遊園地関係に深い人脈と知識をお持ちでした。1984(昭和59)年に、遊園地学のバイブルと称される『遊園地の文化史』を出版されました。
私はこの本と、やはり中藤さんが編集された『遊戯機械産業の先駆者たち』という冊子を、東京都北区にある遊戯機械会社、昭和鉄工の社長さんからいただいたのですが、この2冊なしには、拙著『観覧車物語』(平凡社刊)は完成できませんでした。
写真は、『遊園地大全』に掲載された、遊園地関係としては、おそらく中藤さん最後のエッセイです。

中藤さんはその後、長野県佐久市にある大学で、教授として若い学生たちと楽しく暮らされていました。『観覧車物語』を執筆中に、何度も質問をさせていただいたのですが、とても親切にご教示くださいました。『観覧車物語』の、内輪による出版記念飲み会で初めてお目にかかりましたが、それが実際にお会いした、最初で最後となりました。

大学を辞められてからも、大好きな佐久市で暮らされていました。遊園地関係、特に観覧車の取材があると、「そういうことは、もう福井さんに尋ねてください」とおっしゃってくださっていたそうです。ありがたいことです。もう一度、お会いして、日本の遊園地の黎明期のことなど、よく伺っておきたかった気がします。
享年74歳でした。今はただご冥福をお祈りしたいと思います。



tenbosenkaisha at 14:39コメント(0)トラックバック(0)話題 

2017年04月16日

CIMG9964 - コピー4月9日(日)、10(月)と静岡市に出かけた。静岡市には現在、清水区に静岡市としては唯一の観覧車がある。清水港の開港100周年を記念して、1999(平成11)年に誕生したエスパルスドリームプラザに設置された「ドリームスカイ」だ。

新幹線の清水駅から在来線に乗り換え、清水駅前からドリームプラザまで、無料のシャトルバスに乗って約10分ほどだった。
日曜日なので、ショッピングセンターやレストランは大勢の客でにぎわっていたが、このあと、清水中央図書館に寄る予定だったので、ショッピングなどはパスし、すぐに観覧車に乗った。

あいにくの曇天で、富士川に次いで今回も静岡では、富士山を臨めなかったが、ゴンドラからは清水港に停泊する船舶などが眺められ、楽しかった。ゴンドラ内には、現在公開中の青春映画「ハルチカ」の宣伝ポスターが一面に貼られていた。映画は清水が舞台なのだそうだ。観覧車も出演したのだろうか。

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「ドリームスカイ」が完成したのは2008(平成20)年7月だ。高さ52メートル、直径が45メートル。青を基調としたさわやかな色彩の観覧車だ。
遊園地を運営するのは、高松市に本社のある株式会社シーキュー・アメニックで、同社は新しい遊戯機械だけでなく、中古になった遊戯機械の買取や販売も手掛けている。
同社によると、ドリームスカイは、佐賀県多久市にあった天然温泉「ゆうらく」にあった観覧車を移設したのだそうだ。

エスパルドリームプラザのあと、静岡清水中央図書館を訪れたのだが、図書館での調べものについては、翌日の県立中央図書館での調査と併せて、次回に報告したい。


tenbosenkaisha at 11:24コメント(0)トラックバック(0)旅の観覧車映画・テレビドラマの観覧車 

2017年04月14日

Vernonしばらくぶりのブログです。先週の水曜日に、英語の恩師であるバーナン・スペンサー先生が突然に亡くなりました。本人の遺志で、通夜や葬儀は執り行われませんでしたが、教え子たちや多くの友人が、自宅で棺を囲み、最後のお別れをしました。「泣くのはよそう。笑って送ろう」と、にぎやかな集まりになりました。享年85歳。バーナンのことは、拙ブログでも、何度か紹介しています。

息子さんの話によると、奈良県の十津川温泉に家族(奥さんと息子さん)で訪れて1泊。帰る間際に、もう一度、温泉に入りたいと1人で浴場に行き、浴槽のなかで心臓発作を起こして亡くなったそうです。
バーナンは、十津川が大好きで、小高い山の頂近くに山荘を持っていて、私たちもそこでよく合宿をしました。ふもとから急な山道を登るので、足が悪くなってからは、もう滞在しなくなっていましたが。

