昨日に続き、今日は建長寺でよく間違われること。


龍王殿裏の蘸碧池(さんぺきいけ) です。
今日の写真、紅葉も終盤ですね

この庭は約760年前に開山蘭渓道隆和尚が作庭したものです。

ところが、ほんの10数年程前までは「夢窓国師の庭」とされていました。 

それが建長寺の公式の見解でしたので、その当時に発行されたパンフレットやガイドブックにも夢窓国師の庭と記載されていたと思います。 

夢窓国師については長くなるので書きませんが、山梨では塩山の恵林寺、私が育った永泰寺などを開山、京都の大本山も開いた有名な和尚です。



先日、拝観受付にいると古ーーいガイドブックを片手にしたおばちゃまが質問してきました。

「国士無双の庭はどこですか?」

あー かなり古い情報で拝観に来たんだなあ。それにしても夢窓国師が国士無双って・・・・それマージャンの役満だよ・・・・よく間違われるけどね


「夢窓国師作と言われていた庭は誤りでして、開山の蘭渓道隆作なんですよ。」

とさりげなく役満を訂正してあげましたが、

「なんだあ、国士無双の庭じゃないんですかぁ、だってほら(ガイドブック開いて見せながら)国士無双の庭って載ってるでしょ?」


んーーだから夢窓国師ね
国士無双の庭とは載ってなーーい。
このおばちゃん、かなりマージャン好きなんだなぁ…きっと


うちの受付職員
「蘭渓道隆のお庭は方丈の裏ですよ。このまま奥までお進みください。」

よくある普通の質問なの?上手に訂正して誘導してました。
うん、さすがに慣れてる