こんにちは。
またブログの更新が空いてしまいました。
山漆の問題に全力で取り組んでいたのです。
生命に関わる危機的な状況でしたが、山場は乗り越えたと思います。
問題が全て解決した訳ではありませんが、大きく前進しました。
自宅敷地で大繁殖している山漆は、ガスマスク、防護服、長靴、手袋を装備し、草刈り機により伐採。
誇張抜きで、生活出来るか出来ないか、生きるか死ぬかの状況なので、全部伐採する事にしました。
伐採しても、深く根付いた根っ子と、何十年も消えない強靭な種子から、次々と新しい芽が芽吹くので、今後も年二回のペースで伐採し続ける予定でいます。
大型の個体を殲滅させたので、今後は楽を出来る筈。
幹の直径が10cm、15cmを越える個体は、鋸で時間を掛けて切り倒さなければなりませんが、
新芽や、直径4cm程度の個体であれば、草刈り機で一瞬で刈り取れるのです。
始めから、ガスマスクと防護服でも防げないだろうと予想していたとは言え、やはりそんなに甘くはなかった。
ただ、漆汚染の軽減には繋がったので、身体が受けるダメージは大幅に減りました。
予想外だったのは、分厚いゴム手袋を装備しても、山漆の幹と根っ子を触った手は、凄いダメージを受ける事でしょうか・・・。
どう言う原理か知りませんが、漆成分はゴム手袋をも貫通してくる。
身体へのダメージは軽減されても、指を切り落としたい位の痛みに苛まれる事になりました。
危機的状況の中でも、予想外の良い流れと言うのも発生していて、恐らくですが漆成分への免疫が出来始めています。
以前は、山漆の伐採後に、顔を中心に浸出液と言う黄色い汁が止まらなくなり、寝る前に顔にタオルを4枚重ねても、タオルが全部グショグショに濡れた上でかさぶたのように固まっていたのですが、
そこまでのダメージを受けなくなりました。
今現在は、顔からちょっと黄色い汁が出る程度で、全身の皮膚がボロボロ剥がれ落ちる状態も急速に回復しつつあります。
ステロイドを塗らなくても、肌が良くなりつつあるのです。
ずっと痒みと裂けるような痛みが交互に襲ってきていたのも、明らかに軽減されている。
皮膚科の先生から、民間で漆の免疫が出来た事例はないと言われていましたが、免疫が構築されつつあるのを実感しています。
恐らく、漆職人にも引けを取らない量を浴びたと思うので、免疫が出来たのでしょう。
1年以上掛かりましたが、ステロイドを塗らなくても皮膚が回復する速度が上回り始めている以上、免疫が構築されつつあると解釈しても問題はない筈。
とは言え、皮膚の色が変色し、それが1年以上治らない程のダメージを受けたので、寿命をかなり削っていると思われます。
そんな感じで山漆の問題は、解決に向かいつつあります。
今後は山漆の新芽を伐採しつつ、どんぐりや果樹などの植樹作業を進めて行き、山漆が生えない環境を構築してゆくつもりです。
まさか自分一人で解決に向かわす事が出来るとは思いませんでした。
勿論、環境再生のグループからのアドバイスは頂きましたが、一人で山漆を全部伐採出来るとは思っていなかったのです。
どうしようもなくなって、何十万?何百万?か支払って業者に依頼する事も想定していました。
ガスマスクや防護服などを取り寄せ、自分一人の知恵と労力で解決に向かわす事が出来たのは、正直予想外でした。
古民家に引っ越してから、大きな問題の連続でしたが、今回の問題は解決が非常に難しいと考えていたのです。
完全に解決した訳ではないとは言え、まさか乗り越えられるとは思いませんでした。
山漆の問題は、ようやく一段落しましたが、次は何が起こる事か・・・。
悪魔が先回りして災いを振りまくと言う仕組みが解決しない限り、次々とより厄介な問題がやって来る事でしょう。
古民家の幽霊に関しては、家の中に霊道がある状態には変わりありませんが、新たな集合意識がやって来る事はなく、平穏な状況が続いています。
後、敷地に自然神が全く宿っていない忌み地問題も、少しだけ解決し、自然神がほんのりと宿る時が稀にですが生じるようになりました。
私は問題を、一つ一つ、真っ当に解決している。
そこに関しては誇りに思います。
決して問題を無視したり、誤魔化したり、逃げるような事はしていない。
度々ブログで書く、悪魔祓い師の加藤好洋さんと言う人物が言う、
「悪魔は人を強くする為に存在している。」と言うのは、まさにその通りだと思います。
純然たる悪意だからこそ、その妨害や負荷を乗り越えた際に、強くなる事が出来る。
そんな感じで切り上げます。
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☆本日の里山の風景☆
田舎の風景を見ていると、本来人間は自給自足に近い形で生きれるのではないかと思うのです。
人間は凄く複雑で間違った方向に進んでしまっているとしか言いようがない。
最も、今現在はそんな事出来ない位に自然環境が荒廃し切っておりますがね・・・。
荒廃した土壌、汚染された地下水など、そう簡単に解決出来ない。
後、山間の景色を見る際、山漆が自生していないかチェックしているのですが、見ないんですよね・・・。
なんで自分の家にはそれがあるのか、理解に苦しみます。