近年は、間質性肺炎や皮膚癌、不整脈、加齢性黄斑変性など、年と共に数多くの病を抱えるようになっていましたが、最後までアクティブな生活を変えず、あちこちに出かけていました。大好きな温泉で、きれいな景色を見ながら大往生したのですから、教え子としては喜んであげないといけないのですが、25歳のときに母を喪って以来の喪失感で、いまだに毎日、涙が出て止まりません。

20代で知り合ってから今まで、悲しいにつけ、うれしいにつけ、真っ先にバーナンに報告していました。声を聴くだけでほっとしたものです。私の心の灯りでした。そんな思いを持つのは、もちろん私だけではありません。本当に多くの人たちに愛情を注ぎ、慕われた人生でした。

そんなことがあったのですが、9日(日)、10日(月)と、以前から予定していた静岡市に行ってきました。2月に浜松市に滞在し、調べたことの続きで、どうしても県立図書館に行く必要があったからです。
次回は、「このたびの旅─静岡篇」を報告したいと思います。
写真提供:Carl Spencer


tenbosenkaisha at 11:51コメント(0)トラックバック(0)身辺雑話 

2017年04月04日

八木山ベニーランド観覧車ネーミングライツ宮城県仙台市にある老舗の遊園地、八木山ベニーランドの観覧車が、仙台あおば塾を展開する「あおがく」に命名権を売却しました。仙台あおば塾は、主に仙台市を中心に展開する高校受験のための進学塾です。

八木山ベニーランドは、来年(2018年)4月に、開園50周年を迎えるにあたり、イベントの一環としてネーミングライツをあおがくに売却しました。ただし期間限定で、2017年3月11日から2年間だけです。

観覧車は標高145メートルの高台にあり、高さが35メートル。その回転輪の中心に「仙台あおば学舎」のロゴが取り付けられたのですから、とても目立ちますね。
観覧車のネーミングライツとしては、2011年に群馬県桐生市にある桐生が丘遊園地の新観覧車に、「桐大(きりだい)ようちえんダイヤモンドビュー」という長い名前が付けられました。拙ブログでも取り上げたので、もう一度、読みたいひとは、ココをクリックしてください。

来年の開園50周年までカウントダウンに入りましたね。すぐ近くに地下鉄駅も開業して、交通の便もよくなり、ますますたくさんのお客さんが訪れることでしょう。

写真提供:八木山ベニーランド

tenbosenkaisha at 11:12コメント(0)トラックバック(0)話題 

2017年04月01日

福島県郡山市のショッピングモールフェスタにある大観覧車「ビッグルーレット」が、昨日(3月31日)、最後の回転を終了しました。1000人を超える市民らが長蛇の列をつくって搭乗し、最後のランを楽しんだそうです。週末だけでもいいから、常にこれくらいのお客さんが訪れてほしかったですね。
5月に解体されるので、それまでは停止中の観覧車のリストに留まってもらい、解体した時点で、総数減とします。

停止中の観覧車(7基)
・テイネオリンピア遊園地
・グリュック王国
・化女沼レジャーランド
・三国ワンダーランド
・ドン・キホーテ道頓堀店
・到津の森公園
・ショッピングモールフェスタ
******

〇北海道 13基
  🎡テイネオリンピア遊園地
テイネオリンピアの観覧車は2010年から停止。再開の見込みはたっていない。
  🎡ノルベサ
  🎡登別マリンパークニクス・ニクスランド
  🎡ルスツリゾート
  🎡北海道グリーンランド
  🎡ファミリー愛ランドYOU
  🎡おたる水族館・祝津マリンランド
  🎡おびひろ動物園
  🎡閉園したグリュック王国
閉園以来、他の遊戯具とともに放置されたまま。
  🎡釧路市動物園
  🎡室蘭水族館
  🎡函館公園・こどもの国
  🎡深山峠アートパーク
  
