蕎麦打ち教室の第八回。

頂上はまだまだ果てしなく遠いですが、少しずつ登っていけている実感はあります。

3月はお彼岸もあるし2回行くのは厳しいかもしれないけど、最低でも1回は打ちに行きたい。



江戸ソバリエ神奈川の会の会員さんが、栖雲寺に蕎麦打ち道具を寄付してくれることになりました。

蕎麦教室終了後、先生と一緒に建長寺からもほど近い横浜市のその方のお宅へ行きました。

たくさんの道具をお持ちで、その中から何点もくださいました。

教室の先生も私も
「こんなにいい物をもらったら申し訳ない。」

と遠慮したのですが、

「栖雲寺のあの庫裏で打つのに変な道具だったらみっともないから。ちゃんとしたの持ってって。」

と、のし棒もこね鉢も包丁も切り板も台も、とにかくどれも上等な物を頂戴しました。

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しっかりした作りでとても重たい。

一緒に行っていただく物を選んでくれた先生の話しをまとめると、新品で買えば総額20万円くらいになりそうな高価なものばかり。

初心者入門セット19,800円くらいのものを想像しておりましたので、その10倍、プロの職人さんが使うような道具に、持つ手も震えました。

「とにかくこれで打ってみてください。」

「ありがとうございます。がんばります

栖雲寺と私のためにここまでしてくれる方がいる。真剣に学んで大切に使わないと申し訳ない。気を引き締めてまた蕎麦打ちの修業をがんばります。

新緑の頃にはお寺で打てるかな…