2023年09月16日 08:59

↓ランキング参加中=押してください

書道 ブログランキングへ 

 今「ばらかもん」という書道家を主人公にしたテレビドラマが放映されている。私も興味深く観て、面白いとは思うが、その書道家像、主にビジネスとしては実態と乖離している。付け加えると、「書道展」も違う。

 もちろんドラマなんだから、原作者(漫画家)、脚本家、監督の求めるモノ(多分視聴者のイメージに合わせているのだろう)が大きいので仕方がない。以前私も「篆刻家が犯人」のテレビドラマ(サスペンス劇場?)の篆刻監修を行ない、その際「印刀では致命傷を与えられない」とアドバイスしたが聞き入れられなかった(^_^)………つまり、印刀が殺人の凶器となってしまった……残念!

 そういうことで、篆刻家はどういうイメージなのだろう?
 実態は………

 一口に篆刻家と言っても、業態は色々で、刻印のみの方はかなり少数のように感じる。刻印は概ね副業?では無いだろうか。メインは、篆刻指導者で、大学などの教育現場から街の篆刻教室(篆刻オンリーは少数派ー書道教室が多い)といった具合だ。一番安定しているのは大学教授で、篆刻家として盤石なスタイルだと思う。まあ、刻印も篆刻指導者も副業として考えれば、これも又盤石であると思うが……副業として盤石はチョット寂しい

 最近頂いた招待券……私も篆刻技術を磨かないといけないな〜
IMG_4785



2023年09月11日 11:38

↓ランキング参加中=押してください

書道 ブログランキングへ 
 このところ、展覧会作品の制作に追われている。

 11月上旬 一瀾書道会役員展 竹橋
 11月中旬 書研印社篆刻展(私の社中展) 吉祥寺
  1月上旬 毎日書道会新春展 銀座 
       印材展示 4顆出品予定
  2月上旬 芳林書展 県民ホール
  2月中旬 神奈川県代表書家展 桜木町
       断ればよかったのだが、習慣で承諾のハガキを昨日投函してしまった。残念(^_^)
       一昔前までは、こういうお付き合いは欠かさないというのが書道界ルールだったのだが、昨今は違ってきてるようで…………主催者側になると困るけど、一般出品者側としては気楽になってきた^_^
  3月中旬 毎日書道会かながわ巡回展 そごう美術館
       印材展示 これは1顆のつもりだが?
5か月間で、展覧会篆刻を9顆ーー私のような寡作篆刻家には荷が重いし、また、大型印材が増えて家族に嫌がれるね〜^_^

IMG_4762


2023年09月03日 06:30

↓ランキング参加中=押してください

書道 ブログランキングへ 
第7回毎日展篆刻会展
会期 令和5年8月26日(土曜日)〜10月22日(日曜日)
<会期中の休館日>
 月曜日(祝日の場合その翌日)
 9月19日(火曜日)〜22日(金曜日
会場 篆刻美術館
毎日書道展篆刻部の審査会員、会員及び第74回毎日書道展受賞者の作品を展示
★作品集も販売されていると思いますので、宜しければご購入ください。
↓クリックで拡大
IMG_4724

詳細は下記篆刻美術館リンクで
https://www.city.ibaraki-koga.lg.jp/soshiki/tenkoku/thema/569.html

小生出品作品 胡蝶之夢 9✖️9cm ↓クリックで拡大
IMG_4725

2023年08月22日 08:43

篆刻教室の詳細ご案内はこちらから 

↓ランキング参加中=押してください

書道 ブログランキングへ 

新宿・大久保(新宿キョー和の横)
吉永隆山篆刻教室 キョー和そば














第2、第4土曜日<10時〜 または11時半〜>
8月12日、26日
9月9日、23日
9月30日(土)10時〜13時 社中展練成会ーー参加希望者は予約し、10時集合開始で

横浜A(弘明寺または上大岡、杉田)  
第1、第3日曜日<10時〜 >
8月6、20日(弘明寺)
9月3、17日(弘明寺)ーー9月は休講予定(13、27日19時〜に振替)

横浜B(弘明寺)
第2、第4水曜日<14時〜>
8月23日
9月13日、27日 <19時からも有り>

通信締切日(原則金曜日です。当日まで到着するように投函のこと!……普通郵便の土曜日配達は無いので注意!
8月1回目=10日(木)、 2回目=25日(金)
9月1回目= 8日(金)、 2回目=22日(金)

