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日常生活で何気なく使っている敬語。

ちょっとした間違いが、ミスコミュニケーションにつながることも。
笑って誤魔化せるうちに見直してみましょう。

前回の「間違えやすい10の敬語:その1」に引き続き、その2をご紹介します。



間違えやすい10の敬語:その2



1:○○様がおいでになられました

来客を報告するときに、「○○様がおいでになられました」といってしまうのは、過剰な敬語。

「お・・・になる」は、正しい尊敬表現。
「お・・・になられる」は、二重敬語のため間違い。

「おいでになりました」「お越しになりました」「お見えになりました」と言いましょう。


2:あちらで伺ってください

あちら

「伺う」は謙譲語です。「聞く」「尋ねる」の尊敬語を使うべきですから、
「あちらでお聞きください(お聞きになってください)。」もしくは、「あちらでお尋ねください」が正しい表現です。


3:○○社長が申されました

「言う」の謙譲語「申す」と敬語表現「された」がまざったパターン。
目上の人が言っていたことを尊敬語で言うときには、「○○社長がおっしゃいました」が正解。


4:どうぞいただいてください


どうぞ

「食べる」の尊敬語は「召し上がる」。
「いただく」は謙譲語にあたりますので、「どうぞお召し上がりください」が正解。


5:こちらからお願いして、手伝ってくださることに

「~いただく」と「~くださる」も間違えやすい敬語。

「~いただく」は「~もらう」の謙譲語で、こちらから相手に依頼した場合に使います。
「~くださる」は「与える」「~くれる」の尊敬語で、相手がこちらに対して自発的にやってくれた場合に使い、尊敬や感謝の気持ちも含まれます。

一見すると、相手の行動なので間違ってないように見えますが、この場合お願いして相手にやってもらっているので、「手伝っていただけることに」が正解。


6:~させていただきます

へりくだった言い方ですが、何でもかんでもへりくだると、くどいようにもとられてしまいますので、使い分けるようにしましょう。

(例「送付させていただきます」→「お送りいたします」)

また、「買わさせていただきます」や「やらさせていただきます」のように、「さ」を変形させずに使っている人も、ご注意を。



7:どちら様でしょうか?

だれ

「様」がついていて、言葉としては丁寧な印象がありますが、きつい印象を与えてしまいます。

来訪者や電話の先にいる人が、どのような立場の人かわからないので、「恐れ入りますが」を先に付け加えるか、「お名前をお聞かせいただけますでしょうか?(頂戴できますか)」としたほうがどのような人にも柔らかいイメージで伝わります。


8:お体をご自愛くださいませ


ご自愛

「自愛」という言葉には「体を大事にする」という意味が含まれます。
「お体を」とすると重複表現となってしまいますので、「どうぞご自愛くださいませ」が正しい表現となります。


9:○○社長様、○○社長殿


社長

「社長」や「部長」には敬称が含まれますので、「○○社長」でOK。
どうしても様をつけたい場合は、「社長の○○様」とするとよいでしょう。

「殿」は目下の人に対する(上から目線な)敬称と言われていますので、あまり使わないほうがいいでしょう。
一般的には官公庁自治体などの書面上で使われています。


10:○○ご担当者様各位、ご担当各位様

複数の人宛への文書に使う「各位」。
「各位」は「みなさま」という意味の敬称で、「様」が含まれていますので、このままだと「ご担当者様様」ということになってしまいます。
「ご担当各位」もしくは「ご担当者様」と書きましょう。

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普段からよく聞く・使われるフレーズを集めてみましたが、皆さんはどのくらい正しく使えているでしょうか。

次回もよく使われるパターンでご紹介してみたいと思います。