〇東北 12基
 ・青森 1基
  🎡八戸公園・こどもの国
 ・岩手 2基
  🎡アメリカンワールド
  🎡岩山パークランド
 ・宮城4基
  🎡閉園した化女沼レジャーランド
閉園以来、他の遊戯具とともに放置されたまま。
  🎡八木山ベニーランド
  🎡三井アウトレットパーク仙台港
  🎡楽天Koboスタジアム宮城
 ・秋田 1基
  🎡大森山動物園・大森山ゆうえんちアニパ
 ・山形 1基
  🎡リナワールド
 ・福島 3基
  🎡郡山カルチャーパーク・ドリームランド
  🎡ショッピングモールフェスタ
2017年5月に解体撤去予定。
  🎡いわき市海竜の里センター

〇関東 33基
 ・茨城 3基
  🎡国営ひたち海浜公園
  🎡日立かみね公園・遊園地
  🎡日立かみね公園・かみねレジャーランド
 ・栃木 4基
  🎡宇都宮動物園・遊園地
  🎡那須ハイランドパーク
  🎡とちのきファミリーランド
  🎡千手山公園
 ・群馬 6基
  🎡渋川スカイランドパーク
  🎡華蔵寺公園遊園地
  🎡桐生が岡遊園地
  🎡軽井沢おもちゃ王国
  🎡群馬サファリパーク
  🎡ハイウェイオアシスららん藤岡・メルヘンプラザ
 ・埼玉 4基
  🎡むさしの村
  🎡東武動物公園
  🎡西武園ゆうえんち
  🎡丸広百貨店わんぱくランド  
 ・千葉県 5基
  🎡東京ドイツ村
  🎡マザー牧場・わくわくランド
  🎡もりのゆうえんち
  🎡BIGHOPガーデンモール印西
  🎡木更津かんらんしゃパーク キサラピア
 ・東京 8基
  🎡あらかわ遊園
  🎡東京ドームシティアトラクションズ
  🎡浅草花やしき
  🎡葛西臨海公園
  🎡お台場パレットタウン
  🎡東京サマーランド
  🎡よみうりランド
  🎡東急プラザ蒲田
 ・神奈川県 3基
  🎡さがみ湖リゾートレジャーフォレスト
  🎡よこはまコスモワールド
  🎡モザイクモール港北

〇中部 31基
 ・新潟 2基
  🎡サントピアワールド
  🎡妙高サンシャインランド遊園地
 ・富山 2基
  🎡ミラージュランド
  🎡三井アウトレットパーク北陸小矢部
 ・石川 1基
  🎡手取フィッシュランド
 ・福井 2基
  🎡三国ワンダーランド
2013年4月の事故で、県から使用禁止令が出て現在も停止したまま。
  🎡越前市武生中央公園
菊人形展など、イベント開催時のみ稼働されるが、もちろん現役としてカウント。
 ・山梨 1基
  🎡富士急ハイランド
 ・岐阜 3基
  🎡恵那峡ワンダーランド
  🎡オアシスパーク
  🎡養老ランド
 ・静岡7基
  🎡伊豆アニマルキングダム(旧名伊豆バイオパーク)
  🎡ぐりんぱ
  🎡ぐりんぱ・シルバニアビレッジ
高さ5mの子供向けだが、大人も乗れるのでカウント。
  🎡浜名湖パルパル
  🎡はままつフラワーパーク・子ども広場  
  🎡エスパルスドリームプラザ
  🎡富士川サービスエリア・EXPASA富士川
 ・愛知 13基
  🎡名古屋シートレインランド
  🎡東山動植物園・遊園地
  🎡SUNSHINE SAKAE
  🎡日本モンキーパーク
  🎡ラグーナテンボス・フェスティバルマーケット
  🎡明石公園
  🎡豊橋総合動植物公園・遊園地
  🎡堀内公園
  🎡刈谷ハイウェイオアシス
  🎡岡崎南公園
  🎡愛・地球博記念公園(モリコロパーク)
  🎡南知多ビーチランド
  🎡名古屋三越栄
2005年に引退したが、2012年から日曜日などに、定時に回転させるようになった。人は乗せないが、停止していないので、現役にカウント。 