上記締切日以降到着の場合、添削返送がかなり遅れることがありますのでご承知おきください。

吉永隆山カルチャーセンター出講<詳細は各カルチャーセンターへ>
コミュニティクラブたまがわ(玉川高島屋) 「はじめての篆刻
 第3水曜日14:00〜 休講中

篆刻(てん刻)1回体験講座 随時 ご案内はこちら
 体験で1文字印を刻り、お持ち帰りいただきます。


書研印社会員、コミュニティクラブたまがわ生徒さんへ
ーー詳細、プライベートモードで 
プライベートモードのパスワードは吉永まで・・・・

プライベートモード掲載内容
短期間で削除することもありますので、適時チェックのこと!!

★「2023年競刻年間課題
摸刻課題に関して
マジック転写=この程度の出来は必要(2015.4.12)
★吉永字入れ風景・・・
★「字入れ」について
★篆書勉強について
★大型印製材について#面取り #試し刻 #最低1角は印矩に合うように製材

「続き」プライベートモード=パスワード必要です!
新パスワードは会報2020.6月号参照 または メールにてお問いあわせ下さい吉永
↓ ↓続きを読む

2023年08月17日 07:00

↓ランキング参加中=押してください

書道 ブログランキングへ
 今年の暑さは特に異常ですね〜 この暑さ、まだまだ続く予報です(^_^)

 ただでさえ難しい「印泥の管理、コンディション維持」特に夏の時期は厳しい。「ベタベタ」度が増す。これは印泥の溶剤が油(ひまし油)であることに起因する。

印泥の3主成分
<顔料(朱) 油(ひまし油) 植物繊維(モグサ)>

 科学的な話からーーひまし油は、融点(固体→液体)がマイナス22°C(ちなみに水は0°C)で広い温度域で高い流動性が特徴。そして、その粘度の温度依存性(液体の粘度は温度が上昇すると低下=軟らかくなる=ベタベタ度が増す)のデータは下記。
0°C 7390
20°C 1062
35°C 333.6
20°Cと35°Cとの比較では、ベタベタ度が3倍になる!ので、印泥は温度管理が最重要ということがわかる。

 この対策で冷蔵庫に入れる方も居ると(冷蔵室で3〜5°C程度)聞くが、たしかに粘度は増すが、この冷蔵庫使用は、後述のようにかえって印泥をダメにしているかもしれない?
ーー冷蔵室の室温との温度差は、25°C程度、出して使用する際に温度差で結露し、水分を加えたことになり、腐敗の原因になるように思うのだが・・・印泥は、人間が生活する普通の室温、湿度であれば腐ることは無いし、冷房もあるのだから、過度に冷やす必然性は無い。印泥の説明書に冷暗所保管と書いてあるが、この意味は、「直射日光があたる場所や発熱物のそばの保管はダメ」ということで、この「冷」に反応→冷蔵庫は過激である。「冷」→冷房と考えると良い。

 つまり、暑い時期は、人間が耐えられる環境(例えば陽の当たる場所で無防備に居れば人間も熱中症になる)に保管し、使う時は快適と感じる環境(温度、湿度)に一定時間適応させ(なじませ)、そして使う=押捺することだろう。
 説明書にも書いてあるが、時々添付のヘラでかき混ぜることもやった方が良いね〜

印泥 高式熊 など 吉永隆山

実用的肉地↓ タッパーを逆さまに使う。趣は無いが……印材とぶつかっても欠けない。
ネジ缶2

2023年08月08日 07:00

↓ランキング参加中=押してください

書道 ブログランキングへ

 一昨年に篆業(篆刻家)50年の展覧会を開いたのを機に、断捨離ということで展覧会印材を捨てたり、印面を磨って再利用したりしている。

 このところ、緑色の青田石を再利用しているのだが、これは手強い。若い時には力任せに刻ったのだろうが、必ず石英点がある。これを避けて字入れするのだが、思ったように避けられない。

 あと、この時期(今もそうかも知れないが、最近この手の青田石は買ったことが無いので分からない)の青田石は多分採掘時にダイナマイトを使っているので、ヒビが縦横に入っていて、思わぬ欠けが出来る。当然、そういう偶然性の面白さも是としなければならないが…………

↓ヒビ多いですね〜これは極端な例なのかな?
赤鉛筆部分は石英点ーこれは印刀では無理 ダイヤモンドビットのルーターで削る^_^
IMG_4673

2023年07月31日 07:00

↓ランキング参加中=押してください

書道 ブログランキングへ 

 昨日、ようやく「新国立美術館」のほうへ行きました。がーーー暑い 自分の作品を確認
 9室(運営委員) です クリックで拡大↓
10713808-9C1A-4E8E-83F6-50A9E72251B7

