2009年01月21日

千年弘高の‘圧力’

千年弘高、その爆発的な歌声はどこから出ているのか…。
歌っている地声が、マイクを通してスピーカーから出る音量を凌駕する程の声量。そんなイメージ…。その迫力は聞く者の身体を震わす。
その声に彼の独特なビブラートが重なると、彼の歌の世界に没頭せざるを得ない程のパワーを持っている。
きっと歌い潰したのであろうそのハスキーな声は、MCで某かを喋っていても妙な寡黙さを感じさせる。露骨でありながら繊細な歌の表現はただただ力業(ちからわざ)の歌うたいではない事を物語っている。

千年弘高歌声一つで聞く者の身体ごと吹き飛ばしてしまいそうな程の音圧は、聞く者の心に沈むそれぞれの‘うやむや’さえ吹き飛ばしてしまいそう…。
ギター一本とその声でここまで厚みのあるステージをかませるアーティストはそうそういない。
生のライブでしか体感出来ない、生のライブだからこそ体感出来る感動が彼のステージにはあります。
バンドではなく、1人でステージに立っているからこそ感じるその音の迫力を体感して下さい。

次回のライブは、1/27(火)渋谷アピアにて。
次回天窓での出演は3/5(木)です。(北斗)

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