田んぼと畑

2009年05月

という本を読みました。

宇城さん自身の書かれた本は内容がよくわからないものが多いのですが、こちらは弟子の方の書いたものです。

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宇城さんの三戦の構え

一部を抜粋します。

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古伝空手の基本型三戦(サンチン)の構えをしただけで身体が安定し、力が強くなる、眼がキラキラと輝く。背筋を仲ばし、両手を逆ハの宇型に身体の前に構える。
叩かれたり蹴られても、さほど痛みを感じない。つまり、ケガをしにくい状態に変わる。
三戦の構えをしてから誰かを背中におんぶすると、これまた鮮やかな変化を体感できる。
何もせずにおんぶしたときは、ドシッと相手の重みを感じ、自分の足取りも重く感じる。
ところが、パッと三戦の構えをして相手を背負うと、相手が軽く、足取りも軽くなる。思わず、背負ったまま走り出す人もいるほど鮮やかな変化が起こる。しかも、自分の背中と相手の身体がくっついた感じで、両腕で抱える必要もない。両手を前に出したままおんぶして走っても、相手は背中でしっかり安定している。ずり落ちる不安を感じない。これが、「型による変化」だ。

また、口を小さくパッと開いただけで、同様に身体が変化する。例えば、バットを待って構えた野球の打者が、パッと小さく口を開くだけで、後ろから押しても、横から押しても筒単にグラつかなくなる。試しに口を閉じて押してもらえば、わずかな力でグラッとつんのめるし、横からの負荷にはほとんど耐えることができない。これは、「呼吸による変化」だ。

両脚を開いて立ち、両ヒザを深く曲げたスクワットの動作を繰り返してみる。このとき、誰かに後ろに立って、両肩を上から押さえ、負荷をかけてもらう。なかなか膝を伸ばして伸びあがれないくらい、しっかりと押さえてもらう。次に、身体の意識をずっと上(立ち上がった状態)に保って膝を伸ばしてみる。意識を上に置き続けると、相手が両肩を上から押さえる力をモノともせず、その両手をちぎるようにして簡単に屈伸を繰り返せる。これが「意識による変化」だ。

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抜粋終わり

 

最初のサンチンの「型による変化」は、手を下げた状態からヒジを曲げて手を前に出し、手のひらを上に向けて手を軽く握ると、似たような効果が得られます。

2番目の「呼吸による変化」というのは息をする呼吸とは別のもので、息を吐いたり吸ったりせずただパッと口を開くだけで、これは「細胞の呼吸」なのだそうです。

「意識による変化」は、この場合にはただ膝を伸ばすことだけを意識してやれば同様の効果があります。
また向き合った相手に手を押さえつけられたとき、力ずくで腕を持ち上げようとしても上手くいかないのに、このとき押さえられた腕を意識せず相手の襟をつかもうと手を前に出すと、なぜか簡単に払いのけられるのです。

 

また、「胸のライトを照らす」という「ワザ」も紹介されていました。
介護の技で、寝ている人の上体を起こす時に、自分の胸の真ん中に光る水晶玉のようなものがあると想像してその光を相手に当てながら動くと、とても楽にできるというのです。

野球やラグビーでは、ボールに向かって胸のライトを当てながら捕球すると、これまた別人のように安定するのだそうです。

これの効果は手裏剣を打つ時に試してみてビックリしました。
いま一つ調子が出ない時に、胸のライトで的を照らすようにしながら打つと、剣の飛びも力強さも見違えるように良くなったのです。

これは重いものを持ち上げる時にも有効だというのですが、私の場合は「足裏の垂直離陸」の方が慣れもあってやりやすいです。

以前はまっていると書いた「five foot and two, eyes of blue」をとりあえず音符にしてみました。

・・・現在非公開・・・

構成は変奏曲形式で、イントロとコーダを除く中身は、主題と7つの変奏で合せて8つの部分から成り、それぞれが8小節づつで、コード進行は基本的に C・E・A7・A7・D・G7・C・G7 となっています。

手と鍵盤の動きが見えるので正確には耳コピではありませんが、まだ詰めていないところがあります。

 


白人の神様は12人の弟子をお持ちで、したがって白人は12という数字が大好きなんだそうです。
反面、13が嫌いで、アポロ13号も失敗した(ということになっています)。

私が学生のころ、体力の持久力を測るのには12分間に走れる距離を見るのが良い、などと言われて12分間走というのをやらされました。

ところでアポロ計画で月面に降り立ったのは、11号、12号、13がなくて14号、15号、16号、17号のそれぞれ2人ずつ、あわせて12人ということになります。

私が、13号がしくじったことに神秘を感じたり12人が行ったんだなと感激したりもしないのは白人の神様には興味がないからでしょうか。

これだけなら、だまされた!で済まされるかもしれませんが、ナサを信じたばかりに事故で落命された方々は気の毒です。
本当は人工衛星を打ち上げるのがやっとで、トリック写真やSF映像の製作が専門の会社だと知っていたら、もう少し慎重になっていたかも知れません。

何事にも真実を見極める目を持ちたいものです。

稲葉光圀さんの「あなたにもできる - 無農薬有機のイネづくり」によると、田植えの1ヶ月前と田植え直前に耕すことが鉄則とのことでしたので、今が耕し時ということで田んぼに行ってきました。
そうです、今年は耕すことにしたのです。

稲の苗は寒冷紗を持ち上げてくれていると期待していたのですが、寒冷紗は苗箱にへばり付いたままで苗が思いっきり突き抜けていました。

どうしたものかと考えながら寒冷紗を少し持ち上げてみると、寒冷紗は何とか外せそうです。
つまり、とっくりセーターを脱ぐように、2.5葉期の苗の地上部が細かい網の目を通り抜けられそうなのです。
苗の根元が生長で太くなっているので、網目がゆるくなっているようなのです。

しかし好事魔多し、これはしめた、と寒冷紗を一気に外しにかかったものですから最後のほうでは斜めに引っ張ることとなってしまい、苗がちょん切れたりポットから根ごと取れてしまったりして、かなりの数の苗を失ってしまいました。
これが返す返すも残念です。

また、苗は発芽していないものも多く見られましたが、一つには水につかっていなかったためと思われます。

来年に課題を残しました。

その後耕しにかかりましたが、耕運機が何度も泥にはまって、たびたびコンパネのお世話になることになりました。
これは伸びていた草をそのままにして耕運機を回したため、草が絡みついたローターが泥のロールと化してしまい前進力を失ってしまうためと思われます。
何事も、手間を惜しんではならない、ということでしょう。

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ばらく使っている鍬ですが、しょっちゅう水に浸けていたためか取付部付近で柄が折れてしまったので、樫の木で出来た柄と交換しました。

鍬の差込口に合わせて柄を削り、楔を打ち込みます。
ノミを使うのが理にかなっているようなのですが、あいにく手元にあるノミは刃付けがしてありません。
そこでノコギリで成型しました。

慣れない事なので時間がかかりましたが、とりあえず完成しました。

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