 篆刻部、一瀾書道会の先生方、門人入賞作品などなど、1時間以上歩き回り一応全館制覇。疲れた^_^

 役員篆刻作品は2顆(以上)作品がほとんどだ。壁面展示なので、そのボリュームによる効果を狙っているのだろう。私も効果を意識しないでは無いのだが、大型印をいくつも同時に刻る習慣が無い=どうしても複数出品すると注意力が落ち危険なので、1顆出品になってしまう。良く言えば「一顆入魂」^_^ 結構、審査会員にも誤字が有るようだ(^_^)

 さて、先日通知が来ていたが、来年の毎日新春展のメンバーに選ばれたようだ。この展覧会は正月4日からで清々しいし、ケース内の印材展示なので、その塩梅なども又愉しい。
 あとこちらは、容積が限られているので、せいぜい2寸角が最大サイズ→このくらいの大きさは私でも、いくつでも刻れるのでそれも良い^_^

2023年07月26日 09:36

↓ランキング参加中=押してください

書道 ブログランキングへ 

 昨年、一昨年と2回連続で、私の地元横浜上大岡で開催しました社中展「書研印社篆刻展」ですが、今年は第1、2、4、5回展と4回開催した吉祥寺で開催いたします。記録を調べると2019年にここで第5回展を開催してますのでコロナ前のことですね〜

概要としては

第8回書研印社篆刻展
会期:11月17日(金)〜19日(日)
会場:ギャラリー会 吉祥寺 https://gallery-kai.jp/
テーマ:吉語<おめでたい言葉
 ギャラリー敷地の「おこわ米八本店」さんの
祝や米八」と、地名の「吉祥寺」にちなみ^_^

 由緒ある蔵を改装した雰囲気が良いギャラリーで、井の頭公園入口横です。今年は、季節の移ろいが早いので、上手く行けば井の頭公園の紅葉もお楽しみいただけるかな?と考えています^_^

2019年の第5回展スナップ
第5回書研印社篆刻展 入口お花

第5回書研印社篆刻展 ギャラリー入口

第5回書研印社篆刻展 吉永隆山陶印「壽」


2023年07月20日 10:22

↓ランキング参加中=押してください

書道 ブログランキングへ 

 連日、暑いですね〜今日は、ちょっと涼しく感じますがーー
 第74回毎日書道展、六本木の新国立美術館のほうは始まってます。暑くてまだ行ってませんが(^_^)
 上野の東京都美術館の東京展公募展示のほうも、昨日19日の午後から始まっています。社中の一般入選作品15点展示されているようです。暑いのですが、何とか観に行きます。あと、社中受賞作品の展示は、新国立美術館で7月26日〜8月6日までになります。秀作賞板倉云隆、佳作賞菊地山蒼

 私の作品、新国立美術館の9室(第74回毎日書道展運営委員)に展示されてるはずです^_^ 8月6日まで展示されますので、涼しい折にでもご覧下さい。

 胡蝶之夢(荘子) 9cm✖️9cm
 大きい印材に刻ってみました。大きい印材は捺すのが一苦労です。2〜3度捺しですが、まだちょっとうすいかも^_^ 印泥は高式熊珍品
IMG_4657

2023年07月18日 21:04

↓ランキング参加中=押してください

書道 ブログランキングへ 
 コロナ流行前に作った「教室案内リーフレット」が無くなってしまったので、増刷しようと考えている。教室が新宿キョー和の隣りのビルB1で、ビルオーナーは共通なので入口階段のところに置いてもらっている。コロナ禍中は、配布を止めていたが、コロナも一段落なので置き始めると無くなってしまった。
 まあ、内容も古くなったので改訂も必要かな?
吉永隆山篆刻教室 リーフレット

記事検索
ギャラリー
  • 篆刻家 イメージは
  • 展覧会が多くて
  • 第7回毎日展篆刻会展 古河篆刻美術館にて10月22日まで開催中
  • 第7回毎日展篆刻会展 古河篆刻美術館にて10月22日まで開催中
  • 吉永隆山篆刻教室 稽古日スケジュール
  • 暑い!毎年恒例「印泥の管理」熱中症にさせないように
livedoor プロフィール

吉永隆山

Archives