〇近畿 23基
 ・三重 2基
  🎡ナガシマスパーランド
  🎡鈴鹿サーキットモートピア
 ・京都 2基
  🎡京都市動物園
  🎡天橋立ビューランド
 ・大阪 8基
  🎡天保山ハーバービレッジ
  🎡HEPFIVE
  🎡ドン・キホーテ道頓堀店
不具合が生じて以来、稼働しないまま。
  🎡ひらかたパーク
  🎡みさき公園・遊園地
  🎡ハーベストの丘
  🎡りんくうプレジャータウン・シークル
  🎡ららぽーとエキスポシティ
 ・和歌山 2基
  🎡和歌山マリーナシティ・ポルトヨーロッパ
  🎡アドベンチャーワールド・プレイゾーン
 ・兵庫 9基
  🎡淡路ワールドパークONOKORO
  🎡東条湖おもちゃ王国
  🎡赤穂海浜公園・赤穂わくわくランド
  🎡神戸市立王子動物園・遊園地
  🎡神戸市フルーツ・フラワーパーク
  🎡神戸ハーバーランド・モザイクガーデン
  🎡姫路セントラルパーク
  🎡姫路市立動物園
  🎡淡路サービスエリア

〇中国 9基
 ・岡山 3基
  🎡ヒルゼン高原センター・ジョイフルパーク
  🎡鷲羽山ハイランド
  🎡おもちゃ王国
 ・広島 2基
  🎡みろくの里・ゆうえんち
  🎡マリーナホップ・マリーナサーカス
 ・山口 4基
  🎡ときわ公園
  🎡蜂ヶ峯総合公園
  🎡秋吉台自然動物公園サファリランド
  🎡はい!からっと横丁

〇四国 5基
 ・徳島 1基
  🎡とくしまファミリーランド
 ・香川 2基
  🎡NEWレオマワールド・レオマフェスティバルパーク
  🎡宮脇書店総本店屋上・ブックプレイランド
土、日にのみ営業。
 ・高知 1基
  🎡わんぱーくこうちアニマルランド・プレイゾーン
 ・愛媛 1基
  🎡いよてつ高島屋

〇九州 23基
 ・福岡 8基
  🎡大牟田動物園・ちびっ子遊園地
  🎡かしいかえん
  🎡マリノアシティ福岡
  🎡福岡市動植物園
  🎡スペースワールド
  🎡到津の森公園
2017年2月より停止中。
  🎡チャチャタウン小倉
  🎡久留米市鳥類センター
 ・佐賀 1基
  🎡花とリスのメルヘン村
 ・長崎 3基
  🎡山茶花高原ピクニックパーク・ハーブ園
  🎡みらい長崎ココウォーク
  🎡ハウステンボス
 ・熊本 2基
  🎡グリーンランド
  🎡熊本市動植物園
 ・大分 3基
  🎡セントレジャー城島高原パーク
  🎡ラクテンチ
  🎡ハーモニーランド
 ・宮崎 1基
  🎡観音池公園
 ・鹿児島 4基
  🎡平川動物公園・遊園地
  🎡アミュプラザ鹿児島
  🎡城山公園
  🎡ダグリ岬遊園地
 ・沖縄 1基
  🎡カーニバルパーク・ミハマ
以上

・全国数は149基(2017年4月1日現在)。
・停止中は7基。
・子供向けの観覧車のなかには、数えていないものもある。
・長野、滋賀、奈良、島根、鳥取の5県は観覧車ゼロ。

最多の順位
)務て察愛知県 13基
∧叱法9基
J_、東京、大阪 8基

一覧のなかで、抜けている観覧車や、数字がおかしいなど、疑問点が見つかりましたら、お手数ですが、お知らせください。

注意
「全国の観覧車総数」は、「観覧車通信」として知り得た範囲の数字であり、定期的に、すべての遊園地や観覧車運営会社に問い合わせた結果ではありません。
メディアなどで、参考にしていただいてもかまいませんが、あくまで個人の調査による数字であり、責任は負えないことをご了解ください。また引用される場合は、事前にご一報くださいますようお願いします。

tenbosenkaisha at 10:23コメント(0)トラックバック(0) 
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