
熊本の人間は2種類に分けられる。「ボシタ祭り好き」と「ボシタ祭り嫌い」に。私は後者。「どうでもいい」という中間層はほとんどいない。
ボシタ祭りは通称で、正式には藤崎八旛宮秋季例大祭。熊本市内の藤崎宮周辺で9月中旬に開催。最終日(第3月曜日)の神幸行列が見せ場とされる。
歴史を感じさせる粛々とした祭事なのに、すべてを台無しにしてしまうのが、神幸行列の末尾に続く飾り馬奉納の集団だ。飾り立てた馬を先頭に、そろいの法被を着た「勢子」と呼ばれる派手な連中が、掛け声や鳴り物に合わせて街を踊り歩く。
好き嫌いが分かれるのはここ。「祭り自体は嫌いじゃないけど、うるさい行列が大嫌い」「あれさえ無けりゃねぇ」と言う人は少なくない。
とにかく勢子のガラが悪いのだ。みんな粗暴で下品に見える。実際、過去に自動販売機を壊したり、ゴミ箱を蹴り倒したり、酔ってゲロを吐き散らすなどして問題になったことがある。深夜に街中で騒ぐ“勝手連”もいた。
勢子のほとんどは、普段は温厚な常識人だろう。それが、徒党を組んだ途端に豹変する。善男善女の心にひそむ“ワルぶりたい願望”が噴出した、醜い光景だ。
かつて、勢子たちは「ボシタ、ボシタ」と掛け声を上げていた。これが、朝鮮に出兵した肥後の武将・加藤清正にちなむ「朝鮮滅ぼした」に由来するとして、在日朝鮮・韓国人団体などから抗議を受け、1990年に「ボシタ」が廃止。マスコミから言葉が消え、掛け声は「ドーカイ、ドーカイ」に変わった。ろくに抗弁もできずあっさりやめてしまえる“伝統”なら、いっそ勢子を丸ごと無くせばいいのに。
引っ張り回されて涙目になっている飾り馬、単調でやかましいだけのラッパや太鼓、踊り疲れてダラダラと歩く勢子たち…祭りとしての見応えは無い。
観光振興策として、祭りを県外にPRする動きがある。逆効果だってば。
好き嫌いが分かれるのはここ。「祭り自体は嫌いじゃないけど、うるさい行列が大嫌い」「あれさえ無けりゃねぇ」と言う人は少なくない。
とにかく勢子のガラが悪いのだ。みんな粗暴で下品に見える。実際、過去に自動販売機を壊したり、ゴミ箱を蹴り倒したり、酔ってゲロを吐き散らすなどして問題になったことがある。深夜に街中で騒ぐ“勝手連”もいた。
勢子のほとんどは、普段は温厚な常識人だろう。それが、徒党を組んだ途端に豹変する。善男善女の心にひそむ“ワルぶりたい願望”が噴出した、醜い光景だ。
かつて、勢子たちは「ボシタ、ボシタ」と掛け声を上げていた。これが、朝鮮に出兵した肥後の武将・加藤清正にちなむ「朝鮮滅ぼした」に由来するとして、在日朝鮮・韓国人団体などから抗議を受け、1990年に「ボシタ」が廃止。マスコミから言葉が消え、掛け声は「ドーカイ、ドーカイ」に変わった。ろくに抗弁もできずあっさりやめてしまえる“伝統”なら、いっそ勢子を丸ごと無くせばいいのに。
引っ張り回されて涙目になっている飾り馬、単調でやかましいだけのラッパや太鼓、踊り疲れてダラダラと歩く勢子たち…祭りとしての見応えは無い。
観光振興策として、祭りを県外にPRする動きがある。逆効果だってば。



今は「ボシターボシター」って言わないのね〜